1月2日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第2弾! 2009.1.2(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第2弾! 2009.1.2(土)  たかやん

箱根
空の調子が戻らなくて、朝から空を抱きながら箱根を見ていた。テニス仲間の息子の顔も少し見ることができたし、日大のダニエルの快走や、山の神が古豪明治を抜き去るところも見ていた。それにしても鍛え抜かれた若者の体は美しい。スーパー陸上で見た、アフリカや欧米の選手の体は勿論素晴らしかったが、日本の若者の体だって負けていないぞ・・・そんなことを考えながら箱根を見ていたのだった。

資料
どこにも行けないので、資料の整理をしていた。笑ったのが、「情報公開」で取った市教委関係の資料。例えば、全国大会や関東大会に出場した選手の名前までマジックで消してあるのだ。それが個人情報保護?出したらまずいことを保護するのなら分かるが、名誉なことまで隠すというのはどういうことだろう。教育委員会関係の資料が議会でもなかなか出てこない訳である。

去年の塾日記から
言葉の力
好きな人の言葉には力がある。例えば、大好きな先生に言われたことは大きくなっても、何十年経っても生き方に影響を与える。例えば、大好きなお父さんから言われたことは、50年経っても心の中にしっかりと残り、そして生きる力になる。例えば、愛する人に言われたことは、いつまでも心の中に棲み続け・・・・そして生きる力になっていく。でも、一番影響があるのは実は自分の言葉なのだ。好きな人の言葉をいつも、いつも聞けるわけじゃあないから。でも自分の言葉は、毎日、毎日聞くことができるよね。

「やるぞ」「俺はできる」「今日も元気だ」「集中するぞ」「絶対に400以上取る!」「優勝するぞ」そういうプラス言葉を毎日口にすると、自分の脳と心が喜ぶのだ。そして、まるで好きな人から言われたように、自分の心にエネルギーを与えていくのである。言葉の力は凄い。お金の力など問題にならないくらい凄い。

例えば、一生懸命何かをやって、それを父親が認めたとしよう。「じゃあ、欲しかった30000円のゲーム機買ってあげるよ」もっと極端に「30000円あげるよ」と言ったとしよう。その子の一生懸命は30000円でしかなくなるし、そんな感動は10万円手にしたら忘れてしまうのだ。子どもたちの頑張りをお金で評価するほどまぬけなことはない。

でも、その時に本気で父親が誉めたら、「ずっとお前のやっていることを見てきたよ。苦しいときも、腐らないで頑張ったね。父さん嬉しいよ。お前のやったことは凄いことだよ」と抱きしめたとしたら。その言葉は、子どもの心に一生残り、苦しいときにも逃げない強い子をつくりだしていくのだ。

その言葉を自分自身で口にしていく。その大切さを僕は何とか君たちに伝えたい。勿論、いい言葉は好きな人に言ってもらいたい。でも、そういうチャンスは少ない。それじゃあ心がもたない・・・だから自分で言ってしまおう!そう言っているのだ。

「ありがとう」「ついてる」「感謝します」
僕は毎日、この三つの言葉を言っている。「魔法の言葉」という本に書いてあった言葉だ。500円の本の言葉を信じるのも信じないのも、その人の自由。僕は信じることにしただけ。だから毎日、言っている。その効果は絶大だ。頭にきても、長い間イライラすることはなくなった。痛い思いをしても頭にこなくなった。嫌だなあと思うことが、気持ちよくできるようになった。要するに、幸せだと思う時間が長くなったのだ。言葉の力は大きい。プラスの言葉を意識して自分に浴びせるだけで、君たちはもっと幸せな気持ちになれるのだ。

* 資料を整理していたら、こんなものもでてきた。塾の子どもたちは「魔法の言葉」を言っているだろうか。言葉の力の凄さを感じるのはこれからである。

今日の写真
4歳の頃の空とマジック。マジックは札幌の親友の家の家族です。本当に頭がよくて可愛い犬です。空はマジックに会いたくて、会いたくてしょうがありません。何度か手紙も書いていました。今年の夏、会えるといいなあ・・・。

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