3月29日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第87弾! 2009.3.29(日)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第87弾! 2009.3.29(日)   たかやん

継続は力なり
明日から、NHKのラジオ講座が始まる。基礎英語でもいい。英会話入門でもいい。何でもいいから、スタートして欲しい。毎朝ラジオを聴く習慣が身につけば、教科書の暗誦など朝飯し前になってくる。「天声人語」と「基礎英語」このセットを続けることは力になる。そう言い続けてもう何十年にもなる。中学校2年生のときに担任の僕の話を信じ、高校2年になるまで3年間続けた子がいた。名前は浅沼宏治。テニス部ではレギュラーになれなかったが、勉強では僕に一度も負けることなく卒業していった唯一の男の子である。彼は浦和高校から東大へ。現役で合格していった。「たかやん塾」がまだ六中の中にあった頃の話である。(今日の塾日記から)

唯一
そう書いて、あれ?と思った。もう一人いたのだ。僕がテストで勝てなかった男が・・・。その名は加藤大。「たかやん塾」が五中にあった頃、僕のクラスでは2年間朝勉をやった。他のクラスより1時間早く来て勉強をしたのだ。それなのに、この大だけは一度も僕に質問しなかった・・・・。そして中間も期末も大は僕よりできたのである。そう、大も東大へ行ったっけ。テスト監督をやりながら、子供たちと一緒にテストを受けるのだから笑ってしまう・・・。今も教師を続けていたら、やっていたのかなあ・・・。僕の最高点は483点。その時浅沼宏治は484点取った。僕は大にも宏治にも完敗だった・・・。

いなげや
「パパ、いなげやまで自転車で行こう!」と空。「自転車?大丈夫か?」「うん」と、いう訳で、僕らは自転車に乗っていなげやに向かった。空の自転車はサンタに貰った20インチの自転車。黒目川の脇の道を軽快に飛ばす。そしてバス通りへ・・・。何とか横断歩道を渡り、いなげや着。お目当ての100円のおもちゃを買って、我が家へ。その間、空は喋りっぱなしだった。「パパ、あのお家お花屋さんかな」「何で」「だってお花いっぱい咲いているよ」「ただの庭だよ」「綺麗だねえパパ」「うん」「パパ、犬のうんこだよ。気をつけて」「うん(お前が気をつけろよ)」「パパ」「うん?」「耳がかゆいから止まっていい?」「片手を離して片方の手でかけば?」「大人になったらやってみるよ」と、自転車を止めて耳を掻く空。「パパ、桜が咲いてきたね」「うん」そう桜が咲いてきた・・・・。

赤ちゃん
今日は塾に赤ちゃんがやってきた。お姉ちゃんと一緒に来て、みんなが勉強している間、お父さんの腕の中で眠ってしまった。赤ちゃんのお母さんは六中の卒業生。15歳だった女の子がお母さんになって僕の前に登場したのだ。赤ちゃんがいるだけでその空間が暖かくなる。赤ちゃんがいるだけで、みんな笑顔になる。赤ちゃんには不思議な力があるのだ。教え子が子供を連れて塾に帰ってきてくれる。一緒に勉強してくれる。こんなに幸せなことはない。我が家の赤ちゃんは・・・もう直ぐ6歳。もう赤ちゃんじゃあないか・・。それでも毎日、毎日僕らを笑顔にしてくれる。幸せな気持ちにしてくれる・・。

キム・ヨナ
ソファーでスケートを見ていたら、空が乗っかってきて・・・そのまま僕のお腹の上で寝てしまった。赤ちゃんのときは、よくそうやって寝ていたのだが・・・久しぶりの感覚で幸せな気持ちになった。大好きなキム・ヨナも優勝したし・・いい感じである。
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