12月30日 (木) 『一生懸命』幻のたかやん日記 第359弾! 2010.12.30(木) たかやん 『一生懸命』幻のたかやん日記 第359弾! 2010.12.30(木) たかやん 大掃除 朝から大掃除に燃えた。ポスティングと大掃除・・・それだけで一日が終わってしまった。空が大掃除も手伝ってくれて、本当に助かった。 2010という年 元旦 『一生懸命』幻のたかやん日記 第1弾! 2009.1.1(金) たかやん 真夜中 3時過ぎ、空の体が痙攣しはじめた。「熱が39度ある・・・」とママ。急いで病院を探す。4時過ぎ、志木市民病院に到着。僕は飲んでいたので運転はママ。僕はずっと空を抱っこしていた。 6時前 やっと家に到着。薬を飲んで、少し楽になった空。僕らが眠りに着いたのは初日の出が出る頃だった。 9時 ひとみはぐっすり眠っていたので、お雑煮を作り始める。前の晩に仕込んでおいててくれたので、あっという間にできあがった。「おめでとう!でもないかしらね。でも、おめでとう」と母さん。元旦から二人きりの朝ごはんだった。 *そう、元旦から空が大変だったのだ。それにしては、今年はいい年だった気がする。 3月25日 (木) 『一生懸命』幻のたかやん日記 第85弾! 2010.3.25(木) たかやん 『一生懸命』幻のたかやん日記 第85弾! 2010.3.25(木) たかやん 雨 いよいよ手術が始まる。7時過ぎには病室に行かないと・・・最後の別れになる可能性もあるのだから・・・そんなことを考えながら車で254を走っていた。 川 手術室に入る前の会話。「麻酔でも夢は見るのかなあ」と亮。「見るだろうけど・・・川があったら渡るんじゃないぞ!」「じいちゃんに会ってもついていっちゃ駄目だぞ!」と僕。「何それ!」と笑いながら亮。大安吉日でも一応言っておかないと・・・ 8時45分 中央手術室に亮は消えていった。家族待合室で独り本を読みながら待つ。途中で5組以上の家族が呼ばれて出て行ったが、亮の名前はなかなか呼ばれない。 12時17分 執刀医の秦先生がいきなり現れる。(心臓がドキドキする。)「無事終わりましたよ」「23ミリの人工弁をつけました」「三尖弁が二尖弁だったんです。もうボロボロの状態でした。」「一つ問題がありました。大動脈の狭窄が酷く、弁が上手くつきません。ですから、その部分を切り取って、亮さんの心膜を使って、形成手術をしました。」「輸血もしなくて済みました」僕は秦先生と握手をして「ありがとうございました!」と頭を下げた。嬉しくて、嬉しくて涙がでてきた。 15時 ICUに入室を許された。亮は口の中にチューブが入れられた状態なので話せない。それでも目で僕を追い、こっちの言葉に反応していた。傷口よりも、口に入れられたチューブが苦しいらしい・・・。「夕方にはとれますよ!だから、寝ないで大きく深呼吸頑張ってね!」と看護婦さんに言われた。 疑問 「手術の時、肋骨はどうするんですか?」と僕。「切らせて頂きました」と看護婦さん。「その後は?」「ワイヤーで固定します」「人工心肺はどうやってつけるんですか?」と質問は続く・・・心臓を止めながら、どうやって人工心肺をつけるのかが疑問だったのだ。 * 我が家の大きな出来事が亮の心臓の手術だった。この手術が大成功し、亮の人生は、再び明るく輝き始めたのだ。 2010年という年・・・明日に続く・・・ 今日の写真1 手術室に行く前の亮です。麻酔を打って、少し意識が朦朧としている状態です。最後に握手をして、一緒にエレベーターに乗り込みました。 今日の写真2 手術室に消えていく亮を見送りました。(生きて帰って来いよ!)と心の中で叫んでいました。 今日の写真3 手術が終わり、ICUに入ると、沢山の管に繋がれた亮が寝ていました。この時はまだ意識が戻ってなかったのですが、先生から「手術は無事終わりました!」と聞いていたので、安心して目が覚めるのを待っていました。 |