4月13日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第102弾! 2011.4.13(水)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第102弾! 2011.4.13(水)   たかやん

幸弘からの伝言
これまで、相馬・南相馬には、4月6日、日帰りで野菜をトラック1台分届けました。参加者3人。
石巻・鮎川・女川には、4月8日〜4月12日までの3泊5日で、現地に長靴100足を届け、300食の炊き出しを3回行いました。参加者6人。

さまざまなことが明確になってきました。
1、ボランティアが不足している。ボランティアコーディネーターも不足している。
2、行政は、地域内生活者の問題点を把握していないため、行政をあてにして現地入   りしても、課題と必要とされる作業が見えてこない。
3、その地域の課題と必要とされる作業は、「地域の力」サイドで発見と掘り起しをしな  ければならない。
その結果、「地域の力」では、次の取り組みが早急に検討対象です。
※1、南相馬・相馬・女川地区では、圧倒的に不足するボランティアの受け入れ態勢づくりの一環として、ボランティアの宿泊施設の確保が必要。

そこで、「地域の力」が常設テントを設置する、こと。建設職人と提携し、現地で古家の修繕等をする、こと。 この方式で、ボランティアの宿泊所を確保します。
設置したテント・整備した古家の管理は、地域のボランティアセンターと提携する。

※2、石巻地区のボランティアコーディネーター不足を解消し、現地情報を収集し、「地域の力」の送り込むボランティアを有効にコーディネートするため、現地ボランティアセンターに「地域の力」の専従ボランティアを置く。以上です。

と言うわけで、若い人で金土日の週末ボランティアが出来る人、あるいは長期間東北へ行き、ボランティアコーディネート(報酬がでます)が出来る人を募集しています。若いという意味は色々ありますが、僕よりも若ければ十分大丈夫です。勿論、10代、20代は大歓迎です。いい経験になると思いますよ。この日記を見ている、僕の教え子達。興味があったら連絡ください!たかやん

挨拶運動
東門には大人が溢れていた。そう、今朝は挨拶運動の日だったのだ。もともと体育会系の僕は、挨拶運動よりも、挨拶練習の方がいい・・・そんな風に思っている一人である。僕が生徒だったら・・・・たくさんの大人に何度も何度も挨拶するのはちょっと辛い。きっとそう思うから・・・。子ども達は練習することは嫌いじゃない訳で・・・。体育会の挨拶の仕方を教え込みたい・・・そう思ってしまうのだ。嫌だねえ・・・・体育会系は・・。

式辞
嫌いなのが式辞とか告辞とかいう言葉。その言葉だけで固っくるしいのである。それでも校長の式辞はなかなかよかった。みやもと先生の話は僕もよく塾の子達にしているし、92歳を越えて詩人になった人の話もなかなかよかった。型通りの言葉に失敗はないかも知れないが、子ども達の心にはこれっぽっちも残らない。要するに本当の意味での失敗である。

* 3月15日の日記にこんな言葉を書いた。読んだ人の読解力にもよるだろうが、この文は当時の五中の校長の式辞をけなしたものではない。「なかなかよかった」と書いてある通り、かなり誉めているのである。だって、上手だったから・・・。心に残ったから・・・。僕は式辞や告辞は嫌いだよ。でも五中の校長のはなかなかよかったよ!そう言っているのだ。式辞は告辞は子ども達の心にはこれっぽっちも残らないのが普通だよ。そう言ってはいる。それは教員時代も今も同じだ。でも、時々この五中の校長のように、心に残るものがある。そう言っているのだ。型通りの式辞や告辞には確かに失敗はない。でも、子ども達の心には残りませんよー。そう言っているだけだ。誰かの告辞や式辞をけなしているのではない。誰がやっても、型通りじゃあ、心には残りません。僕がやってもそれは同じ。そういっているだけだ。もっと深く読めば・・・だから、型にはめるのもいいけれど、ちょっと脱線してもいいから、自分の言葉で子ども達の心に残る言葉をかけてくださいね。そう言いたかったのである。大体俺が五中の校長の言葉をけなす訳がないだろう。あの栄光の五中を一緒につくった同期の仲間なんだから・・・。

今日の写真123
日記と繋がりませんが・・・今日の写真は全て六中の写真です。白い旗を持っているのは六中テニス部のキャプテンだった伊藤慎吾。全国優勝のときのキャプテンでもあります。
放送しているのは真備、彼も六中テニス部でした。そして、コートに倒れこんでピースをしているのがキカッチ。彼もテニス部でしたねえ・・・。3人とも一緒にコートで汗を流し、校庭で3キロ走り、サッカーにも燃えて、コート整備も一緒にやった仲間達です。もうああいう馬鹿な練習はできないでしょうねえ。昔、「わたしはこれで会社をやめました!」というコマーシャルがありましたが、今こんなことをやったら、間違いなく「わたしはこれで家庭から追われました!」になるでしょう。でも、あの時代を後悔はしていません。年齢が戻って、もう一度やれと言われたら・・・やるかも知れません。でも・・・・

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