7月10日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第190弾!  2011.7.10(日)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第190弾!  2011.7.10(日)   たかやん

4時半
今日は空のスイミングの大会。川口の青木公園のプールに行くので、みんなで5時起き。駅立ちで慣れてる僕は楽だが、ひとみと空はキツそうだった。

泳ぎたくない
朝からテンションが低い空。泳ぎたくない!と、訴える。もうスイミングを辞めたいとグズる。「辞めてどうするの?」と聞くと、「ピアノを習いたい!」と、空。「ピアニストを目指したいんだ。」と、呟く。ひとみは「何言ってるの!九月の大会までお金払っちゃったんだからね!でなきゃ、ダメだよ!」と怖い。そこで、「1級になったら、辞めてピアノにしたら?」と助け舟をだす。しぶしぶ車に乗った空だったが・・・・。本番になるとやる男で・・・

2秒
2週間前に50m自由形で自己ベストを3秒も縮めた空だったが。今日は同じ種目で、また更に2秒も縮めてみせた。空は1コースで2コースは高校一年生。そんな馬鹿なという設定だったのだが、空は2位で泳いだのだ。(3位も高校生)空はまたしても進級して上級の5級になった。空のやつ、また自分の脳に言い聞かせたな!凄い奴だ。俺も毎日選手権で、やってみよっと!

待ち時間
水泳の大会はテニスの試合と比べて、待ち時間がやたらと長い。しかも、駐車場が一杯で一度出たら、もう入れなくなり・・・。僕はかなりの時間、日陰に停めた車の中で過ごしていた。空は2回しか泳がないのだが、親は朝から夕方まで・・・厳しい競技である。

DNA
「花咲徳栄高校のお兄さんと、友達になったよ!」と空。どうやら、泳ぐまえにいろいろと会話をしたらしい。水泳部に入ったばかりのお兄さんもきっと不安だったのだろう。小学生には負けたくない!そういうプレッシャーもあったはず。そんな二人に小さな友情が芽生えたという訳で・・・そういうところは僕のDNAかなと思ったりして・・・。

誉め上手
午後のレースの平泳ぎ。スタートはかなりの差があったのだが、徐々に追い上げ一位でタッチした空。記録はベストにほんの僅か届かなかったが、初めての50mプールだからと、コーチには褒めて貰ったらしい。ベストを出さなくても、そういう誉め方もあるんだなあ・・。学校の先生達にも誉め上手になって欲しいなあ・・。そんなことを思った空父であった。最近の先生達は誉めるのが下手糞で、粗探しが上手・・・特に中学生の保護者からそんな声が聞えてくる。誰でもそうなのだが、欠点の方が見つけるのは簡単である。素人はそれでもいいかも知れないが、“先生”と名のつく人達には、欠点よりも“誉めるところ”を見えるようになって欲しい。大抵はよく見ていないから見えないだけなのだが・・・兎に角、子ども達の瞳の向こうまで、よく見て欲しいと思うのである。育てる・・・ということは、そういうことだから・・・。

今日の写真1
50m自由形の直前、ジャンプして体を動かす空です。お隣はお友達になった高校生のお兄ちゃん。飛び込んだ瞬間、体2つくらい離されたのですが、追い上げに追い上げて僅かの差で2位になりました。

今日の写真2
スタンドからはこんな風に見えます。10コースもあるプールでビックリです。新座市にはこういう立派なプールはありませんねえ。飛び込み台もあって、小学生の料金は100円だったと思います。テニスコートも立派なオムニのコートが沢山ありました。野球場もあって、びっくりです。

今日の写真3
レースが終わり、母子で何か語っています。大会事に結果を出す空にひとみもびっくり!かなり喜んでいました。ひとみはずっと泳げなかったからだと思います。空が泳げるようになったのは、僕のDNAというよりは、ひとみの「泳げるようになって!」という思いが力になったようです。今日一日、仕事は全くしないで、僕はお父さんをやっていました。教員時代はそれが全くなかった・・・部活部活の16年間でした。はい。

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