5月11日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第132弾! 2010.5.11(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第132弾! 2010.5.11(火)  たかやん


今朝の集団登校は小雨降る中、いつもより遅くスタート。傘を差しているので、車との接触も怖いし、黒目川の遊歩道で自転車とすれ違う時も結構危ない。子ども達は前の子の足を見て歩く習慣があるらしく。自分で周りに注意して歩く訓練はされていない。集団登校の怖いところはそれだ。

朝顔の芽
帰り際、1年生の教室の前を通ると・・・子どもたちが朝顔の種に水をあげていた。「あ!芽が出てる!」「昨日まで出てなかったのに・・・」「見て、見て!」中には「今日は雨だから水あげなくても大丈夫だよ」という子も・・・でも、「ベランダがあるから、雨降らないよー」と、教えてあげると「そっかあ・・・」と慌てて水を汲みにいった。朝顔の芽を見て感動する子ども達を見ながら、この子たちこそ可能性溢れる“芽”なんだ。と、思った。

家庭訪問
Y先生が雨の中、自転車で来られたのは15時半過ぎ。でも、我が家は午前中からソワソワしていた。お袋まで「炬燵の布団、片付けて・・」と訳の分からないことを言う。「何で?」「だって、先生がいらっしゃるんでしょう?」「だからって、使っている炬燵の布団片付けてどうすんだよ。」家庭訪問をしたことは数え切れない程あるが、される時に家にいるのは初めてのことで・・・Y先生と話をするのが楽しみで・・

家庭訪問2
Y先生の話は楽しかった。クラスであったことを聞くのは本当に楽しいものだ。Y先生は実によく空のことを見てくれている。勿論、他の子ども達も同じように見てくれているはずだ。Y先生の話で、空の普段の様子が分かって本当によかった。できることなら学級通信で、普段の様子を知りたい。そう言いたかったのだが、ぐっとこらえたのだった。

学級通信
ある先生から「学級通信」を書くのは大変!と、聞いていたからだ。色々とチェックされて発行するまでが大変なんだそうだ。僕の時代にも「一生懸命」を読む校長はいたが、大抵の校長はファンでいてくれた。最後の1年だけは強制的に提出させようとしたので、完全に無視して毎日発行したが・・・・毎日書いたこともない校長にああだ、こうだは言われたくなかったのだ。今はきっとそういうことが許されないのだろう。ま、俺も辞める覚悟で書いていたけれど・・・。

愚痴
珍しくメールで愚痴を書いてみた。実の娘にしか言えないことだったのだが・・・。その実の娘から反撃をくらい・・愚痴は言うものじゃあないと反省した。これから愚痴る時には息子達に愚痴ることにしよう。息子たちなら笑って話を聞いてくれそうである・・・・。

変質者
「たかやん!今日超受けたよ!」「何があった?」「あのね・・・」中3の女の子が下校途中に変質者に会ったというのだ。「ズボン下げて、指で指すから、つい見ちゃったよー!」「超受けたよー!おばさん達も見てた!」暖かくなって、そういうおかしな奴が出没する季節になってきた。昔から、この時期になると出没するのである。こういう奴らから子ども達を守らないといけない。真剣にそう思うのである。

家庭訪問3
僕の1年目の家庭訪問。僕は職員会議で言われた通りに、何も飲まず、食わずで帰ってきた。それを怒ったのが学年主任の神さん。「心を込めて出されたものを、無視してどうする!」と神さんは言った。それから僕は出されたものを全て飲み、そして全て食べるようになった。「一生懸命」に好物はきつねうどん、アップルパイと書いたら・・・その二つがガンガン出てきて、食べ過ぎて死にそうになったこともある。しかし、今になって、なるほど神さんの言葉の意味が分かるのである。それぞれの家庭で、それぞれの家庭の常識内でお客様をもてなそうとするのだ。その全てに付き合うことは難しいが、その気持ちは受け止めてなくてはいけない。神さんはきっとそう言いたかったのだろう。

今日の写真
朝の校庭です。空たちは大体8時に学校に着きます。一番乗りのことが多いです。だから校庭に子どもたちはいません。この後、東門に行って暫く立って・・・帰る頃には、この校庭で遊びまわる子ども達と会えるのです。昔、我が家のひとみさんもこの校庭で遊んだのでしょう。親子で同じ学校に行けるということは幸せなことだと思います。

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