6月4日 (水)  『一生懸命』幻の議員日記 第155弾! 2008.6.4   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第155弾! 2008.6.4   たかやん

自殺の話
小学生に自殺の話をして、学校が謝罪した話が新聞に載っていた。「なんでだろう・・・何が問題なんだろう・・・」と不思議でしょうがない。僕も理科の授業で、随分「自殺の方法」を教えたけれど、誰も死にはしなかった。死んだらどうなるのか、詳しく教えることで、子供達は逆に死にたくないと思うのではないだろうか。
「睡眠薬なんかで死んでみな・・・後が大変なんだぜ。布団がうんことおしっこにまみれるんだから・・・」「ゲーッ!」「そりゃあそうだよ。死んだら、穴という穴がひらくんだから・・・・」「うそ・・・」
「俺が26の時に親父が死んだんだ・・・10月だったけど暑くてね。お棺に入れようと持ち上げたらさ、ズルって指がはいっちゃって・・・腐ってきてたんだよなあ・・・」「えーっ!」「親父の体じゃなかったら、きっと手を離してたと思うな。」「だって、ズルって入ったんだぜ、ズルっと・・・」「うわーっ!」
「この間さ、ビルの上から人が落ちてきてさ・・・脳みそが出てるんだよ。」「嘘!」「お前達、脳みその色、何色だか知ってるか?」「知らない・・・」「綺麗なピンク色だったなあ・・・」「目玉も飛び出ててさ・・・・」「ギャーッ!」
子供に自殺の話をしたくらいで文句をいう親も馬鹿なら、それをまともに受けて、謝る学校も学校だ。そして、そのことを新聞に載せて騒ぐメディアもおかしい。と、僕は思うのですがね・・・みなさんはどうです?

学級通信
『一生懸命』という学級通信を僕は11年間、毎日発行していた。学校での出来事は勿論、家でのことも何でも書いた。昔の校長達はチェックをする、という言葉を知らなかったらしい。僕の通信のファンだった校長は校長室で読みながら、ゲラゲラ笑い、そして時には泣いていた。多分、その校長は自分でも昔、学級通信を書いていたのだと思う。
最近は、学校で出す文章はみな校長がチェックするという話も聞く。僕もやめる間際には「勝手に書くな!」と怒られたことがあった。書いたことのない校長に言われたくはないから、勿論無視して書き続けた。国語力のある校長がチェックするならいいが、センスのない校長にチェックされたら堪らない。校長より国語力がある教師などいくらでもいるものだ。校長は個性的な「学級通信」を応援するべきだ。何でもチェックでは息がつまり、書きたい文章も書けなくなってしまう。生き生きとした子供達の姿が見えなくなってしまう。親も子供達もそういう通信を望んでいるのだから・・・。
小中学校のホームページを見ながらそんなことを考えた一日だった。子供達の姿が見えてこなければ、HPを見る気はしない。
「個人情報保護」という名目で何も書かないのでは、学校が死んでしまう。学校というところは、子供達に「書く」ことのすばらしさを教えるところなのだ。違いますか?
http://www.takayan-world.com/cheeringparty/      たかやん