4月11日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第100弾! 2009.4.11(土)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第100弾! 2009.4.11(土)   たかやん

鰹節
我が家の朝ご飯は鰹節を削ることから始まる。面倒くさそうだけれど、ほんの1分で美味しい鰹節ができる。だしとしては最高。朝から幸せな気分になれるのだ。


空と母さんと三人で花を買いに行った。芝桜、マリーゴールド、トマト・・・・10個ほど鉢植えを買ってきた。「空が水をあげて育てる!」と張り切る空。綺麗なお花が大好きな空。朝起きたら庭に飛んでいきそうである。

スウェーデン
太智が来年の1月にスウェーデンへ行く。「経営学と政治学を勉強してきます」と太智。「でも授業は全部英語なんです。それが心配で・・・」「大丈夫だよ。太智ならできるって」もし今の僕が太智の歳だったら・・・間違いなく留学しているだろうなあ・・・。スウェーデンは学費がタダなのだ。絶対に行くね。

第九歩 「空き時間」
空き時間というのはなかなかいいものだ。理科の場合は実験準備というやつがあるが、一度準備してしまえば、あとはみな同じな訳だから、その時間はまあ自由ということになる。職員室でお茶を飲んで話し込むのも悪くはないし、疲れた時は冷房の効いた保健室で一休みなんていう人も中にはいる。僕は何をしていたかというと、他の授業に参加していることが多かった。一番多いのが「体育」だ。きっかけはこうだった。「高邑先生のクラスに体育嫌いの生徒が入ります。体育が嫌で学校を休みます。」そういう連絡が入ったのだ。僕は体育のK先生と相談して、自分の空き時間を全て自分のクラスの体育と重ねることにした
のだ。そして1年間体育の授業を子供達と一緒に受けたのである。結果はどうだったかというと、皆勤である。彼は一度も学校を休まなかった。そして体育の授業も…・・。そして僕はこの1年間で子供達と「体育」を一緒にする快感に目覚めてしまったのだ。サッカーは勿論、鉄棒も水泳もバスケットも持久走も運動能力テストもすべて子供達と一緒にやった。これが楽しいのだ。子どもと同じような気持ちで授業を受けられるのが嬉しかった。体育の授業の後の授業のけだるい事なんかも十分に味わった。
週に23時間とか24時間とか結構苦しい時期もあったが、18時間とか20時間くらいだと空き時間もかなりある。体育以外の授業を覗くのも面白い。学年の先生達と仲がよかったせいもあるが、予告無しに教室に入り、生徒と一緒に授業を受けるのが好きだった。ノートを持ち込んで一緒に勉強するのだ。勿論手を挙げて質問もする。休みのこどもの席に座り、反対サイドから見る授業は、自分の授業を鍛えるのにも役に立った。要するに授業の主役は子供達なのである。子供達の気持ちを分からないで授業をしてはいけないのである。「分からない。」のは子どもが授業をちゃんと聞いていないからではなくて、自分の授業が下手糞だからだということを分かっていなくてはいけない。
それ以外の空き時間、僕はよく英会話の練習に使った。最初は英語科の先生をつかまえて、NHKのラジオ講座を一緒に暗誦してもらった。そして次にはAETをつかまえて、話込んだ。これを年間通してすると英語の力がかなりつく。そしてAETにパーティーに招待されるようになり、AETの悩みを聞くようになり、どんどん友達が増え、ますます英会話が好きになる。不思議なもので、担任や顧問が英語が好きになるとそれが子供達に影響するのである。教室やテニスコートでNHKのテキストが頻繁に見受けられるようになるのだ。AETが教室に遊びに来て、テニスコートに遊びに来て、子供達と自然に仲良くなっていく訳だ。そして子供達はもっともっとAETと英語で話したいという思いが強くなっていく…・。僕はそういう風に空き時間を過していたような気がする。勿論年休を取った先生がいる時は代わりにその教科の授業をしたり、理科の授業をしたりもした。それはその時の雰囲気なのだ。「空き時間」1週間に5時間あれば1ヶ月では20時間。1年では240時間。夏休みや冬休みがあるからそうはいかなくても、結構な時間になるものな
のだ。空き時間を有効に使おう。僕らは「給食」という時間で昼を拘束されている代わりに、空き時間という時間があるのだ。

写真はカット

僕の親友二人。ヒロミとスティーブ。スティーブがタイへ行ったときは泣いた。今でも時々電話やメールで会話をしている。
* 僕にはネイティブの友達がわんさかいる。彼らの疑問、そして悩みは共通している。新座市の英語教育は彼らには不評なのである。英語の先生達にも不評な今のシステムをいったいいつまで続けていく気なのだろう。その経費は全て新座市民の税金なのだ。1年間で7000万円以上・・・10年でいくらだ?少なくとも。教える側が「このシステムならいけます」「こういう風に教えられるのは幸せです」「楽しみです」と思うようなシステムじゃないとその効果は見込めないだろう。僕は空を使って、新座市の英語教育よりもNHKの基礎英語を使った勉強のほうが上であることを証明してみせよう。少し時間はかかるかも知れないが・・・幼稚園児が中学生よりも英語を話せたら・・・流石に何も言えないだろうから・・・・
takayanchan@jcom.home.ne.jp                    たかやん