1月20日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第20弾! 2009.1.20(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第20弾! 2009.1.20(火)   たかやん

散歩
今朝も黒目川への散歩で一日がスタートした。母さんは84歳。そろそろ足元が怪しくなってきた。朝の体操前に行ってしまったので、体が動かなかったらしいのだが・・・。この散歩、あと何日行けるだろう。母さんが病気になっても、僕が病気になっても行けない散歩。散歩に行けることに感謝しながら、毎日を大切に生きていこうと思う。

テニス
火曜日はテニスの日。90%が女性のチームは賑やかである。今日はその中に妊婦が二人。予定日が来月という姉と7月という妹・・・その二人が一緒にテニスをやっているのだから、このチームはどうかしている。テニスはいい。老若男女、妊婦でもできるスポーツらしい・・・。

メール
今日は「にいざ教育委員会」宛に市内の中学生からこんなメールが来た。
「私は、何回も『別室』と呼ばれてぃる空き部屋の不衛生な部屋に入れられた事があります。先生と1対1で話をしたり勉強をしたりしました。3日間別室登校をしたこともありました。その後はまた授業に戻り生活していましたが…少しでも悪い事をすると別室に入れられ、授業を受ける事ができませんでした。いくら反省するために別室に入れられても同じ事を繰り返し、最終的には謹慎になった事もありました。別室に入れられた事によって良くなった事は1つもありません。これからも、悪い事をしたら別室に入れるという方針を続けるのであれば私は『反対』です。あの部屋に行った事で教室にも入りづらくなり勉強も追い付かず結局私は別室指導のせいで駄目になりました。だから、今年からは同じことを繰り返して欲しくありません。」

それに対する僕の回答は
「不衛生な部屋」・・・想像がつきます。悲しい経験をしたんですね。基本的には「別室指導」「別室登校」というのには反対です。それは君たちの基本的な「権利」を奪う指導方法だからです。学校は「義務教育」ですが、それは親に課せられた義務であって、君たち生徒には「学ぶ権利」しかありません。「別室」で指導するときは、他の生徒に分からないように叱るときです。別室そのものを罰として使うことはあってはいけません。少なくても、我々の時代はそうでした。誉めるときはみんなの前で誉める。叱るときはみんなに分からないように叱る。それが僕達の時代の教師の暗黙のルールでした。君は何をしたのでしょうね。喧嘩ですか?タバコ?それとも飲酒。深夜徘徊・・・色々ありますね。別になんだっていい。聞くのはやめておきます。昔の中学生だって色々やってくれました。喧嘩も、タバコも飲酒も万引きも家出も・・・・・昔の教師だって、夜中まで中学生と格闘していたんです。それでも「別室」は話を聞くときだけで、なるべく早く教室に帰したものです。君たちが育つのは「教室」だからです。そのことを昔の教師達は知っていました。喧嘩もタバコも酒も「げんこつ」や「説教」で終わらせる。それが僕らのやり方でした。体罰はいけないのは分かっています。それでも「げんこつ」はありでした。僕の「げんこつ」で怪我をした生徒はいません。涙を流した生徒は数え切れないほどいますが。訴えられたことは一度もありません。それもまた子供たちと僕達との「絆」の強さかも知れません。D君。よくメールをくれたね。ありがとう。ひとつだけ、君に伝えたいことがあります。それは「教育を受ける権利」を大切にして欲しいということです。D君の権利は勿論、君のクラスメート全員に同じ権利があるんだよ。その権利は友達も先生も親も教育委員会も誰も奪うことはできなんだ。君自身のその権利も、友達のその権利も大切にして欲しい。それが君に、いや君たちに伝えたい大事なことです。「別室指導」を行っている学校は不幸です。生徒はよくならず、先生は疲れ果てるからです。中学生に根っから悪い子などいません。悪くしているのは大人です。新座の先生に根っから悪い先生もまたいません。残念ながら「やり方」を間違えているだけです。君たちも、先生達も「教育を受ける権利」を大切にしたら・・・それだけで「別室」はなくなります。それが僕からD君への回答です。

受験とインフルエンザ
いよいよ県内私立の受験が始まる。こういうときにインフルエンザが流行るのだから困ったものだ。「嗽」「手洗い」「マスク」「湿度を上げる」「大蒜を部屋につるす」を徹底的にやるしかない。前半の三つは常識として、後半の二つの効き目もかなりのものだ。大人ならニンニク酒という手もある。インフルエンザだけにはかかりたくないものである。

オバマの演説
あと数時間でオバマの演説が始まるらしい。きっとリンカーンやケネディのように「歴史に残るスピーチ」をするのだろう。アメリカ国民が奮い立つような、そんなスピーチを聞いてから寝るか、このまま寝るか・・・ちょっと悩んでいる。

太郎ちゃん
テレビの国会中継を見ていると、太郎ちゃんが可哀そうに見えてくる。国民から嫌われて、嫌われて・・・自民党員からも嫌われて・・・オバマはいいなあ・・と太郎ちゃんは思っているだろう。本当は僕もオバマの演説よりも、日本の首相と演説を聞きたい。心が震えるような演説をする総理大臣が出てこないかなあ・・・・。