9月30日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第272弾! 2009.9.30(水)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第272弾! 2009.9.30(水)   たかやん

歯磨き
毎日、最低3回は歯を磨いている。「歯をちゃんと磨いていると癌になりにくいらしいよ」とママ。「そうなの?」「うん、テレビでやってた」口の中の雑菌が癌を引き起こすということかね。今日の歯磨きは5回。僕の歯はいつもツルツルである。

雨の中
今日は安孝とテニスをすると約束した日。朝から雨が降っていたが、9時半から12時まで予定通りテニスをした。安孝のエネルギーが僕の潜在意識を刺激する。6年生の時に教えてから26年後。僕は安孝のアドヴァイスを気持ちよく受け止め、自分のテニスの改革に集中していた。

9月号
議会報告の9月号の作成に取り掛かった。書かなきゃいけないことが多すぎて困った。

伊達
安孝が高校2年。クルム伊達公子が高校3年の時、随分一緒に練習したらしい。インターハイチャンピョンだった伊達を相手にしなかったというのだから凄い。男子と女子の差といってしまえばそれまでだが・・・それにしても今の伊達は凄い。あの年齢で、あの体とテニスに賭ける情熱。スーパースターはいったいいつまで戦い続けるのだろう。とことん、応援していきたいと思う。


写真
夕方スイミングスクールへ行った。空がお世話になった海谷先生に会いに行ったのだ。今日でスイミングを辞めてしまう先生にどうしても直接お礼を言いたかったのだ。そして、僕らは海谷先生と一緒に写真を撮った。いつも思うのだが、「先生」っていうのは本当に大きな存在だ。先生次第で子どもたちはどんどん変わっていく・・・海谷先生もそういう先生の一人だ。空は寝るとき泣いていた。「どうしたの?」と聞くと「海谷先生にもう会えなくなっちゃう・・」と空。そんな空を見て、本当にいい先生だったんだなあ・・・と改めて感じたのだった。

陵平
13歳の陵平が9年前の今日・・・マンションの10階から飛び降りた。生きていれば22歳。11月になれば23歳である。陵平の命の重さを学校や市教委は本当に感じたのだろうか・・・今でも疑問に思うのだ。あれだけ原因がはっきりしながら、学校に責任はなかった!と言い切った当時の二中、そして市教委は誰一人陵平の墓参りに行っていない。中学生が亡くなる。教え子が亡くなる・・・。それが自分に関係ないことだったら、尚更墓参りには行くだろう。それが「教師」それが「先生」それが「人間」だと思う。交通事故で亡くなった教え子。病気で亡くなった教え子。原因はなんであれ、「先生」はお墓の前で涙を流すものなのだ。自分たちに関係がある。だから、お墓参りにはいけないのだと僕は思っている。みんな分かっているのだ。分かっているから、行きたくても行けないのだ。13歳で死ななくてはいけなかった陵平の気持ちを想像できる人が一人でもいて欲しかった。今からでもいいから、そういう人が出て欲しい・・・僕はそう願っている。