12月14日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第347弾! 2009.12.14(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第347弾! 2009.12.14(月)  たかやん

共通理解と共通行動
どうもこの間の答弁を聞いていると、新座の教育界には相変わらず「共通理解・共通行動」という俺の大嫌いな言葉が蔓延っているらしい。この言葉が危険なことは玄人なら、みな知っているのだが・・・・。教育界のトップが自信を持ってこの言葉を使っているとなると・・・中学受験を含めて、色々と考えなくてはいけない。

休み時間に飴
普通の中学校だったら、休み時間に飴くらいはありそうなものである。理科の時間に「お好み焼き」を作らせた教師としては、大目にみたいところだ。勿論、素人と違うところは授業では一切妥協しないというところ。授業中にガムを見つけたら、間違いなく飲み込ませるし・・ゲンコツの一つは飛ぶだろう。漫画なんぞと読んでいたら・・・漫画を取り上げた瞬間、ビリっと破き、窓から放り投げたものだ。(まさか、俺の授業ではそういう勇気を持った奴はいなかった。他の先生の授業での話)5時間目の授業で眠っていた奴がいれば、バケツの水を頭からぶっかけたものだ。
靴の踵を潰して履いていれば、廊下で見つけた瞬間胸を捻り上げていた俺だが、休み時間であれば、将棋をやろうが、トランプをやろうが、笑って一緒に見ていた。(勿論、一緒にやっていたこともある)授業と休み時間は違うのである。そこのケジメこそが素人と玄人の分れ目である。

スコーレ
Schoolの語源はスコーレ。ギリシャ語で遊びのこと。学校は遊ぶところだったのである。というか、学問をすること自体が金持ちの遊びだったのだ。そんなに硬く考えてどうするの・・・学校は友達と先生と「楽しく暮らす場所」なのだ。

西戸山
中一で偏差値が42しかなかった俺は友達と先生のお陰で75まで上がった。いたずらも沢山したが、勉強の楽しさを中学校で覚えたことが大きかった。それがそのまま今の自分に繋がっているのだ。中学2年・3年の担任は学芸大出身の河合先生。中学3年生で僕に勉強を教えてくれた友達は開成、御茶ノ水、都立駒場に進んだ。3人とも俺より遥かに賢かった。

先生
そう言えば、僕を担任してくれた先生達もみな優秀だった。西戸山小学校で最初に担任してもらった松本美佐子先生は御茶ノ水。それから学芸大の田口先生、桑名先生。高校の吉富先生・小野先生・川島先生もみな国立大の教育学部出身だった。中学も高校も殆どが学芸大と教育大の先生に習った僕は幸せだったのである。当時の国立大学卒の先生達はやはりみな優秀だったから・・・・。

学校
学校は先生で持っているのである。どんな先生がいるかで学校が決まるのだ。「共通理解・共通行動」という言葉を本気で言っているような先生が多いのでは困るのである。新座には優秀な先生が多い。彼らはみな、この言葉を心の中で笑っているに違いない。

ゲンコツと涙
学校にはゲンコツ先生がいなくてはいけない。恐い先生の存在は大きいのである。しかし・・・だ。優しくて、直ぐに泣いてしまうような先生もまた子どもたちには必要なのである。いい学校にはその両方がいるのだ。どこを切っても「共通行動」の先生では学校は成り立たない。あなたが今、中学生だったら・・・そんな学校に行きたいかい?あんたが今、中学生の親だったら・・・そんな学校に愛する子どもを入れたいかい?俺は嫌だね。
俺は人間味のある先生のいる学校に行きたいし、自分の子どもも行かせたい。「共通理解・共通行動」・・・偏差値が低すぎる。そう思うのは俺だけ?うーん、偏差値よりも人間性を疑うのである。北朝鮮じゃああるまいし、杓子定規でしょうが・・・・・。

今日の写真
休憩時の柴崎清議員。教育というか、スポーツというか・・・子どもたちのことで一番感覚が近い人だと思います。兎に角バスケットに関しては夫婦で凄い人で・・・・僕たちのテニスとはレベルが違うくらい凄い人です。議会での迫力が好きです。ガンガンやって欲しいですね。

20091214-1.jpg