5月9日 (金)  『一生懸命』幻の議員日記 第129弾! 2008.5.9   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第129弾! 2008.5.9   たかやん

25日
六中の体育祭は今月の25日にあるらしい。そして五中の中間テストは26日から・・・・六中の体育祭には行きたいし、中間テストの前なのだから五中の子達の勉強は見てあげたいし・・・困ったねえ。どうすっぺ。

体育祭
この間、かつての五中応援団長が我が家に来て嘆いていた。「たかやん、五中はいつから白じゃなくて黄組になったの?」「紅白でしょう・・・赤は残っているのに、何で白がないの。俺はどうすればいいのさ。」五中は創立当時から紅白二色の色別対抗と学級対抗の組み合わせの体育祭だった。

応援団
体育祭の主役はなんと言っても応援団だった。紅白の応援団は応援合戦は勿論、全ての競技に燃えたし、学校のリーダーとなって団結していた。普段はやんちゃな生徒とやんちゃな教師?が応援団をやることが多かったなあ・・。体育祭が終わると不思議なことに、やんちゃ坊主達は大人しくなり、教師集団との間に信頼関係ができて、涙の合唱コンクール、受験、そして卒業式へと時が流れるのが当たり前になっていた。

紅白
面白かったのは職員室の雰囲気だ。体育祭の二週間ぐらい前になると、職員室も紅白二色に別れるのだ。お互いに作戦会議が秘密に持たれ、みんなハチマキをして授業へ行く・・・五中というのはそういう学校だった。

騎馬戦
ある時、予行演習で騎馬戦の大将同士が激突し、赤の大将が鼻骨を骨折したことがあった。ところがその紅団の大将はギブスをした状態で本番に参加したのだ。流石五中の剣道部!とみんな拍手したっけ。騎馬戦はみんなが本気だった。3年生の男子は勿論、女の子達もお母さん達も一番楽しみにしていたんじゃあないかなあ。

棒倒し
そして棒倒し。怪我人がでるのは当たり前で、今のように怪我をしたらどうしよう・・・という軟弱な考え方はなかった。(あったけど無視したのかも知れない)兎に角、子ども達が燃えるのだから、この競技も必須だった。紅白の二色対抗だと勝ち負けがはっきりしていい。

青竹争奪戦
これも石神井高校の競技にあったものを拝借して五中で始めた競技だ。男は騎馬戦と棒倒しで燃え、女は青竹争奪戦でエキサイトする。これも怪我人続出。でも、彼女達の涙と笑顔を忘れることはできない。

綱引き
学級対抗の綱引きは六中が先だった。予行演習までに予選を行い、本番では決勝のみを行う。これまたクラスの団結を強めるのには最高の競技だった。担任が参加するのも当たり前だったなあ・・・。

校歌
五中の1000人の校歌も六中の900人の校歌も忘れることはできない。校庭が揺れるくらいの歌声は、応援団や運動部の練習の賜物でもあったが、全校生徒が絶叫したことも確かなことだ。そして先生達も歌いながら、一緒に泣いたっけ・・・。体育祭は教師と生徒が一体化する不思議な時間が流れていたのだ。学校が一つになって、教師も生徒も必死になることが「かっこいい」と気付く。そんな体育祭がある限り、学校が荒れることはない。
「体育祭は大チャンス でも間違えると 大ピンチ」
教師と生徒が必死になって努力して作った体育祭を見たい。
http://www.takayan-world.com/cheeringparty/     たかやん