4月27日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第116弾! 2009.4.27(月)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第116弾! 2009.4.27(月)   たかやん

酒酔い運転
いけないとは思っていたのだが、飲んだ勢いでバイクを運転してしまった。しかもノーヘルで・・。駅前の警察官が僕に気づく・・・交番の警察官が歩いてやってくるのが見えた・・・バイクを乗り捨て、コンビニに逃げ込む・・・「逮捕する!」(まずい!これじゃあ草gと同じだ・・・スマップの仲間になんと言い訳したらいいんだ!まてよ・・俺はいつからスマップになったんだ。あれ?俺の頭、長髪だぞ・・・・)「逮捕する!」「あいや、ちょっと待って・・お願いだから・・・」「逮捕する!」走り出すと、風のように速い。バイクに飛び乗って逃げ出す僕。後ろからはパトカーのサイレンが・・・・踏み切りの遮断機をブッチギリ、20m近く跳んだ!!そして横転!!そこで目が覚めた。勿論、布団の中で横転していた私。昨日は日曜日だったので、寝る前にちょいと一杯。布団の中での酒酔い運転じゃあ、流石に捕まらんだろうね。

基礎英語
今朝もいい天気で爽快に目が覚めた。暫くして、ラジオを付けて基礎英語を聴く。塾の子供たちも一緒に聞いているはず・・・そう思って耳を澄ませていると・・・楽しい気分になってくる。五中や六中で子ども達と基礎英語に燃えていた時代が懐かしい。

朝の庭で・・
「パパ!ひまわりの種から芽が出てるよ!」「本当だ・・・」「パパ!こっちのにも一杯でてるよ!」「凄いねえ・・・お水あげよっか・・・」「うん、お花に沢山ご飯あげないとね。」そして水をまき終わった後、花たちに手を合わせる空。「何してんの?」「お花さんたちが元気に育ちますように、お祈りしているんだ」「ふーん、そっかあ・・きっと大きくなるよ」
何気にちょっと優しい空であった。


我が家に飛び込んできた虫たちは、大抵の場合無傷で外に放されることになっている。しかし蝿だけは・・・・そう思って殺しにかかろうとすると、「パパ、逃がしてあげて!」と空。「殺さないで!」と言われると、殺せないのが人情ってもので・・・昨日は蝿まで無事に逃げ延びたのであった。

保育料補助金
昨日、葛飾区の教え子に聞いた話。「幼稚園の保育料は補助金が三分の二、区からでるので、個人負担は三分の一でいいんです。」「え?新座市は年間3万円でっせ」・・・「子育て支援に、それ程の差があるの?」聞いてはいたけど、それ程の差があるとは・・・。

保育料補助金2
それで調べてみた。東京都の場合、700万円の年収で妻、子一人と場合にもらえる金額は・・・
1位が江戸川区の31万2000円。新座市の10倍以上なのである。2位が葛飾区で23万9196円。3位が生まれ故郷の新宿区で22万2000円。もう馬鹿馬鹿しくてお話にならないほど、東京は「子育て支援」に本気なのだ。

私立幼稚園入園料補助金
ついでに私立幼稚園の入園料の補助金も調べてみた。ちなみに、新座市はゼロ(今年度から5000円)である。同じように700万円の年収でのランキングである。
1位は品川区と大田区の10万円。2位が世田谷区の9万円。そして3位が新宿区と江戸川区の8万円なのだ。つまり、江戸川区で幼稚園に入る子達の親や入園料に8万。そして保育料の補助として年間31万2000円、計39万2000円の補助金がもらえるのである。新座市との差額は実に36万。定額給付金など屁みたいなものだ。新座市は子育てに冷たいということが、この補助金にもよくあらわれている。

ご飯だけか・・
夕方、僕と一緒にお風呂に入っていた空、「ママ!ご飯なあに?ラーメン?」「違うよ。ご飯だよ」「なんだ、ご飯だけか・・・」と呟く空。風呂の中で大笑いする僕。平和だなあ・・。

