12月12日 (水)  『一生懸命』 幻のたかやん日記  第340弾! 2012.12.12(水) たかやん

『一生懸命』 幻のたかやん日記  第340弾! 2012.12.12(水) たかやん

川掃除のお知らせ
1 月の川掃除は13日(日)に行います。栗原1丁目公園に9時集合で、11時まで頑張ります。掃除の方向は。川上から川下の方向・・・都県境から馬喰橋まで清掃します。軍手、トング、ゴミ袋はこちらで用意します。途中までの参加、途中からの参加も大歓迎です。反省会は午後5時から。反省会のみの参加もOKです。

57歳
中村勘三郎が57歳で逝った。いい顔をした役者さんだった。実際の歌舞伎を見たことはないのだが、絵になる人だった。勿体無いなあと思う。若いなあと思う。父さんも57歳で逝ったからだ。でもきっと57年間、生ききったのだと思う。人生は生きた長さではない。遺された人達はそう思わないとやっていけない。いい人生だった。そう思うことで、何とか頑張れるのだ。

13歳
一方で、陵平やひさゆきの人生は13歳で終わった。どう考えても生き切った人生ではなかった。だから、遺された人はやりきれないのだ。自分の残りの人生を代わりにあげたかった・・・そう思いながら、彼らの分も生きていくしかないのだ。いじめによる死も指導による死もこの世からなくさなくてはいけない。
放射能の内部被曝も凄く心配だ。息子達の人生を、自分の人生より先に終わらせてはいけない。大人は子ども達の為に、今、やれることを最大限やらなくては!!後悔はしたくない。

後悔
失敗ばかりの人生だったけど、不思議と後悔はしていない。小さい頃はいたずらばかりして、よく怒られた。誤って、謝って、誤って、謝って、誤って、謝って・・・でも、弱い者いじめをしたことは一度もないし、ゴミを捨てたこともない。スイカ泥棒はしたし、貨幣偽造はしたけれど、中三までカンニングはしたことはない。ベンツの屋根には穴をあけたし、消防車を呼んだことはあるけれど、恐喝はしたことがないし、誰かに暴力を振るったことも無い。線路を横切るスリルは堪らなかったけど、電車を止めたことはない。貧乏で貧乏で車は勿論、電話もテレビも冷蔵庫も洗濯機もなかったけれど、それが徐々に揃っていくのは幸せだった。加織ちゃん、美津子ちゃん、りえちゃん・・・沢山の女の子に恋をしてきたけれど、「好きだ!」と言えた子は一人もいない。それが僕の前半、いや3分の1の人生だった。自分に自信がなくて、自信がなくて・・・人前で話すことができなかった。それが僕だった。

選挙
世の中は普段と変わらないように見える。自分が選挙に係わってないからかも知れないが・・・選挙カーにも会わないし、静かなものである。立川さんが出馬していたら、全く違う一日になっていただろうが・・・

トレーニング
久しぶりに長久保先生の顔を見ることができた。風邪をひき、熱があるのに頑張る長久保先生。無理をしないで休んで欲しい。

阿部整骨院
夕方はひばりヶ丘の阿部整骨院に行き、体をほぐしてもらった。トレーニングをしたら、体をほぐす。そんなパターンになってきた・・・空の練習を見学して・・・一緒に家に帰る。そう、今日は塾がお休みの日なのだ。

お風呂の中で
空は学校の様子を色々と話してくれる。「今日の習字は楽しかった。木村先生がね・・・」「お父さん、空ねえ。ちょっと自信があるんだ。」「そうなの?」「うん、けやきって書いたんだけどね・・・」「お父さん、習字ならってなかったの?」「うん、遊びに忙しくてね・・・」
「すずちゃんがね。もの凄く上手なんだよ。」「そうなんだ」「うん」「お父さんは字は駄目かなあ・・・空は字も絵も上手だからいいよなあ・・」
「お父さん、アルツハイマーの予防には誉めることもいいらしいけど、昼寝もいいらしいよ。」「よく覚えているねえ・・」「お母さん、絶対に大丈夫だね。昼寝ばかりしているから・・」「空は何でも・・・よく見ているねえ」


全く自信がない癖に、毎日自筆でB4の「一生懸命」を書き続けたのだから、人生は分からない訳で・・・「その字が好きなの!」と言ってくれる子まで現れたのだから面白い。受験の時は、その字の「合格名刺」を制服のポケットに入れて受験するのが恒例になったっけ。僕のような酷い字でも、誰かの役には立つのである。

今日の写真1
左が賢二で右が由美。二人とも5中の4期生で、3年7組。クリッタのクラスです。伸之も正恵も3年7組ですから、この日は3年7組が一番多かったかも知れません。いや、僕が担任していた1年3組は文夫と智と賢二と伸之・・・4人いたいた!
今日の写真2
左が祐晴で五中の4期生の1年2組で3年8組。手前が隆司で同じ歳です。二人に共通しているのは娘二人が「たかやん塾」の塾生だということです。4人とも、みんな良い子です。

今日の写真3
左が剛で六中の緑ジャージでテニス部のキャプテンです。右が哲雄で五中の7期生の3年8組で、僕が担任でした。二人とも1年間しか担任していませんが、こうして一緒に居てくれる。教え子っていうのは、本当にありがたいものです。


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