6月14日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第165弾! 2008.6.14(土)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第165弾! 2008.6.14(土)   たかやん

休日議会
持っていくものが余りにも多かったので、今朝は歩いていくのを断念した。不思議だなあ・・・歩いていると時間を気にしないのに、乗り物のスピードが速ければ速いほど、時間が気になるのだ。

休日議会
土曜議会ということもあり、傍聴席はいつもと比べ物にならないくらい一杯だった。最初の質問は森田さん。市長与党の代表といった質問だったので、笑ってしまった。選挙前だからねえ・・・。

2時間
「午前中一杯はやってくださいよ。」と大佑議員に言われたので、「大丈夫、まかしといて!」と言っておいた。僕の質問が始まったのは10時過ぎ。そして終わったのが12時過ぎ。たっぷり2時間の一般質問だった。

新座の学校は人気がない!
今日の質問はその一言から始まった。新座の学校は人気がない。中学校の先生も小学校の先生も他市の先生達も口を揃えて言っている。僕が言っているのではない。先生達が言っているのだ。僕は新座の学校が大好きだ。ずっと21年間好きで生きてきた。その気持ちは誰にも負けない。きっと教育長の1000倍以上、新座の学校に誇りを持ち、そして愛情を持っていると思う。その新座の学校が「人気がない」。一度も他市に異動希望を出したことの無い僕には信じられない気持ちなのだ。
金子教育長は「635人の教職員の名誉の為に言っておきますが、人気がないなどということは決してありません。」と吼えていたが、名誉の対象が違うと思う。新座の先生達が人気がないとは言ってないではないか・・・。僕は新座の学校が人気がない!と言った。つまり先生方は「被害者」なのである。人気がない、働き甲斐のない、神経を使う学校で毎日、一生懸命頑張っているのだから・・・・。僕が言いたいのは、そういうことなのだ。635人の新座市の教職員達は、皆必死に働いている。懸命に生きている。しかし、それを認めてもらえてない。そんなところに異動したいという先生達はいないだろう。新座から他市へ出て、「戻ってきたい!」と言った人を僕は知らない。会社で働く人たちを想像して欲しい。働く人たちが「大変だよ」「きついよ」「行きたくないけど、子供達のために休めない!」そんな会社に誰が行きたいと思うだろうか。それを働く人が悪いと思う人がいるだろうか。635人の先生達の名誉の為に、僕が言おう。「新座には素敵な先生達がたくさんいます!力のある先生達がたくさんいます。でも、力が発揮できない状態でいます!」と。

保谷・朝霞線
どうやら保谷・朝霞線は必要の無い道路のようだ。今日の質問でそれを確信した。必要だから作るのではない。須田市長に言わせると「作ると決めたから作るのだ」。そこには住民のことなど、これっぽっちも考えない行政の傲慢さがある。「道路は止めてはいけないです!」という市長の言葉がそれを表している。54億かけて作る東久留米・志木線も水道道路で行き止まり。この保谷・朝霞線だって、産業道路で行き止まりではないか。

東京の調査と埼玉の調査
東京都の予想では調布・保谷線の県境の交通量は1万台/日となっている。放射7号に吸収されるから県境まではそれほどの車は来ない。そういう判断である。一方で埼玉県(新座市)の予想は3万台。同じ道路で2万台もの差があるのである。こんなインチキはないだろう。交通予測がいかにいい加減なものかということが分かる。しかも、新座市の予想では県境3万台なのが産業道路で1万台になっている。県道に2万台流れるとでもいうのだろうか・・・・。要するに4車線にする為に「3万台」通るという予想を立てたのである。予想して4車線にするのではなく、4車線にする為に「3万台」にしたのだ。日本の役人はこういう方法で日本全国に要らない道路を作ってきた。世界で日本だけが道路延長率が突出している理由である。
1キロ平方キロ当たりの道路の長さ。
カナダ      0.14キロ
アメリカ     0.66
ニュジーランド  0.34
韓国       0.87
スウェーデン   0.47
スペイン     0.13
ドイツ      0.64
イタリア     1.59
スイス      1.72
イギリス     1.53
日本       3.14
道路特定財源というのはこういう風に使われてきたのだ。人々のために道路を作ってきた分けではない。人々の為に使うお金を道路にしてしまったのだ。その典型が今の新座市政である。今から10年もかかってできるか、できないかという道路に100億円。この気違いじみた発想を変えない限り、日本に未来はないと思う。

それよりも何よりも・・・
野寺・道場の住民達の気持ちを全く考えない行政に唖然としたのである。27Mの4車線道路は騒音・排気ガス・振動そして生活道路の分断と数え切れないほどのマイナス要素を住民に半永久的に負わせる。閑静な住宅街に何十年も住んできた住民の心を考えられない県知事や市長は大事なものを失ってしまったのだ。石原都知事が36M道路を作ったからって、それに合わせる馬鹿がどこにいるのだ。金持ちの東京に貧乏な埼玉や新座市が張り合ってどうする。須田市長は後期高齢者医療制度の質問の時に名言を吐いた。
「誰が払うんだ!市民の皆さんが払うんだ!」と。僕ら市民は自分達の血税が道路などよりもお年より達の為に使われることを望んでいる。だって、僕らは彼らによって育てられて、ここまで成長してきたのだから・・・。上田知事も須田市長も日本人の大事な心を失ってしまったようだ。「お年寄りを敬う」という当たり前の心を。
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