7月25日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第206弾! 2008.7.25(金)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第206弾! 2008.7.25(金)   たかやん

朝からテニス
「行くわよー!」と朝から元気のいいルカ。空もマジックも7時過ぎには車に乗った。公園のアスファルトのコートは7時半には開くのだそうだ。そう、料金はただ。芝と遊具で溢れた公園のコートがただ。札幌に住みたくなってくる。

ハーフセット
暫く練習した後、試合をすることに・・・。「ハーフセットにしよう!」と、ルカ。「1セットにしようよ」と僕。「6−0で負けたくないからハーフ」と訳の分からないことを言うルカ。どうやら負けず嫌いらしい・・・。

たかむらVSはせだ
最初の試合はミックス。ルカは週5日テニスをしているらしく、茂男君の週1の5倍。しかし、動きは50過ぎのおばちゃんな訳で・・・あっさりと僕らが6−0で勝ったのだった。問題は次の僕・茂男VSひとみ・ルカという戦い。3−1でリードして僕のサーブ。楽勝かと思ったところで、おじさん二人がコートへ。ルカがまた「ハーフセットね」といい始め、直ぐに終わったら可哀そうかなと手を抜いたら2−3に。そしてひとみのサーブをキープされ・・・3−3で茂男のサーブ。これを落として3−4・・・・一度は握手したのだが、空とブランコで遊び、マジックを散歩させ、おじさん達が疲れて休んだ隙に再び僕ら4人がコートに入って、「1セットの続きやろうぜ!」と3−4から再開したのだ。しかし3−5になり、「絶対負けられないぞ!」と僕。「ですねえ」と茂男。そこからは勝ちに焦ったルカ・ひとみのミスに助けられて、僕らは勝ったのだった。ほっ。

フィールドアスレチック
テニスの後は空のお気に入りの公園へ。そこにも色んな遊具が置いてあり・・・空は登ったり、渡ったり、滑ったり・・・「パパも一緒!」と僕を誘って、大騒ぎの1時間だった。

ブランチ
そらから僕らは茂男家でブランチ。初めて5人揃っての和食は本当に美味しかった。(ルカは僕らの為に、朝ごはんは和食にしてくれたが、自分達はいつもパンだったのだ。)

クロネコ
それから僕と茂男はコンビニへ。クロネコさんにバッグをお願いしたのだが、行きより安い料金だったのでビックリした。

千歳
空港までは茂男君とルカの二人が車で送ってくれた。本当にお世話になりっぱなし。貧乏な僕らの二年に一度の「贅沢な夏休み」は彼ら二人がいなかったら実現はしない。また2年後にも全員元気で再会できるといい。空は7歳。小学校2年生、僕らは56歳か・・・・。

離陸
ANAを信じてはいたけれど、離陸の時は三人で手を握っていた。無事離陸して雲の上にでてからも、窓際にいた空は「恐いから窓を閉める」と言う。「じゃあ、真ん中の席に座りなよ」とママが窓際の席に。空は僕のノートでお絵かきを始めた。

羽田
東京の暑さは予想以上だった。体がねっとりするような感じの暑さで、札幌の暑さとは比較にならない・・・。バスに乗って所沢か大泉学園という手も考えたのだが、料金・時間を考えると、やはり電車。空が「モノレールに乗ってみたい」というので浜松町までモノレールに乗った。

留守番
我が家は綺麗に片付いていたし、心配するようなことは何もなかった。留守番していてくれた亮に感謝である。

夏休み
こうして今年の夏休みは終わった。これからは、毎日「塾」があり、そして他の仕事がある。選挙以上にお金がかかったので、これから2年間は節約しないといけない。貧乏な僕がこの8泊9日の北海道旅行が出来たのは、「友達」と「時間」があったから・・・・。教員時代は今よりお金があったが、「時間」が全くなかった。毎日の授業に土日のテニス。そして夏休みも冬休みも「テニス」「テニス」「テニス」の毎日だった。それでも子供たちと一緒に「日本一になるという夢」を追いかけたことを僕は後悔していない。空と一緒のこの夏休みも、テニス部の子供たちと一緒のあの夏休みも、僕の人生にとってはかけがえのない夏休みだった。    たかやん