9月11日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第250弾! 2010.9.11(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第250弾! 2010.9.11(土)  たかやん

9.11
あれからもう9年も経ったのだ。所沢で見たテレビの映像はまるで映画のようだった。9.17の飛行機のチケットを持っていた僕らは、「飛行機飛ぶのかなあ・・・」「どうなるんだろう・・」と呟いていた。暫くして旅行会社から電話があった。「キャンセルされますよね?」僕は「勿論、行きます!」と答えた。テレビで見たのでは何も分からない。実際に行って、自分の目で見なきゃ!!そう思ったのだ。9.17・・・9.11後、日本から初めてニューヨーク便が飛んだ日。ノースウエストに乗っている日本人は僕達だけだった。

暑い
ギターを抱えて、長袖のYシャツにスーツで東久留米から電車に乗った。いやあ、暑かった。一時はどうなることかと思ったが・・・六本木からはタクシーを使い、何とか乗り切ったのだった。歩かなくて本当によった。

マリア・シンシア
今日は奈月の結婚式。六中最後の卒業生も、もう29歳になった。式は六本木のカソリック麻布教会で行われた。奈月が洗礼を受けているのは知っていたが、洗礼名は今日初めて知った。神父さんは奈月のことを「マリア・シンシア・広田奈月」と呼んだ。

本物
本物のカソリック教会での結婚式は初めてだった。神父さんのお話は40以上続いた。アベ・マリアを歌った女性の歌唱力は本物だった。そして、教会の鐘の音も・・・・とっても幸せな気持ちになったのだった。

5分
僕が奈月にお願いされていたのは「お話と歌で5分」。しかし、歌を2曲歌ってお話をして5分は辛い・・・歌だけで7分はかかるのだ。司会の女性に「お時間はどれくらいかかりますか?」と聞かれたから、「5分と言われていますが、もうちょっとかかります」と答えておいた。

先生!よかった!
歌の後、何人もの人たちが「先生よかったよ。感動したよ。」「歌もお話もよかった」「ありがとう」と言ってくれた。中には号泣している女性も・・・・・・昨夜1時過ぎまで練習をし、朝の6時に弦を張り替えただけのことはあった。10分は使ってしまったが・・・誰も文句を言う人はいなかった。めでたし、めでたし!いやあ、ホッとしたあ・・・。

六本木ヒルズ
どうしてhillsとSが付くのか・・・行ってみて初めて分かった。展望台に昇ろうと思ったが、1500円もすることが分かり断念。代わりに毛利庭園で人間ウォッチングして2次会までの時間を過ごした。

2次会
赤坂見附での2次会にも参加した。若い人の2次会なのに、室内は禁煙。イタリアンレストランの料理は美味しく・・・話も楽しく・・・最年長の僕も実に楽しんだのだった。それにしても、二人ともいい友達を持っている。東久留米に帰ってきたのは8時半。本当に楽しい一日だった。

今日の写真1
カソリック麻布教会での結婚式は本当に素敵でした。このとき、僕らの後ろで鐘のロープを二人の女性が体を使って引っ張って・・・それほそれは素敵な音を出していたのです。

今日の写真2
僕のお祝いはこの「タンポポ」でした。六中の3年1組にとっても、僕にとっても「陽だまり」のような存在だった奈月に、新しい家族の「陽だまり」になって欲しい。そう思ったのです。このタンポポは妙高高原のタンポポです。奈月の新しい家族をイメージしています。

今日の写真3
東久留米ではもうハグできないので、今日は思い切りハグしました。このとき、僕らは泣いています。「幸せになれよ」「ありがとう」この状態は暫く続きました。

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