7月13日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第193弾!  2011.7.13(水)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第193弾!  2011.7.13(水)   たかやん

教師を目指す人へのメッセージ
視察と言っても、夜は暇である。アイフォンで自分のホームページを見ていたら「教師を目指す人へのメッセージ」がちょっと面白くなって・・・自分が書いた文書にはまるっていうのもおかしいのだが・・・不思議とはまってしまって笑った。僕はこんなことを書いていたのよねえ・・・。

第一歩
教師になって一番最初にすること、それは子どもの名前を覚えることだ。入学式、 あるいは始業式の日までに、自分のクラスの子供達の名前は全員覚えなくてはいけ ない。これはもうプロとしては最低の条件である。
名前と顔が一致しない子供達を一日目で全員覚える。難しいようで簡単である。ま ずクラスの名簿を5人づずつ区切って覚える。(机の列が横に6列だったら、6人 ずつ区切る。)何日かかってもいいから、とにかく暗誦してしまう。勿論正確に覚 える。それも絶対にファーストネームで覚えるのだ。そこが味噌である。子供達を 苗字で呼んではいけない。これはアマチュアのすることだ。
人間誰だって、苗字で呼び捨てにされるより、名前で呼ばれたいものだ。(自分の名前を呼ばれて嫌な気 持ちになる人はいないという話があるくらいだ。)そして初日、自分のクラスに名 簿順に座らせる。自己紹介をさせながら名前を反復練習する。色々質問しながらこどもの表情をつかんでいく。この時メモは取らない。意地でも頭の中に子供達の言葉を叩き込む。どうしても自信の無い人は記念にといってビデオ撮影するのも楽しいし、テープレコーダーで録音してもいい。といにかく、子供達に先に自己紹介させるのがコツだ。自分が観察される前に観察する余裕がないといけないのである。
そしていよいよ自分の自己紹介。僕はこんな風にやっていた。「俺の名前は高邑朋矢。あだなはタカヤン。昔からそうだから、みんなもそうやって呼んでくれ。タカヤン!っていわれたら、あいよっ!ってこたえるから。」「本当?」「じゃあいってみな?」「タカヤン!」「あいよーっ!」「タカヤン!」「あいよーっ!」「タカヤン!」「もういいよーっ!」
ここまでくればもう子供達は半分魔法にかかっている。おまけに「みんなこのクラスの奴の名前だけは1週間で覚えろよ!」「できないよー!」「俺はもう全員覚えたぞ!」「嘘だあ…」「嘘じゃない!秀昭、拓郎、光、圭亮、登、新太郎…・愛、文、楓、美生。どうだ!」と全員の名前を言ってみせると、子供達はもう完全に魔法にかかっているのだ。
単純なことだが、入学式や始業式で初めて会った先生に自分の名前を覚えてもらう というのは子どもにとっては物凄く嬉しい事なのだ。怒られるのではなくて自分の顔と名前を覚えてもらったのだから、誰だってその先生を好きになりそうだと思うのだ。その錯覚が大事なのだ。こういうクラスは初日から笑顔が溢れる。クラスというのは笑顔でスタートして涙で終わらなくてはいけない。1年間その子供達にどれだけ笑顔がプレゼントできるのか、そしてどれだけ自分が笑顔でいられるのかが勝負なのである。クラスの第一歩は担任のちょっとした努力で素敵な一歩になるのだ。その努力を惜しんではいけない。大学を卒業したばかりでも、貴方はもうプロの教師なのだから…・。

藤井寺
今日の視察は藤井寺市。そうあの近鉄バッファローズの藤井寺球場があったところだ。過去形なのは・・・今はそこに四天王寺中学・高校が建っているのである。四天王寺は六中の女子が全国大会の準決勝で戦った相手だ。実に悔しい負け方をしたのだが、今ではいい思い出である。

藤井寺改革・創造チーム
今日のテーマがこれ。特に教育問題でなかなかいい提案があり、前から注目していたのだ。ところが、改革や創造という言葉と市教委は合わないらしく・・・なかなか上手くいかないのだそうだ。去年やったことを今年も無事やる。どこの市教委もそれが無難なのだろう・・・。まあ、気持がわからないでもないが・・・改革や創造なくして進歩はないのである。

18時半
僕は空の練習を見ていた。そう新幹線で東京に着いて・・・そのまま空のスイミングクラブに直行したのだ。それは実に豪快に泳いでいた。この間の大会で自信がついたらしく・・・かなり積極的に泳いでいたのだ。水泳をやめなくても、ピアノを習えることが嬉しいのかも知れない。

空のピアノ
「お父さん来て!」と僕の部屋のピアノの前に座る空。毎日、毎日よくもまあ上手になっていくものだ・・・そう感心するくらいピアノが上手になっていく空。今日は何だか感情を込めて弾いていたなあ・・・。本気でピアニストになりたいらしい。

続左胸
どうも、まずい状況になってきた。階段を降りる振動で左胸が痛むのである。これは去年救急車に乗った時と同じな訳で・・・振動に弱いのである。気胸が再発している可能性が大になってきた。シングルスは棄権してもいいが、ダブルスはパートナーに申し訳ないからなあ・・・。さあ、どうする。土曜日からどうする・・・?

今日の写真1
藤井寺市議会の議場での小池さんです。僕より10歳も上の小池さんですが、僕は「秀ちゃん!」と呼んでいます。秀ちゃんも「たかやん」と呼んでくれます。小池さんは中学時代オール5だった秀才で、都立大泉高校に進学していました。でも、お父さんが戦死されていて・・・・家計を助ける為に中退して働いたのだそうです。当時は学校群がなかった時代ですから、大泉高校のレベルはかなりだったはずです。我が家の亮も高校中退なので、一度会わせたいと思っている亮父です。帰りの新幹線の中でもずっと話していた僕達二人でした。

今日の写真2
藤井寺球場の跡に建った四天王寺中高です。卓球の石川選手もこの学校の出身なんですねえ。古墳が何十個もある藤井寺市がかなり身近な市に感じました。

今日の写真3
ひばりヶ丘の駅の階段を降りていくと、(あ、カサジの声だ!)聞きなれた声が聞えてきました。やはり声の主はカサジ(笠原議員)で、隣に石島議員も立っていて、署名運動をしていました。暑い中、地道な活動をしているカサジと陽子・・・頑張っているなあ・・・。僕も明日から頑張らないと!!入院なんかしてられないぞ・・・。

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