2月5日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第36弾! 2010.2.5(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第36弾! 2010.2.5(金)  たかやん

基礎英語
パソコンに向かいながら基礎英語を聞く。今朝はどうも身が入らない・・・・やはり亮のことが気になるのだろう。

バイクか自転車か・・
板橋まで行くのに、バイクで行くか、自転車で行くか迷った。バイクは速いけれど、体が冷える。自転車は遅いけれどいい運動になる・・・バイクで行けば35分。自転車で行くと1時間というところか・・・・

救急車
結局バイクに乗った。バッテリーが完全に上がっていたのでキックでエンジンをかける。川越街道で救急車が後ろから来た。やり過ごしてから、救急車の後ろにつく。そしてそのままN病院へ行ったのだった。

将棋
「多分、まだまだだよ」と亮。「そっかあ・・」「将棋盤なんて持ってきてないよね」「その手があったか・・・買ってくるわ」近くのコンビニまで歩いていくことに・・ところがないのだコンビニが・・・しょうがないので、大山の商店街まで行ってコンビニを探した。ところが、そのコンビニにも将棋がないのである。次に目に留まったのが「100円ショップ」そこで「マグネットの将棋盤なんてないですよね?」と聞くと、ちゃんと出てきたのだ・・・105円の将棋盤が・・・それを持って帰ると、丁度手術室に出発というところだった訳で・・・

4時間
最初の説明では2時間ということだったのだが、3時を過ぎても帰ってこない。結局4時間もかかったらしい。心臓の中だけではなくて、冠動脈も詳しく調べたらしいのだ。

まさか
絶対安静という亮と将棋を指した。勝機はあったのだが、亮のセンスに逆転負け・・・2時間の激闘だった。普通、寝たきりの病人には負けないよなあ・・・ああ、ショック!

18時半
食事が届いた。しかし、絶対安静の亮は頭を持ち上げることを禁じられている。僕は何十年か振り(もしかしたら初めてかも・・)に亮にご飯を食べさせた。おかずを口に入れ、ご飯を入れて、ジュースを飲ませる・・・空には何度もやってきたことを長男の亮にはしてこなかったのだ。きっと次の手術では何度もするだろう。それで許してもらおう。

心不全
検査の結果は、弁の移植手術だった。二人とも覚悟はしていたので前向きにとらえている。今度の入院は数週間かかるだろう。今回の入院は予行練習のようなもの。次が本番である。

ありがとう
さくさんの人からお見舞いメールがきました。本当にありがとう。とっても嬉しく読ませてもらいました。

ツイッター
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今日の写真1
手術室に向かう直前の亮。頭に変なものを被り、寝巻きを着て、足にはストッキング・・・どれも初体験だったはずだ。棚の上に100円ショップで買った、将棋盤が見える。この後、僕に頭を撫でられて、亮は地下1階の手術室に消えていった。

今日の写真2
2時間の激闘の途中。上が亮で下が僕。ここでは間違いなく勝てると思っていたのだが・・・この状態から1時間半後、僕は投了したのだった。とほほ。

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