教師を目指す人へのメッセージ
第二十五歩 「ホモサピエンス」
僕の理科の授業で最初にする話は決まって「ホモサピエンス」の話だった。
『この地球上には何種類の人種がいると思う?』と子ども達に尋ねるのだ。子ども達は「黒人、白人、黄色人種で三種類!」とか「アメリカインディアンの赤色を入れて4種類!」だとか言い始める。そこでこういうのだ。『1種類なんだよ。』『ホモサピエンスという1種類しかいないんだ。』『染色体の数は46本。』『黒人も白人も中国人も朝鮮人もみんな同じなんだよ。』そしてこう続けるのだ。『だから“教養”のある人は人種差別っていうのはできないんだ。みんな同じ人種なんだから・・・・できる人は“無知”な人なんだよ。そういう人たちは人種が1種類ということを知らない人なんだ。知らないから人種差別ができるんだよ。』『勿論男も女もホモサピエンス。まったく同じ人種なんだ。だから男女差別する人も教養のない人なんだなあ・・・』『お年よりも子どもも、障害のある人も、みんな同じホモサピエンス。だからそれを差別する奴らはおお馬鹿野郎なんだ。』という話だ。最初の授業というのは結構子ども達の心に残るものである。理科の楽しさを伝えると同時に自分の考え方を話す。それが大事なのだ。実はこの話は石神井高校の長島先生の授業のパクリである。(子ども達は僕の創作だと信じている。)最初の授業で印象に残っていたので、遠慮なく使わせてもらった。そう、いい話はこうして語り継がれていくのだ。僕のこの話も僕の教え子達がパクッて語りついているはずだ。
そしてもう一つ。『人は死んだらどうなる?』「星になる。」『本当?』「嘘」『いやそれが本当なんだ。』「どうして?」『地球の寿命はあと50億年と言われているんだ。』「50億」『多分、みんなは死んでいる。僕は生きているかも知れないけど。』「嘘!」『僕らの地球は死ぬ前に赤色巨星になるって言われているんだ。』「ふーん」『オリオン座のベテルギウスのようにね。』「へえ・・・」「太陽はやがて今の火星の軌道よりも大きな星になって、勿論地球はその中飲み込まれてしまう。つまりみんな一つの星になるんだ。」「ふーん。」『人類は太陽系から脱出することはできないから、みんなその地球でさよならなんだ。』「へえ。それで・・?」『みんな無機物になってね。一つの星になっちゃうでしょ?』「・・・・」『宇宙はビックバンで一つの大きな星の固まりからできたと考えると、僕らは最初も一つの星から生まれたって考えられるよね。』「うん」『ようするにだ。僕らは一つの星から生まれ、やがては一つの星になっていくんだ。』「わお。」『大好きな人も大嫌いな人もみんな同じ星になる。』「嫌だ!」人は星から生まれて星になる。子ども達はこういう話が大好きである。こういう話をしてから「天体」の授業に入ると子ども達は星に興味を持つようになるのだ。空に輝く星達が自分達の仲間なのだから・・・・・。
そしてクラスでいじめの問題が発生した時にこういうのだ。『お前は馬鹿だね。教養がないね。頭の悪い大人達と同じだね。ちょっと人と違っているからって・・・そんなことして良い訳?』『理科の授業で何を教わったんだ?』『ホモサピエンスだろ?』『星の話だろ?』
『ふざけるな!この馬鹿野郎!!』『お前はそれでも俺のクラスの生徒か!このアンポンタンが!』『腐った大人たちの真似をするんじゃない!』と僕は大声で怒鳴る。その日の為の布石という訳ではないが、そういう日は必ず来る訳で・・・・。子ども達はそういう言葉で納得するのだ。ホモサピエンス。これを読んでいるあなたにも是非この話をパクッて欲しい。
*ホモ・サピエンス・・・パワハラやセクハラが大好きな大人達にも、この話は知っていて欲しいところだ。昔から教養のない人間がいじめを始めるのである。社会的地位と教養は関係がない。社会的地位が高い割には、人相の悪い連中が世の中にはうんざりするほどいる。残念ながら、学校にも政治の世界にも、いい人相と悪い人相が混ざり合っている。これからの子どもたちのために、いい人相の割合を増やしていくことが、とっても大事なことなのだ。