7月14日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第194弾! 2009.7.14(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第194弾! 2009.7.14(火)  たかやん

暑い
どうやら梅雨が明けたらしい。この時期に梅雨明けというのは記憶にないことだ。水不足になるのか、それとも豪雨被害がどこかで起こるのか・・・エルニーニョらしいから、おかしなことになるのは間違いないだろう。


結局今朝は殆ど寝ずに、舞ちゃんのお迎に行った。舞を車に乗せようとしていると、後ろから誰かが突っつく・・・まおりだった。「おはよう!」「おはようございまーす!」六中の1年1組でできた信頼関係はこれからもずっと続いていくだろう。これもディックンのお陰である。

1組
そう言えば、昨日はいなげやで拓也と一祥に会った。二人とも2年1組だった子である。勉強嫌いな二人がいなげやで勉強していたのには驚いた。「たかやん!」「なにやってんの?」「買い物だよ」「ああ、びっくりした!」「さっき、しょうたろうと会ったよ」「へえ、変わってた?」「うん、凄く大きくなってた」「うそ・・たかやんよりでかいの?」「うん、多分でかい・・」

体育祭
「2学期で楽しみなのは体育祭だけだよ」と龍一。「昔から体育祭にはみんな燃えていたよ」「そうなんだ」「応援団が凄くてね、近所の人たちがみんな見に来るような体育祭だったんだ」「ふーん」「昔は打ち上げもみんな一緒だったんだ」「そうなの?」「教師も生徒もみんなで打ち上げに行って、俺たちはビール飲んで・・・子どもたちはジュース。それで焼肉屋の駐車場で塔を造って大声出して・・・怒られたっけ・・・」「嘘」みんなで笑って、みんなで泣いて、子どもたちと一緒に怒られて・・・その代り、体育祭が終ってから逆らう子どもたちは全然いなかった。そして、体育祭の後はみんなで勉強モードになっていったのである。教師は生徒たちの「先輩」そして「仲間」だった時代のお話である。

官僚たちの夏
久々にいいドラマを見ている気がする。あの時代に生きた僕らは幸せだったのかも知れない。何しろ、大人たちが輝いていた。政治家も国家公務員も日本の為に真剣だった時代である。父さんも労働省の中央労働委員会でバリバリ仕事をしていた。我が家に冷蔵庫が来た日、洗濯機が来た日、テレビが来た日・・・僕は全て覚えている。日本中にエネルギーが溢れ、そして夢があった時代。今のようにものは溢れていなかったけど、家族の愛に溢れていた時代・・・戦争という人類最悪の行為から解放されて、エネルギーを存分に物づくりに発揮しはじめた時代。日本を必死で守ろうとする官僚たちがいたのだ。日本を必死で豊かな国にしたいと本気で願っていた官僚たちがいたのだ。アメリカに刃向う、本当の愛国者たちがいたのだ。君が代を歌うのが愛国者なのではない。君が代を歌わせる人間達は愛国者などではない。日本という国を守ろうとするのが愛国者だ。日本全体を本気で豊かな国にしたいと思って仕事をする人を愛国者というのである。そんなことを考えさせてくれるドラマである。