7月22日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第203弾! 2008.7.22(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第203弾! 2008.7.22(火)   たかやん


マジックに「行ってきまーす!」と、言ってルカの家を出たのが11時15分。琴似の駅までは車で15分。「途中でコンビニに寄って!」とルカに言うと「もっと早く言ってよ。もっと早く出られたでしょ!」と怒る。「だって電車は48分発だろ?全然間に合うじゃん」「もう・・・寄るところがないっていうからこの時間にしたのに・・」我が家のひとみもそうだが、女性は時間を焦る傾向がある。
外は雨。どうやら今日一日雨らしい。琴似駅は大きなイトーヨーカ堂があり、びっくりするほど変わっていた。「お腹空いた」と空。「あたしも」とママ。駅のホームのベンチで「東京バナナ」を食べる二人。倶知安に着くのは13時半だから、正解かも知れない。


電車の中から海が見えた。小樽の海・・・商大戦で何度も来た街はやっぱり懐かしい。小樽の海も山も、何もかもが懐かしい・・。

原発
12時20分。小樽発。4人掛けの席が空いてなくて、空・ママと少し離れた席に座った。ウォークマンで英会話と思っていたのだが、前の人が良さそうな人だったので、「どちらまで?」と声をかけた。毛利さんというその男性は「泊原発の3号機」を造る仕事をしているという。そこから僕の質問攻めが始まった。日本の食糧問題とエネルギー問題はこれから避けては通れない大問題だからだ。毛利さんは制御システム担当ということで、僕は色々なことを毛利さんから学んだ。北大のテニスマンと神戸大のテニスマンは意気投合し、1時間語りに語ったのだった。

倶知安
駅には4年ぶりの藤峰が待っていてくれた。「おっきくなったねえ。びっくりしたぁー」空をみて感動する。それから僕らは比羅夫の街へ。そこは外国人に買い占められた日本の街だった。「地価上昇率が日本一だったんだよねえ」と藤峰。

風呂饅頭
ラミーナには4年前と全く変わらない明美ちゃん(藤峰の奥さん)とあずさちゃん(娘)、そして舞子ちゃん(あずさちゃんのお友達)が待っていてくれた。僕らは明美ちゃんを残してソフトクリームを食べに・・・「風呂饅頭へ行こうよ!」とあずさ。(なんで若い女の子が饅頭なんか食べるのかなあ・・・)ところが着いたところは「フロマージュ」どうやらフランス語で「チーズ」のことらしく・・・僕らは大笑いしたのだった。

豪華
夕食は超豪華だった。タラバガニ・ウニ・海老・ホタテ・サーモン・煮魚・グラタン・サラダ・・・食べきれないほどの新鮮な魚介類がテーブルに並べられ・・・僕らは再会を祝して乾杯したのだった。

コンサート
いつもは大忙しのラミーナだが、今日は僕らだけという奇跡的なことが起こり・・・7時に始まった食事は11時半まで続き、僕らは語って、歌って、語って、歌っての楽しい時間を過ごした。二人でギターを弾いて歌うのは何年ぶりだっただろう。藤峰があんなに歌がうまいとは知らなかった。

寒い
ラミーナにエアコンはない。寒いのだ。僕は今、長袖でこれを書いている。天然のエアコンという訳だ。おお寒い!         たかやん