4月24日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第115弾! 2010.4.24(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第115弾! 2010.4.24(土)  たかやん

1年生の授業
昨日の5時間目の授業でY先生は歌から入った。子どもたちは元気よく歌った。思わず僕も一緒に歌い始める。中学生が歌い始めるのにはかなりの時間がかかるが、小学校1年生だと、自分からどんどん歌う・・・そんな彼らが輝いて見えた。歌はいい。何度も何度も歌うから、記憶にしっかりと残るのだ。そして、その歌を聞くと・・・当時のことが思い出される・・・僕にも、子どもたちにもそういう歌がたくさんある。それもまた幸せなことである。

中田先生
僕の中学時代の英語の先生は中田先生。ジョーン・バエズ、ブラザーズ・フォアー、PPMなどの歌を僕らに教えてくれた。それで僕らは英語が好きになり、歌が好きになり、ギターを弾き・・・それをまた子どもたちに伝えたのだから、先生の影響力は凄かった。歌の力も凄かった。僕は朝の学活や帰りの学活は勿論、理科の授業でも、歌を歌ったのである。1曲歌うことで授業に集中できればそれでいい。理科が好きになってくれればそれでいい。勿論、いつも歌っていた訳ではないが・・・きっと子どもたちの記憶には残っているだろう。

顔と名前
僕は入学した日にクラス全員の顔と名前を覚えた。子どもたちにとって、絶対に必要なことだと思っていたからだ。自然に覚えるのではなく、気合を入れて1日目で覚えるのである。僕が色んな授業を見ていて、いつもハラハラすること。それは先生達が子どもの顔と名前を覚えていないのが分かるときである。名前を覚えていないから、名前を呼ばない。名前を呼ばないから、卒業して会っても、名前が出てこない。教師をやっていて、こんなに寂しく、恥ずかしいことはない。Y先生は勿論、全員の名前をしっかりと覚えていた。空がいる1年2組の全員の顔と名前を僕も覚えよう。子ども達に好きになってもらうにはまず顔と名前を覚えることだ。

朝練
午後から東京オープンのダブルスがあったので、ひとみに付き合ってもらって朝練をした。最近はひとみの調子がよく、本当にいい練習になる。感謝である。

壁打ち
久しぶりに壁打ちをした。昭は2度、僕は3度、壁を相手に練習をした。壁打ちで汗をかけたので、そのまま試合に入ることができた。

慶応・青学
2回戦の相手は慶応・青学のOB。僕らより一つ年上のペアーは強かった。僕にも酷いミスがあったのだが、試合慣れしているのだろう。僕らは自滅の形でスコアーを悪くしていった。「楽しくなってきた!」と僕が昭に言ったのは、試合終盤。今度は彼らにスーパーショットが出て・・・僕らは負けた。スコアーは3−8。8ゲーム・ノーアドに慣れないと、こういう試合は勝ち抜けない。東京オープンは甘くないことを見にしみたのだった。それにしても、僕らが戦ったあの有明で、伸び伸びと試合をして、優勝した僕の教え子達は凄い。あの有明で、東京や神奈川の有名私立相手に、声を出し、ガッツポーズを出し、勝って、五中や六中の校歌を歌った子ども達・・・・団体戦では関東も全国も優勝した子ども達。個人戦でも大活躍した子ども達・・・彼らのメンタルの強さを少し分けてもらわないといけない。俺と昭はちょっとメンタルが弱かった。特に、得意のネットプレーでミスを重ねた僕は・・昭の足を引っ張ったのである。ごめんね、昭。練習して今度は勝とうな!!

今日の写真
東京オープンで負けた直後の笑顔です。撮影してくれたのは昭の奥さんの澄子さん。左から西谷昭、僕、日下部さん、菅野さんです。悔しかったけど、次に繋がる試合ができました。

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