8月17日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第230弾! 2010.8.17(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第230弾! 2010.8.17(火)  たかやん

孫は優しい
今朝も鰹節を削って・・・孫は優しい朝ごはん。空が「これが“ま”で、これが“ご”で、これが・・・全部ある!」と確認するようになった。

暗唱大会
今日は市内小学校の暗唱大会の予選会。空とひとみと一緒に市民会館に向かった。「頑張れよ!大きな声でね!」というと、「本番じゃないから・・・」と妙な余裕の空。予選で大きな声でやらなければ、本選には行けないのに・・・。

緊張
「緊張してきた!」と空。そりゃあそうだ。市民会館の舞台で一人で喋るのである。緊張しない訳がない。しかも、1年生には難しい「平家物語」の暗誦なのだから・・・・。

ドキドキ
「平気だったよ」と笑顔で戻ってきた、空。親の方は心臓がドキドキ・バクバクしていた。声はいつもより、大きくはなかったが、とにかく、みんなの前でちゃんと言い切ったのだから・・・・。今日の1年生は、途中で詰まる子が殆ど無く、みんな立派だった。人前で者別ことの苦手だった僕には想像できないことである。

終わりの言葉
僕にはトラウマのようになっている事件がある。幼稚園の学芸会で僕は終わりの言葉を言うことになっていた。前の晩にも練習し、ちゃんと言えると思っていたのだが・・・本番になり、舞台に出ると・・・全てを忘れてしまったのだ。頭が真っ白というのはあの時のことで・・・みんなにゲラゲラと、笑われて、泣きそうだったのを覚えている。僕はそれから、人前で話すことが大の苦手になってしまったのだ。だから、今日の小学生達は本当に凄いと思った。空だけではなくて、どの子も凄い。僕にはとても真似できない・・・そう思ったのだ。

謝恩会
そんな僕が変わったのは、中三の謝恩会。ギターが買えず、ボーカルをやったことがきっかけで、先生や友達に褒められ・・・それから調子に乗るようになった。舞台で注目されることに快感をえるようになってしまったのだ。来月にも結婚式でギターを弾いて歌うが、15歳の頃から、人に注目されることが好きになってしまったのかも知れない・・・。

素数
偶数・奇数・正の整数・自然数・少数・分数・約数・倍数・有理数・無理数・そして素数。中学生たちが悩む数は色々だ。そこで、今日の小学生の授業では分数と約分の勉強のついでに素数を教えてみた。頭の柔らかい小学生達は、何の疑問もなく素数を理解していくのに驚いた。そして、あっという間に「2.3.5.7.11.13.17.19.23.29.31・・」と素数を大声で言えるようになったのだ。色々な数と仲良くなること、それが大事なのだと僕は思っている。

今日の写真
暗誦大会の空です。あの平家物語の巻第一祇園精舎をやりました。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・・・心も詞も及ばれね。」と90秒近く暗誦したのです。小学校1年生には意味の分からない、昔の言葉を暗誦したのですから・・感情を入れる余裕はありませんでした。声も期待していたよりは大きくはなかったので、予選通過は難しいと思います。でも、僕らは大満足。あんなに難しいことを1年生の空がみんなの前で、堂々とやったのですから・・・・。「頑張ったね」「よかったよ」と二人で空の頭を撫でたのでした。

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