5月23日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第142弾!  2011.5.23(月)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第142弾!  2011.5.23(月)   たかやん

東北戦
僕の試合は3試合目。ダブルスの3番目の試合である。北大のBコートに入る予定で・・・高田さんや安達さんをはじめ、先輩達も大勢見にきている。田村・高邑の相手は知らない二人。もう1年生ではないのでボールボーイには入らなくていい・・・ダブルスが1勝1敗になって・・・「さあ、行くぞ!」とコートに入ったところで・・・目が覚めた。この歳になって、何で東北戦の夢を見るのだ。現役の頃は全く緊張しなかったのに、今回はやけに緊張してたなあ・・・なんか、へんなの。でも、そんな気分になれるのだから幸せかも・・・。

正常
やっと血糖値が正常に戻った。夜は炭水化物を採らず、お酒は土日しか飲まず、毎日運動だけは続ける・・・という生活を続けたのだ。多少、お腹は減るが・・・そこは根性で何とかなった。後は筋力をつけて、体脂肪率を落とすことかな。男も見た目が大事だからねえ。

ピアノ、アトリエ、塾、テニス、水泳・・・
空が今やりたい順番がこれ。水泳が最後というところが面白い。そして1番はピアノ。絵よりも勉強よりもピアノだというのだ。塾が3番目に入っているのは嬉しいし、テニスをやりたいというのも嬉しい。水泳を程ほどにしてピアノとテニスに燃えてみるか・・・・。

笑顔の力
もう直ぐ5月が終わろうとしています。新人の先生達はさぞかし苦労していることでしょう。張り切って担任を持ったはいいが、子ども達は言うことをきかない。授業はうまくできない。どうしても隣のクラスと比べてしまう自分がいる。親にも先輩にも気をつかい、学校から帰ると教材研究。土日も遊びに行かれず、なかなかデートにも行けない。月曜日になるのがちょいと怖い。そんな先生もたくさんいるでしょう。その状態から逃げるにはどうしたらいいのか・・・答えは・・・逃げられない!です。逃げてはいけない!です。それは彼方に与えられた試練だから・・。逃げないでちゃんとした先生にならなきゃ、いつまでも今の状態が続いてしまいます。なあに言うことを聞かない小学生なんて可愛いものです。相手は自分よりでかい中学生じゃあないのです。どうにでもなるのです。かといって、ベテランの先生を真似て怖い顔をして怒鳴ればいい。そんなわけはありません。若い先生には素敵な笑顔が一番の武器なのです。10年ちょっと前までは小学生だったのだから、どんな先生が好きか思い出してごらんなさい。そりゃあやっぱり笑顔の素敵な先生が好きだったでしょう?子ども達が言うことを聞くのはね、好きな先生のいうことが一番なんです。怖い先生のいうことを聞くのは、「怖い」から嫌々聞いているだけなんです。「好き」な先生の言うことは、多少無理なことでも、みんな喜んで聞くものなんです。だから、笑顔が大事なんです。本当に怖い顔をするのは「弱いものいじめ」をしたときです。それ以外はたいしたことじゃあないのだから、本気では怒らない。演技で怒るのはいいけれど、本気では怒らない。怒ってはいけません。子ども達はよく見ています。生徒として悪いことをしたときは、演技で怒ればいい。でも、人として悪いことをしたときは、本気で怒らなくてはいけません。それを間違えると、いつでも本気で怒り、つまらないことで親を呼ぶようになってしまいます。学ぶことの楽しさを教えるのが先生の仕事なのに、嫌でも我慢するのが勉強と言ってしまうのもいけません。勉強は楽しいものです。自分の脳みそを鍛えることがつまらない訳がありません。できないことができるようになることが嫌いな子などいないのです。授業中騒ぐ子は、大抵の子が分からないのです。分からないから、つまらない。周りの子が分かって、自分が分からないから面白くなくて、邪魔をしたくなるのです。自分も分かりたいし、みんなの前で正解を言って誉められたい・・・・それが騒ぐ子達の本質です。もう一つヒントをあげましょう。子ども達に学ぶ楽しさを教えるにはどうしたらいいか・・・それはね。自分が学ぶことです。魅力のある人は必ず今現在何かを学んで成長している人です。そりゃあベテランの授業は上手です。でも、魅力があるかどうかは上手か下手かではないのです。下手糞な授業でも勉強して、努力している授業には魅力があるのです。だから大丈夫、若いあなたたちにも大先輩を超える可能性はあるのです。第一、彼方達には学ぶチャンスがゴロゴロ転がっています。(この先生いいなあ・・・)男でも女でも学校に何人かはそういう先生がいるものです。そういう先生からまず学ぶのです。そういう先生はいつも笑顔のはず。そしてその先生の周りの子ども達もまた笑顔のはずです。どんどん見て、どんどん盗んで、どんどん自分のものにしてしまう・・・それがこの1年間の学び方です。教師っていうのは職人です。そうやって後輩から尊敬されて、技を盗まれることが嬉しくて堪らない人種なんです。だから、どんどん遠慮なくやってくださいね。完成しちゃって、私はもう完璧です!なんて顔した人から学んではいけませんよ。あくまでも現在進行形で伸びている先輩を探しましょう。そして、子ども達と一緒にいるのがたまらなく幸せだー!そんな顔をしている先輩を探してください。
前にも書きましたが、この1年はあなたにとって最初で最後の1年です。僕の教え子はもう49歳になりますが、そのクラスのことは今でもハッキリ覚えています。その時の子ども達との関係が、僕のその後の20年間を決めた、と言っても言い過ぎではありません。苦しかったら弱音を吐いてもいい・・・でも、月曜日になったら、笑顔で学校に登校するんですよ。笑顔の力は彼方が思っている以上に凄いものです。それを信じて頑張ってくださいね。                              たかやん

今日の写真1
この間のミニクラス会の続きです。奥から光一、空父、直弘、そして健次です。みんないいおじさんですねえ・・・。僕は先生には見られなくて、完全に「同級生」と思われていました。おほほほほ。

今日の写真2
今朝の我が家の前の道路です。こうやって違法駐車する車がある訳で・・・勿論、注意してどかしましたが・・・大人達は、子ども達の通学路のことなど頭にないのでしょう。自分の都合ばかり考えて・・・東門を通る車も、毎朝びゅんびゅんとばしていく車があります。毎朝「ばかやろう!」「この脳たりんが!」と叫びたくなるのを我慢している空父です。

今日の写真3
子ども達が集中している姿を見ると、思わず笑顔になります。学校の楽しさとはまた別の、格別の楽しさを僕は塾で味わっています。普通、仕事をすると疲れますが、僕は逆に元気になります。塾で子ども達と一緒に学ぶことが楽しくて、楽しくてしょうがないのです。子ども達の学年も能力もバラバラですが・・・それだけに個々の力を引き伸ばせた時は最高に幸せを感じます。毎日が幸せの連続って感じですね。ふふふ。    たかやん

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