3月12日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第70弾! 2009.3.12(木)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第70弾! 2009.3.12(木)   たかやん

5時
いつものように目が覚める。一般質問の前は今でも少し緊張する。運動会や遠足の前のような気持ちになるのである。資料の整理をしてから、新聞に目を通し・・・そしていつものようにお風呂に入ったのだった。

お風呂
中学校時代からお風呂に入って勉強することが多かった。きっとリラックスできるからだろう。きょうの質問は10項目もあったのだが、お風呂に入って、大分落ち着けた。

お休み
今日は道路清掃隊はお休みした。やはり余裕がないとそういうことはできないものなのだ。明日行き帰りやることで勘弁してもらおう。

傍聴
トップバッターだということもあり、沢山の方に傍聴して頂いた。項目が多すぎて、期待に応えられなかったことを反省している。今日の質問は、自己採点で30点。6月は70点くらい取れるように頑張りたい。

長いか?
9時半に始まった僕の質問。市長が最初の答弁をしたところで休憩が入った。「質問だけで1時間!」と刷新の会の中村議員。「悪いか?」「いやいや・・・」1回目の質問時間は25分。僕が60分質問した訳ではない。市長の答弁の長さが分かる。そして10分の休憩を挟んで再質問が始まった。僕の質問が終わったのは11時半。僕と市長で2時間やりあったことになる。

2番目
僕の次は共産党の工藤さん。保育問題や就学支援制度の改善についての質問に(なるほどなあ)と頷きながら聞いた。先輩議員の質問はなかなか勉強になるのである。工藤さんの1回目の質問は11時28分に始まって、12時前に終わった。そして昼食休憩の後1時過ぎに市長の答弁で再開したのだった。午後になると舟をこぐ方たちが・・・いい質問をしていたのだが・・・傍聴に来た人たちはどう思っただろう・・。工藤さんの質問は14時09分に終わった。

3番目
工藤さんの次は共産党のホープ小野さん。身振り手振りにボードを使っての、なかなか堂々とした質問だった。また2年目の若い小野さんだが、人前で話す才能と弱者の立場を感じられる天性のものを持っている。今、議員といわれる人たちに一番大切なものを持っているのだ。小野さんの質問は14時10分に始まり、15時22分に終わった。

4番目
小野さんの次は民主党の柴崎さん。教育問題にはなるほどそうだ・・・と頷いた。そして彼の迫力に魅力を感じた。先生達の切実な状態をよく知っているのだろう。校長や教頭からの情報しか持たない教育委員会には分からないかも知れないが、今の新座の教育に大切なことを語ってくれていたのだ。清さんの質問は15時23分に始まり、16時07分に終わった。気になったのは彼が壇上で質問をしているのに、大きな声でおしゃべりをしていた人たちがいたこと。新人が壇上で話をしているのに・・・僕はそれが気になってしょうがなかった。「自分がされて嫌なことは人にもしない」幼稚園で習ったことは大人になっても通用する。

5番目
柴崎さんの次は民主党の佐原さん。初日の最後ということで、議場の空気も澱んできたときに、張りのある声で最初の質問が始まった。このときも大きな声での私語が気になった。そしてもっと気になったのは、佐原さんの資料要求に対して議長が「資料を求めることに異議はありませんか?」と言ったのだが・・・・同じ会派から声が聞こえなかったこと。普通、仲間の資料要求に対しては「異議なし!」と大声で応援するものなのだ。もしかしたら小さな声で言ったのかな・・ま、別にいいけど・・・。佐原さんの質問は16時19分に始まって、17時15分に終わった。

長いか?2
「お疲れ様」「長かったねえ」そういう会話が多かったのだが、今日僕らが働いた時間は9時半から5時15分。途中に1時間の昼食休憩もしっかり貰った。午前と午後に一度ずつの休憩ももらった。それでも本当に長かったのだろうか。確かに一日何も発言しないで人の質問と執行部の答弁を聞いていることは辛いかも知れない。だからって寝てばかりじゃ選んでくれた市民に申し訳が立たない。今の日本には働きたくても働けない人たちが沢山いるのだ。自公政権によって“格差社会”になった日本。少なくても僕らは経済的には“貧困”ではない。しかし、弱者に思いやりがないようでは心が“貧困”なのである。経済的にも精神的にも貧困にはなりたくないものである。

たかやん
自転車でダッシュで家に帰る。空とちょっぴり遊んで、ご飯をかきこんで・・・塾。子供たちと一緒にいられる幸せをかみ締める。僕はいつもの“たかやん”に戻る。疲れがいっぺんに飛んでいくのである。
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