11月2日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第255弾!  2011.11.2(水)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第255弾!  2011.11.2(水)   たかやん

7時50分
みんなでわいわい集団登校。楽しいのだが・・・元気よく挨拶できる子は少ない。石神の大人達の声ばかりが耳に残る。暖かい地域の見守りに、子ども達もちゃんと応えて欲しいものだ。

8時00分
東門での見守り開始。今日は第一水曜日ということで、例の「声かけ運動」も行われた。声かけ運動よりも、大きな声での「挨拶練習」の必要性を感じる。

8時20分
校庭での見守り。子ども達の遊びの微妙な変化が面白い。校庭や教室で子ども達をじっくり見るだけで、いじめの芽に気づき、摘み取れるかも知れない。

8時43分
3年生のあるクラスの朝自習を参観する。僅かな時間にK先生は黒板一杯に文字を書き、大きな声で単位の説明をしていた。普通の算数の授業かと思ったくらい気合が入っていた。

気合
そう、授業には気合が必要である。子ども達は先生の「やる気」「本気」を読む天才だ。家で何があっても、職員室でどんなに嫌なことがあっても・・・教室には「やる気」「本気」を持っていかねばならない。K先生の教室にはそういう基本があったのである。

先生運
1時間目の2年2組を参観。ティームティーチングの算数の時間。僕を確認して、うれしそうに手を振った空だったが・・・僕が傍に行くと・・ボソっと呟いた。「ねえ、お父さん。何で毎日いるの?」『そりゃあ・・なんだっけ、ほら教育週間だからだよ・・・』他の子のお父さんは大抵お仕事で・・・僕のように毎日学校にいるお父さんはいない訳で・・・ましてや毎朝、集団登校で一緒に学校に行くお父さんなんぞ、日本中探してもいる訳がない・・・。それにしても空は恵まれている。去年も今年も素敵な先生に習っている。僕も先生運がよかったが、空も幼稚園の時からずっといいのである。人生の中で「先生運」ほど大事なものはないかも知れない・・・。

ティームティーチング
これはコンビネーションが大事なんだと思う。いいリズムで授業をやるにはどうしてもパートナーにもそのリズムを体で掴んでもらわないとね。テニスも授業も同じである。コンビネーションが大事である。二人の息が合ってなければ、二人が一人に負けることもあるのだ。先生が教室に多くいればいいというものでもない。一人の方がいいことだって、たくさんあるのだ。

T.T
僕もティームティーチングの経験はたくさんある。ただし、僕の場合、そのパートナーは生徒だった。できる子をできない子につけたのだ。できない子にできる子達がどんどん教える。それで、できない子もできる子も伸びていく。そういう経験は山ほどある。ぱっと出来て何もやることがない・・・授業の中でそんな状態を作り出さない為にも、出来る子を臨時採用の先生にすることは効果があるのである。先生が教室に二人いなくてもT.Tはできる。先生になることで、子ども達は伸びていくのである。

お父さん
昨夜はお通夜、そして今日は告別式。賢二のお父さんは78歳で逝ってしまった。誰のお父さんのお葬式でも、僕は57歳で逝ってしまった父さんのことを思い出す。今の僕と同じ年で逝ってしまった父さんのことを思い出して、泣けてしまうのである。そう、お父さんは世の中に一人だけしかいないのだ。一人だけしかいない父さん。自分の体の半分を占めている父さん。賢二ももうお父さんとは会えなくなる・・・そう思ったら、また泣けてくるのである。

今日の動画
http://www.youtube.com/watch?v=KrsYQ1lAXTI&feature=related
福島第一から250キロも離れた横浜で、福島第一から20キロ圏内と同等のストロンチウムが検出されたというお話です。埼玉は横浜よりも福島に近いのですから、他人事ではありません。僕らも被害者、被災者だという認識が必要です。どこかの国の九州電力という会社が、玄海原発4号機を再稼動させました。気が狂っているというしか、いいようがありません。原発は過去の日本にも実は必要がなかったし、これからの日本にも絶対に必要がないのです。東北の復興、日本の未来を本気で考えるのなら・・・原発は全て止めなければなりません。原発などなくても、日本の電力は十分足りているのですから・・・。

明日は朝の7時から栗原6丁目で放射線量の計測をします。栗原の住民からの要望です。これから、更に忙しくなりそうです。               たかやん