5月21日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第142弾! 2010.5.21(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第142弾! 2010.5.21(金)  たかやん

お風呂の中で
今日は初めての読み聞かせ。基礎英語は録音し、風呂の中で絵本を読む練習をした。ウルトラマンとバルタン星人の声を変えながら読むのだが・・・自分で笑ってしまった。何度も練習した後は2組の子達の名前の確認。全員の名前がスラスラ出てくるまで、お風呂の中で唸っていたのであった。

ダッシュ!
風呂を出ると、もう7時35分。どれだけお風呂に入っていたのだろう。パッと着替えるが、40分出発の空とは一緒に出られない。ラケットケースに絵本を隠し持ち、(何を読むかは空にも秘密だったのだ)45分に家を出る。ところが、なかなか空たちに追いつかない。6年生の班長が駆け出した為で・・・低学年の子達は置いて行かれまいと、猛ダッシュしている。(交差点も止まらないのでちょっと危険)僕も暫くはダッシュしたのだが、危険な箇所は越えたので、結局は遅れた子達と一緒に歩いていくことに・・・学校に着いたのは7時55分。いつもより5分も早く学校に着いてしまったのだった。

東門
「おはようございまーす!」声をかけてくれる子達が多くなってきた。教育実習の先生達もみんな元気で笑顔一杯。子ども達と挨拶しながら、授業の話も・・・自分の実習を思い出したり、指導教官だったときのことを思い出したり・・・みんないい先生に育って欲しいなあ・・。

読み聞かせ
いよいよ読み聞かせがスタートした。「空君のお父さんだ」「空くんのパパだ」と子ども達。僕は黒板にこう書いた。“空父”。「今日はね、空父と呼んでね。」「えー!」「はい、呼んでみて!」「そらちちー!!」「はーい!」なんて乗りのいい子ども達なんだ。こうして、僕の初めての読み聞かせが始まった。
「ウルトラマンにはウルトラマンの正しさがある」「おーっ!」 バルタン星人にはバルタン星人の優しさがある」「おーっ!」「ぼくにはぼくの愛しかたがある」「おーっ!」絵本を読むと、子どもたちが合いの手を入れるのだ。僕はちょっこし、アドリブを入れながら、絵本を読んでいった。子どもたちは合いの手を入れたり、笑ったり・・質問したり・・・色々な反応を見せてくれた。“帰ってきたおとうさんはウルトラマン”という絵本は10分で読み終えた。残り時間は5分。そこで、机を元に戻して、「クラスみんなの名前を覚えたかーい?ゲーム」をやった。ちょっと頭と反射神経を使うゲームに子ども達は大喜び。少し練習すれば、もっともっと面白くなるだろう。そして、45分。担任のY先生が登場して、みんなとバイバイしたのだった。

反省会
その後はPTA室?で反省会。他の学年の情報や苦労話を聞く。その後、職員室へ行き、少しマゴマゴしながら各クラスの代表(PTAの美化班)に渡す手紙を入れていると、「大丈夫ですか、やりましょうか」と声をかけてくれた先生が二人。そういう一言が嬉しいのである。それから校庭で学童保育の話をずっと聞いていたのだった。

校正
午前中一杯は5月31日号の最終校正。24から、3日間の駅立ちを行う。ひばりヶ丘、東久留米、新座と3つの駅での駅立ちである。

オランゲパゲ
「ねえねえ、オランゲパゲってなあに?」と中3の女の子。「オランゲパゲ?何語だよ」「ほら、これ・・・」そこにはORANGE PAGEと書いてあった訳で・・・僕は絶句してしまったのだった。とほほ。

今日の写真1
読み聞かせの大事なところは・・・読み手の気持ちと・・・聞き手の気持ちが一つになることだと思うんです。今日はたったの10分間だったけど、そういう瞬間が何回かあったように感じました。そしてたったの10分だったけど、久しぶりに授業をさせてもらったような気持ちになれました。黒板の前に立っている自分には教師のDNAが流れているんですね。これから6年間、この子どもたちと一緒に成長していきたい。そう思いました。


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