7月27日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第207弾!  2011.7.27(水)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第207弾!  2011.7.27(水)   たかやん

教師を目指す人へのメッセージ15  給食

給食を馬鹿にしてはいけない。何と言っても人生の三分の一の食事が給食になるのだから…。この給食を美味しく食べるか、嫌嫌食べるかでは教員人生が変わってしまうくらい影響があると思わなくてはいけない。不思議だったのは牛乳だ。僕は中学生の頃、給食室の前に残っていた古い牛乳を飲んで食中毒症状を起こして以来、牛乳は飲めない体だったのだ。高校でも大学でも、もういいだろうと思って牛乳を飲むと…ピィーピィーだった。それがどうだ、教員になった瞬間から牛乳を飲んでも平気になってしまった。学校の牛乳は薄いという噂もあるが、とにかく僕はプロ意識が牛乳を平気にさせたのだと思っている。

僕のクラスでは給食は毎回くじを引いて決めていた。中学生になると「好きな人と食べたい。」という子が多いのだが、それは許さなかった。そして給食中はとにかく子供達と話をした。同じテーブルに座った子全員と必ず話をすることにしていた。

給食が終わるとジャンケンである。片付けをジャンケンで決めるのだ。それもサンマーといって、3回負けると負けというルールで遊ぶ時間を作った。勿論自分が負けたら片付けをしなくてはいけない。僕がたまに負けると子供達は大喜びだ。これは決して平等な結果にはならない。負ける子はよく負けるし、勝つ子は良く勝つ。それでいいのである。

僕のクラスはお代わりもジャンケンだった。男の子だけとか、力の強い子だけがお代わりをするようなクラスはいただけない。いつもジャンケンということになれば、女の子も力の弱い子も十分に戦えるという訳だ。結果は平等でなくてもいいのだ。みんなが平等に戦えれば……。

給食で気をつけなければいけないのは、アレルギーである。中には痙攣を起こす子もいるから、決して無理強いして食べさせてはいけない。お弁当を持ってくることもOKなのである。みんなと同じものを食べることを強制したら、軍隊か刑務所になってしまう。みんなと同じ物が食べられることは幸せだということはできるが…。

僕らが言えるのは「好き嫌いなく食べるのがいいね。」「おいしい、おいしいって思って食べよう。」「最低20回は噛んでたべよう。」くらいである。学校で食生活の躾はできないし、してはいけない。食べ物に感謝する気持ちを育てたければ自分がそうすることだ。給食の味は栄養士によって、物凄く違うことがある。そういう時は諦めが肝心である。じたばたしても味覚というのは変化するものではない。同じ材料を使っていても味が変わるのが料理だ。自分で調味料などを用意して、何とか切り抜けることを考えよう。教室にトースターを置いておくのも良いかもしれない。パンの添加物はトーストすることでほとんどが飛ぶらしい。自分の健康は自分で守るという姿勢を子供達に見せなくてはいけないのだ。

添加物の事は子供達におりを見て話をしよう。子供は「良い言葉と良い食べ物」で育てられる権利があるのだ。子供達の健康を蝕む添加物にはいつも注意を払っていなくてはいけない。ビタミンの話も、ミネラルの話しも給食の度にすればそれは立派な教育になるのだ。

「給食」の時間は楽しい。子供たちと同じ席について、同じ目線で話ができる時間だから・・・。この時間を無駄に使ってはいけない。チャンスは毎日くる。それを逃してはいけないのだ。
*確かに給食の時間は楽しかった。誰も独りで食べることのないように・・・みんなが楽しく食べられるようにさえ気をつかうことが一番大事なのだと思う。食事は家でも学校でも外でも・・・楽しいはずのものだから・・・。
27日の午後練(2250m)
1.フリー
2.板フリー(バタ足)
3.フリーで休憩
4.ドルフィン平and片手バタandバタフライ
5.背伸びバックand片手バックandバック

6.平泳ぎ
7.バタ足平and片手フリーandフリー
8.バタフライandフリー
9.バックandフリー
10.平泳ぎandフリー

11〜21.板フリー で休憩

22.23.25m板フリー×2 28.73
24.クールダウン
25.26.バタ足平×2
27.片手フリー右左
28.片手フリー左右
29.30.フリーで休憩

31.32.フリー
33.34.フリー
35.36.フリー
37.38.フリー
25m 20.75 22.02
21.28 22.02 で休憩

39.40.フリー
21.13  22.17 22.05 22.22

41.42. 21.62 22.51 21.96 21.14
で休憩

43.フリー 
44.45.クールダウンで2250m

今日の午後練はフリー(自由形)の練習が多かった。この間の大会では50mを40秒で泳いだので、30秒台で泳ぐことが空の新しい目標になった。25mの記録は飛び込みなしの記録なので、20秒をコンスタントに切れるようになれば、40秒も切れるはず・・・。
* 相変わらず左胸が痛いが空のメモを付けるのは楽しい。仕事も大事だが、家族のことが一番大事。

高い・・
夏休みといえば夏期講習。普通の塾は“かきいれ時”である。だが、「たかやん塾」には特別な夏期講習はない。1週間で何万もかかる講習が“本物の学力”をつけるとは思えないからである。お金を払って塾へ行けば勉強ができるようになる。と、思ってはいけないように、夏期講習にも気をつけなければいけない。修学旅行並みの合宿もまた同じである。普段の練習が一番大事。スポーツも勉強も同じである。

一緒に寝よ!
お風呂の中で「お父さん、今日は3人で一緒に寝よ!」と空。「ああ、いいよ」最近、ちょっと泣き虫の空。お母さんだけじゃあ足りなくて、お父さんまで必要になったらしい・・・。
こんなことを言ってくれるのもあと少し。甘すぎるのはよくないかも知れないが、自分も幸せを感じるのだから・・・・今日は早めに寝ることになりそうだ・・・

今日の写真
前にも書いた記憶がありますが、僕のヒーロー星野正照伯父です。陸軍中野学校出身の伯父は明治大学時代にはスキーのジャンプで日本一になった人で、剣道の達人であり、空手も柔道も高段者という超人でした。高校1年生の時に初めてスキーに連れて行ってもらって、その日の内にパラレルが綺麗にできるようになったのもこの伯父のスパルタ指導のお陰でした。今日は礼子おばちゃん(正照伯父の奥さん、母さんの妹)のことを思い出したので、久しぶりに天国にいるヒーローのことを思い出したのです。

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