9月17日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第256弾! 2010.9.17(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第256弾! 2010.9.17(金)  たかやん

東門
今朝の東門も賑やかで楽しかった。純一が5日連続で立ってくれたのと、実習生のJ先生も一緒に立ってくれたからだ。みんなで立つようになって、子どもたちの挨拶の声が少し大きくなってきたと思うし、笑顔も増えてきたように思う。大人が笑顔になることが、子どもを笑顔にする一番の近道だと思うのだ。

読み聞かせ
今日は読み聞かせの日。始まる前に、1年2組の教室に居ると・・・「空父!」と、みんなが寄ってきた。ハイタッチを求めたのはさらちゃん。ぶら下がりや抱っこを要求したのはななみちゃん。カンチョウしてきたのはあらし君。反撃して、持ち上げて回転させると・・・それを見ていたりょう君も「僕もやって!」と、リクエスト。りょう君を持ち上げていたら、光太がきついカンチョウをしてきたから・・・追いかけ、追い詰め・・・ホッペをグルグルしてやった。抱きつかれ、攻撃され・・・楽しい汗をいっぱいかいた空父であった。

ほのかママ
今日の読み聞かせは1組のほのかちゃんのお母さん。それがまた上手なのだ。どんどん、子どもたちは絵本に吸い込まれていき・・・先週に続いて、大成功だったのであった。

8時45分
ダッシュで教室を後にする。そう、今日は自分の一般質問の日なのだ。パネルも作ってないし、準備しないといけないことも出来てない・・・・それでも、八石小へ行く空父であった。

9時30分ちょい前
市長の席にあった水の入ったものが倒れ・・・割れたらしく・・雑巾を持った人がわんさか登場した。

9時32分
カサジ登場。傍聴8人。指定管理者制度に対する市長の姿勢をどうなっているのだ!何でも指定管理者にするのは、おかしいだろう!というような内容の質問だった。そりゃあそうだ。経費削減だからと言って、本来市役所がするべきことを、指定管理者にやらせていたら・・・市民サービスが低下するだけのことなのだ。カサジはいつものように、殆ど原稿には目を落とさない。原稿があるのかなあ・・・と、思うくらい、僕らの方を見ながら語るのである。

10時49分
退席しようとした榎本さん。議場のドアを開けようとするが・・・開かない。本当に酷い議場である。雨は漏るはドアは開かないわ・・・・

中略

16時過ぎ。僕の一般質問が終わった。もっと言いたいことが・・・山ほどあったのだが・・・時間はどんどん過ぎていき・・・欲求不満状態で終わったのだった。でも、その質問は12月議会にぶつければいい。そう、思うことにした。改善されれば別だけど・・・「何度言われても変えることはありません」などと言われると、「何回でも質問したくなります!」と、言いたくなる。(実際、そう言ったのだけどね)

議会報告
今回の質問の詳しい内容は議会報告に書くことにするが・・・今夜は今日の最初の質問。小学校の安全問題の時に読み上げた、「池田小学校事件の概要」をここに書くことにしよう。

事件の経過
平成13年6月8日午前10時過ぎころ、犯人は自動車で附属池田小学校南側正門前に至ったが、同所の門が閉まっていたことから、そのまま通り過ぎ、同所から離れた自動車専用門に至り、開いていた同小学校専用門の前に自動車を止め、出刃包丁及び文化包丁の入った緑色ビニール袋を持って、同専用門から同小学校敷地内に立ち入った。

2年南組の担任教員は、体育館の横で、犯人とすれ違い軽く会釈をしたが、犯人は会釈を返さなかったので、保護者でもなく教職員でもないと思ったにもかかわらず、何らかの雰囲気を察して振り返るなど、犯人の行く先を確認せず、不審者という認識を抱けなかった。

犯人は、10時10分過ぎころ、2年南組テラス側出入口から担任教員不在の2年南組教室内に入り、出刃包丁で5名の児童を突き刺し死に至らしめた。
 
犯人は2年南組の教室テラス側出入口からテラスに出て東に隣接する2年西組の教室に向かい、10時15分ころテラス側出入口から同教室に入った。
 
当時2年西組では、児童全員前を向いて座り、担任教員は犯人の侵入方向に向いて教卓の席に着いていた。
 
犯人は教室に侵入する際大きな物音をたてたが、2年西組の担任教員は気付かなかった。 犯人は侵入したと同時に、3名の児童を次々と突き刺し、うち1名を死に至らしめた。
犯人に気付いた、2年西組の担任教員は、悲鳴をあげ、校内放送を用いて誰かに知らせようとしたが、利用を停止した。その後、同教員は、犯人が児童に向かって包丁を突き刺すのを見たが、児童の避難誘導をせず、警察へ通報するため廊下側前のドアから出て事務室に向かって廊下を走った。
途中、同教員は、廊下で倒れて苦しんでいる児童(この2年南組児童は他の教員がかかわるまで約6分間放置の状態であり、その後死亡した。)を見たが、そのまま事務室に飛び込み、10時18分(警察より確認済み)、110番に通報した。
同教員は、事務室にて110番に通報した際、警察に事件の詳細を聞かれ、対応に時間がかかった(約8分間)。そのため、警察からの救急車の依頼が遅くなり、警察が、救急車を要請したのは、通報を始めてから5分後であった。

