4月14日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第103弾! 2009.4.14(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第103弾! 2009.4.14(火)   たかやん

寝坊
ビックリした。目が覚めたのが5時半近くだったのだ。僕が目覚ましに反応しないことは珍しい。花粉の薬のせいかも知れないが・・・・ああ、びっくらこいたあー。

5時55分
車で東久留米へ。5時55分よりも少し前に到着する。どういう訳だか、体中が痛い。筋肉痛か、それとも風邪か。8時半までやったが、途中で何度もストレッチ。ひばりが丘と違って、時々暇になるのが東久留米のいいところ。

700部
それでも何とか650部が無くなった。完売とはいかなかったが、ホッとした。今日は特に小中高生で持っていってくれた子が多かった。六中の1組の子達も、この4月から高校生。笑顔で挨拶をしてくれ、そして僕のチラシを手に登校していった。

ハグ
久しぶりに奈月に会って・・・ハグ。元気を貰った。ハグはいい。するほうも、されるほうもない。お互いに元気をあげあうのだ。

ゴミゼロ
ひばりに続き、最後にエスカレーターで上まで行って、チラシがゴミになっていないか確かめてきた。東久留米市の人たちが間違えて持っていって、ポイ・・・何てことは全く無くて、ゴミになったチラシはゼロ。気持ちよく終了したのだった。

花粉
スギ花粉は終わったよ!という人がいるが、僕はまだ駄目である。鼻が詰まり息ができない状態なのだ。目の痒みは治まったのだが、息ができないほうが、ちと辛い。喉が腫れて、声がでなくなってきた・・・とほほほほほ。

教師を目指す人へのメッセージ

第十二歩 「骨折」
僕は21年間の教員生活で計5回骨折した。サッカー、バスケット、水球、プロレスごっこ…子ども達と遊んでいると、本当に骨が折れるものだのだ。そして生徒を骨折させたことが1回。それは1年2組の教室での出来事だった。何のことで怒ったか、全く覚えていないのだが、とにかく誰か男の子に僕が腹を立てて、手に持っていたバレーボールをその子に向かってスパイクしたのだ。そのボールはその子から外れて全然関係のない女の子の方に飛んでいった。そしてそのボールをよけた手にボールが当たったのだ。その子は「痛い!」と言ってうずくまり…僕はその子を連れて病院に行った。結果は骨折。今考えると本当にひどい話である。たまたまその子のお父さんが学校の先生で、お母さんも僕のことをいつも応援していてくれた人だったから、「しょうがないよ、たかやん。」で終わってしまったが、今ならそうはいかないだろう。仮に怒らせた当人の男の子に命中したとしても、許される事ではない。本当に自分が情けなくなる。子供は大人が考えているより弱いのである。その事を知らないと、大怪我をさせることもあるのだ。

僕は空手を習ったことがある。教え子と一緒に道場に通った。毎日毎日殴る、よけるの連続。不思議なもので、毎日そういう練習をしていると誰かを無性に殴りたくなってくるのだ。ある日、学校で教え子がふざけて僕の顔にパンチを出した。僕は反射的にパンチをよけて、カウンターを一発。その子は吹っ飛んでしまった。それ以来僕は空手が恐くなってやらなくなった。試験の時にこういう子がいた。「たかやん、俺のこと殴ってよ。俺絶対合格したいから、ここで気合を入れて欲しいんだ。」3年の冬。その子は自分の偏差値のはるか上の高校を受験しようとしていた。『そんなこといっても、無理だよ。一発ずつ殴るならいいけど…』僕がそういうとその子はそれでいいという。しょうがないので一発気合を入れてやった。そうアントニオ猪木のようにぱしっと…。そしてその子の番。ホイと言って顎を出すと、その子はそこをめがけてビンタ。ところが手の付け根がまともに入り、僕は首の骨がずれてしまった。子供は思ったよりもひ弱だし、思ったよりも殴るのが下手だということを知った僕であった。

ある時子ども達とプロレスごっこをしていた。こっちは一人で向こうは三人。そういう時は気を付けなくてはいけない。僕はスピニングトーホールドなる技を掛けられ、ギブアップしたのだが…それでも子ども達は僕の足を回しつづけ…僕の股関節は外れてしまったのだった。この脱臼は痛かった。しばらく子ども達とサッカーが出来なかったから…。

いくら子供でも複数人と戦ってはいけない。子供達は思ったよりも手を抜くことが下手である。そのことを知らないと、怪我をするのである。最近の子ども達は骨がもろい。校庭に手をついただけで骨折した子がいた。病院でレントゲン写真を見せられて驚いた。老人のようなスカスカな骨なのだ。その子の家の冷蔵庫には信じられないくらいの量のソフトドリンクが入っていた。インスタントラーメンが大好きなその子はその後食生活を変える事で、骨が丈夫になっていった。家庭訪問をしたら、その家の食生活を見てこよう。何度もいうが、子供は「よい言葉とよい食事」で育っていくのである。

*最後の言葉が大事。子どもは「よい言葉と、よい食事で育つ」のだ。でもね、これは大人も同じなのよ。大人だって、「よい言葉とよい食事」があれば、どんどんいい人間になっていくのだ。それに「いい運動」がつけば、健康も手に入れられる。よい言葉と、よい食事には「愛情」が不可欠。「よい言葉と、よい食事」はお金で買えそうで、買えないところがいい。金は持っているが、よい人間じゃあない人たちはごまんといる。金はなくても、愛情をいっぱい感じ、そして周りに感謝して、いい人間になりたいものである。

雨天中止
明日は志木で駅立ち。でも朝、雨が降っていたら・・・・中止の予定。二中のみんな。ごめんね。
takayanchan@jcom.home.ne.jp                            たかやん