11月5日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第308弾! 2009.11.5(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第308弾! 2009.11.5(木)  たかやん

6時
散歩スティングに出かける。散歩をしながらの歩スティングは面白い。結構知り合いにも会えるし、色々な人と朝の挨拶ができるのだ。

8時
散歩スティングから帰ってきて、朝ごはん。これがまた美味い。朝の運動と仕事をした後の気分は最高である。

公開週間2
たった3日の公開週間・・・他の市も、こういうことをやっているのかねえ。市民の信頼を余計失う気がするんだがなあ・・・

ある教室での出来事
そのクラスは余りにも落ち着いていない・・・と、誰もがそう感じていた。僕がいる間は立ち歩く子はいなかったが、殆どの子達が授業に集中していなかった。「授業じゃないね」「休み時間みたいだね」お母さんたちもそんな話をしていた。

余りにも酷いので、僕はほかの学年やクラスも気になり、学校中を見て回った。そして、それは僕が他のクラスに行っている間に起きた。

「ふざけるな!」「お前ら、これでも授業やってんのか!」「見ている親達が恥ずかしいわ!」「こんな授業、見ていても何も面白くないわ!」「子どもたちをまとめられないで、お前はそれでも先生か!」と、あるお父さんが叫んだのである。教室中がシーンとなったらしい。どうやら僕がいなくなった直後から立ち歩く子も出てきたらしいのだ。

公開授業
特別な参観日でこの状態だったら、普段の授業はどうなってんだろう・・・と、誰もが心配になっただろう。私立へ入れなきゃ・・・1年生から塾へ行かせなきゃ・・と色んな声が聞こえてきそうである。もしも、空がその学校に入ることになったら・・・自分で勉強を教えよう。そう思うかも知れない。北大テニス部の友達で本気でそれをやった女の子がいる。「学校は娘の勉強に一切口を出さないでください。」と学校の先生に言ったのだ。そして、自分で娘の勉強をみた。娘は親の期待にこたえ、有名道立高校に入り、そして北大の医学部にストレートで入った。勿論、今では医者をやっている・・・。空を医者にしようとは思わないが、公立の学校にまかせていては危ない・・・そんな気がした。勿論、魅力ある先生たちもたくさんいた。しかし、明らかにエネルギーを感じない先生もたくさんいたのだ。プロの目で見なくても、誰が見ても感じるのだから、子どもたちが可哀そうである。悲しいけれど、新座の教育力がかなり落ちていることは間違いない。悲しいけれど・・・

今日の写真
北大庭球部の1年先輩の多喜志。先輩なのに、何故呼び捨てか・・・これはなかなか難しい問題なのだが・・・高校までは同学年だったのと、恋愛ではこっちが先輩だったのと・・・色々ある訳で・・・二人でダブルスを組んで北海道で優勝したこともあったし・・・兎に角、親友なのです。もう一人、仁康という1年先輩がいて、やはり高校時代は同級で・・・仁康は獣医学部で同じ下宿だった。北33条にあった菱和荘という下宿で、僕らは麻雀をし、人生を語った。今、その仁康が北見の病院に入院して、難病と戦っている。僕にできることは毎日メールをすることくらいしかない。兎に角、もう一度元気になって、またテニスをやる約束をした。19歳の頃の僕らには、今の自分たちを想像することなどできなかった。36年後の自分たち・・・考えたこともなかった。ただ只管ボールを追いかけ、遊んで、そして恋をしていた。そんな時代だった。19歳・・・僕はまだ教師になろうと思ってもいなかったなあ。テニスをして、恋をする・・・それだけで精一杯だった時代である。

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