7月27日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第209弾! 2010.7.27(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第209弾! 2010.7.27(火)  たかやん

真夜中
鼾と咳と苦しそうな唸り声で何度も目が覚めた。看護婦さんは真夜中でもちゃんと来てくれる。そして優しい声をかけて、処置をして帰っていく。素晴らしい人達である。

X線
朝、撮ったレントゲンの結果はよくなかった。肺が元の形に戻っていかないのだ。早ければ3日といっていたので、ちょっとショックである。土曜日のよさこいまでには退院したい。空が踊るのを見たい。そして、日曜日の「川遊び」にはなんとしても間に合いたい。そう思うのである。頑張れ、俺の左の肺。

着替え
午後にひとみが着替えを持ってきてくれた。読みたい本や必要な小物を持ってきてくれたのも嬉しかった。そして、直弘や祐晴もたくさんのお見舞いを持ってきてくれた。ひとみの体調が悪く、車の運転が出来そうもなかったので、祐晴に東久留米まで運転して送って貰った。東久留米に停めたままだった僕の自転車は直弘が乗って帰ってくれた。頼りになる教え子達である。

煙草
救急車の中でも、ICUでも一般病棟の中でも聞かれたことは「煙草を吸いますか」ということだった。どの先生も必ず聞くのだ。煙草嫌いの僕が「え?煙草ってそんなに悪いんですか」と聞いたのだから笑える。先生達の答えは「悪いです」「致命的です」だった。僕の気胸は煙草が原因の気胸ではなかったので、それ程の心配はなさそうである。

ナース
看護婦さんにも色々のタイプがいる。今日の看護婦さんは最高だった。「体を拭きますか?」と言って、「お願いします」というと背中を丁寧に拭いてくれたのだ。しかも、「頭を洗いたい」というと、僕の頭を丁寧に洗ってくれた。しかも「一度洗ってみたかったんです、こういう頭」と爆笑しながら・・・・。

今日の写真
僕の左胸の写真です。胸に管が刺さっているのが見えますか。この管から、肺に溜まった空気を抜いていくのです。すると肺が膨らんで・・・もとの形に戻る・・・あれ、前にも説明しましたっけ・・・。

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