9月29日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第271弾! 2009.9.29(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第271弾! 2009.9.29(火)   たかやん

議会最終日2
11時前からは議員提出議案の提案理由が述べられた。最初は共産党の笠原さんが議12号議案、「新座市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」
次は政和会(自民党)の榎本さんが議13号議案「地方自治の継続性を守るための予算執行を求める意見書」
そして共産党の小野さんが議14号議案。「30人以下学級の早期実現を求める意見書」
最後に語る会たかむらが議15号議案「後期高齢者医療制度の早期廃止を求める意見書」の提案理由を説明した。

11時10分
共産党の笠原さんが提出した議12号議案、「新座市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」に対して、「はい!」と馬鹿でかい声を出して手を挙げたのは刷新の会代表の平松さん。「インフルエンザ対策や実質単年度収支を考えると時期尚早ではないか」と笠原さんに噛みついた。それに対するカサジの答弁は明解で、「インフルエンザ対策には6億円余っている」「実質単年度収支が赤字と言っても、本来国が50%負担していた国保会計を今は20数%しか負担していない。だから市が繰り入れているのだ。もともとは国が悪い。市が繰り入れるのは当然のことで、それを抜いて考えること自体がおかしい。」そういった内容の答弁をしたのだった。平松さんはそれに対して持論を展開・・・質問がいつの間にか討論になり・・・執行部への注文になり・・・なかなか面白い展開だった。

討論
その後、平八さんが反対討論、小鹿さんが賛成討論、島田さんが反対討論、そして僕が賛成討論をして、結局18対7で笠原さんの修正案は否決されたのだった。傍聴に来ていた人達がボヤいていた。「あの人たちは庶民の暮らしの大変さを何も分かってないのよね」と。

議第13号議案
榎本さんが提出した「議第13号議案」に対して、今度は笠原さんが噛みついた。「案文を変えよ!」と迫ったのだ。休憩に入り、市長までが榎本さんに助太刀・・・そこを野次られ・・・・

第14号議案
小野議員の提出した「30人以下学級の早期実現を求める意見書」は12対13で否決された。自民党も公明党もマニフェストで言っているのに・・・信じられない結果だった。

第15号議案
僕が提出した第15号議案は「後期高齢者医療制度の早期廃止を求める意見書」。国民の80%以上が反対している制度であり、長妻厚生労働大臣が「廃止する」と明言した制度に対して、自民と公明の13名はここでも反対した。自分たちが政権を失った理由が理解できてないのではないか・・・・僕はそう思った。僕は自民党が出した議案であっても、公明党が出した議案で会っても、「いい」と思ったものには賛成しているのに・・・・

自民党
色々あった9月議会であるが、全体として自民党に元気がなかった。共産党は勿論、公明党も頑張っていた。自民党が頭が固いのは昔からのことだが・・・世の中の変化を感じてないような気がして、心配になってきた。少人数学級にも後期高齢者医療制度廃止にも賛成できないのだから・・・どうしようもない。国政を見ていても、数年後自民党は無くなっているかも知れない。そんな気さえしたのだった。巨人・大鵬・卵焼き。それに加えて自民党だったのに・・・やっぱり、小泉純一郎が悪いのかなあ・・・