7月30日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第210弾!  2011.7.30(土)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第210弾!  2011.7.30(土)   たかやん

知事選
明日は埼玉県知事選挙・・・でも、選挙という雰囲気がない。選挙カーも廻って来ないし、駅に行っても誰もいない・・・。埼玉県は広いから仕方がないが・・・やはり遠い存在に感じてしまう。

教師を目指す人へのメッセージ 一日12回

「人は誰でも1日に12回抱きしめられるべきです。生きていくためには最低4回。健全な心のために8回。元気でいるためには12回。ドラッグ(麻薬)よりもハグ(抱きしめ)を。」
天声人語にね、こういうのが載ってたよ。と吉沢先生。『わかるなあ、それ。』「1日12回だよ。」『うーん、抱きしめられたい!』「言葉でもいいんだって…・。」『そうだよね。優しい言葉って、そうだよね。』「絶対必要だよね。」『子供達の事も抱きしめなきゃ。自分も抱きしめられたいけど。』「うん。」最近吉沢先生とやさしい言葉について語ることが多い。この間なんか夜電話で30分も話してしまった。朝「おはよう!」『ジャンボ!』と笑顔でしてくれる子供達の挨拶も、僕にとっては「抱きしめ」なのかも知れない。もっともっと、笑顔でいよう。もっともっと、子ども達と語ろう。もっともっと、抱きしめてあげよう…。うーん。1日12回。
これは今から7年前のお話。吉沢先生は本当に優しい先生で、この時の話はよく覚えている。1日に12回、僕らは子供達を抱きしめているだろうか……。いやいや自分の子供でさえなかなか抱きしめてはいないのだ。子供と一緒にいないとなかなか子どもが見えない。一緒にいても見えないと、誉められないし、抱きしめられない…。

テニスの世界では一人のコーチが見ることのできる生徒の数は16人と言われているが、今の学校は1クラス当たりの生徒数がまだまだ多いのである。確かにそうなのだ。その人の能力にもよるだろうが、1クラスに40人の子ども達はやはり多いと思う。修学旅行や体育祭や合唱祭のような行事では多い方が面白い。しかし、一人一人に目がいくかと聞かれると、やっぱりNOなのである。

「学校とテニスを一緒にするな!」という人もいるだろうが、子どもの可能性を引き出すということに関しては同じである。Educationを教育ではなく、「開智」と訳すのが本当だという人がいたが、その通りだと思う。自分の考え(自分の考えが無い場合は学校の考え)を子ども達に押し付け、育てようというのでは困るのである。1日に12回。半分は親に頼むとしても、6回くらいは学校で抱きしめてあげたいものである。教師は子供達が傷つく言葉を僕らは知らず知らずのうちに、あるいは意識的に使っている。そのエネルギーを「抱きしめ」の言葉を話すことに使おうではないか。勿論本当に抱きしめてあげてもいい。言葉で抱きしめてもいい。表情で抱きしめてもいい。歌で抱きしめてもいい。子供たちは一日に12回、抱きしめられる権利を持っているのだから・・・。

そんなことをしたらセクハラになるのでは・・・そう思う人もいるだろう。大丈夫だ。卒業式の日に担任と抱き合って泣く子供たち。それを見て「セクハラだ。」という人はいない。要はその時の雰囲気なのだ。子供たちと自分の信頼関係なのだ。信頼関係がないのに抱きついたら・・・これはいけない。それこそセクハラである。心配な人は言葉で抱きしめればいい。一日12回・・・大人も子どもも12回が味噌である。
*今日は何回抱きしめただろう。そして何回抱きしめられただろう・・・。多分、10回
以上は抱きしめたし、抱きしめられたと思う。母さんとも電話で話をしたし、所沢に行っている空ともひとみのお母さんとも話した。ひとみとは随分語った一日だった。

今日の写真1
新宿区立西戸山小学校の朝礼台です。「こんなに小さかったっけ・・・」というくらい、小さく見えました。小学生の僕には随分大きく見えた朝礼台だったのです。後ろの絵は僕らの代かその前の代くらいの卒業記念作品です。もう50年くらい前の作品ということになります。歴史を感じますねえ・・・。

今日の写真2
西戸山小の校庭は人工芝でした。柔らかくて、なかなかいい感じでした。これなら裸足でも思い切り走れるなあ・・と思いました。隣の新宿西戸山中学校とは完全に繋がっているのにも驚きました。昔、中学校のプールが小学校の校庭にあったのですが・・・その間にあった道路がなくなり、中学校の校庭になっていました。

今日の写真3
久しぶりに新大久保の駅前にも行ってみました。兄の達矢と競争して、兄が車にはねられた場所から撮影してみました。新大久保は変わっていました。お店はハングル文字で溢れ、昔あったお店は殆ど無くなっていました。「今度は電車で来ようね・・」と車で来たことをちょっとだけ後悔した僕らでした。

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