同教員不在の間に、犯人は逃げる児童を追い回し、教室内、出入口付近、廊下で5名の児童を突き刺し又は切り付け、うち1名の児童を死に至らしめた。

次いで、犯人は、2年西組教室後方廊下側出入口から廊下に出て、東隣にある2年東組に向かい、10時15分過ぎころ、2年東組廊下側出入口から教室内に入り、児童2名を出刃包丁で突き刺し又は切り付けた。

犯人は、教室内で状況を見た2年東組の担任教員から椅子を持って追い掛けられたことから、テラス側出入口に向かって逃げたが、その途中で教室後方にいた児童1名と、さらに同出入口付近で別の児童1名を突き刺した。

犯人は、教室テラス側出入口からテラスに出たところ、通り掛かった1年南組の担任教員にタックルされ、取り押さえられそうになったことから、同教員を殺害しようと考え、出刃包丁で突き刺した。

その際、犯人は2年東組の担任教員から椅子を投げ付けられたものの、これを意に介さず、テラス上にいた児童を見付けて、その児童らを西方向に追い掛け、10時20分ころ、犯人は、1年南組教室内に児童の姿を認め、同教室テラス側出入口から同教室内に入った。

それまでの間、3名の教員が1年南組の横を通過したにもかかわらず、1年南組にいた児童に危険を知らせ、避難するように声かけできておらず、避難誘導が行われなかった。

犯人は、1年南組教室テラス側出入口から担任教員不在の1年南組教室内に入り、出刃包丁で3名の児童を突き刺し又は切り付け、うち1名を死に至らしめた。さらに、別の児童1名を同教室テラス側前方に追い詰め出刃包丁で突き刺した際、駆けつけた2年南組の担任教員に背後から出刃包丁を持っている右腕をつかまれたが、同教員目掛けて出刃包丁で切り付け、引き続き、出刃包丁を左手に持ち替え、倒れている同児童を突き刺した。

犯人は、10時20分ころ、2年南組の担任教員及び副校長によって殺人未遂の現行犯人として逮捕され、間もなく、現場に到着した警察官に引き渡された。

犯人を取り押さえてから犯人確保までの間、学校全体としての状況把握と組織的な対処行動ができなかった。死亡した8名の児童は即死ではなく、救命活動の遅れが死因に直結する失血死である。児童に対する組織的な避難誘導、救命活動、搬送処置が行えず、被害を最小限にくい止めることができなかった。

負傷児童の氏名、場所、人数、負傷の程度の確認など、学校全体としての状況把握ができず、救急車に付き添うよう申し出た教員もいたが、管理職や教務主任は、混乱の中で事件の全容をつかめず、20分前後も放置され既に致死的な状態になっている負傷児童の搬送に、ほとんどの教員が付き添うことができず、また、保護者への児童の搬送先病院の連絡が大きく遅れてしまった。
そのため、事件直後、ある死亡児童の保護者は早い段階で来校したにもかかわらず、学校内で負傷していた児童に会うことができず、自力で探し回った病院で既に死亡した我が子と対面することとなった。また、事件後において、学校からの説明や弔問が遅れ、教員の心ない表現、発言、行動が遺族の心を大きく傷つけた。

* この事件を決して風化させてはいけないのだ。8人の尊い命を無駄にしてはいけない。そして、二度とこういうことのないように、大人は智恵を出して、子ども達を守らなければいけないのである。

今日の写真1
ほのかママの読み聞かせです。子どもたちの集中している様子が後姿からでもわかります。

今日の写真2
最初は自分の席にいた子ども達でしたが、絵本の中の“お母さん”がどこにいるのか知りたくて・・・みんなで絵本に集まってしまいました。絵本の力ってスゴいですね。

今日の写真3
中学校2年生と3年生に混ざって計算(4桁のエレベーター足し算)をする小1の空です。毎日の法則は恐ろしいです。空が笑っているのは1番で終わってしまったからなのです。3ヶ月以上、毎日やってくると・・・こんなことが起きるのです。そんな馬鹿な・・・というのは大人の先入観なんですね。

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