9月6日 (木)  『一生懸命』 幻のたかやん日記  第251弾!  2012.9.6(木) たかやん

『一生懸命』 幻のたかやん日記  第251弾!  2012.9.6(木) たかやん

川掃除のお知らせ
9月の川掃除は9日(日)に行います。栗原1丁目公園に9時集合で、馬喰橋から都県境まで清掃します。軍手、トング、ゴミ袋はこちらで用意します。途中までの参加、途中からの参加も大歓迎です。

見守り
一日の始まりは見守りで始まる。挨拶ができない子どもたちに、「おーい!みどりのおばさんにはちゃんと挨拶せないかんよ!」と声をかける。東門では教頭先生の「おはようございます!」に反応できない上級生もいる。「元気よく挨拶するぞー!」と声をかける。勿論
、子ども達の安全が第一だが・・・挨拶をすることが、その安全に繋がるということを子ども達に伝えていきたいと思うのである。

9時過ぎ
半袖、短パンで市役所に到着。控え室には俊さんがいた。若い二人は最近ゆっくり目で・・・おっさん二人は打ち合わせを始めたのだった。

決算認定
9時35分。決算の歳入について、共産党のカサジ(笠原さんの昔からのあだ名。五中の卒業生達は、みんなそう呼ぶ。僕も面と向かってカサジと呼ぶ。それだけカサジは生徒から愛されていた。)の質問で本会議はスタートした。続いて、共産党の朝賀さん。そして市民と語る会の僕。次に共産党の工藤さんと続いて・・・歳出に入って、共産党の朝賀さん、カサジ、語る会の木村さん、僕と続き、翠生会の島田さん、共産党の小野さん、工藤さん、石島さんと続いて、一般会計の決算は終了。15時過ぎには国保会計に入り、朝賀さん、島田さん、カサジと質問して・・・・今日の本会議は終了したのだった。

面白い!
傍聴に来ていたKさんが「面白い」と言って笑っていた。「後ろから見ていると、色んなことに気がつくから・・・」「あの○番の人、まったく動かなかった」「質問しない人達は何でしないんだろう・・・」「傍聴席から手を挙げたいわ・・・」初めて、決算の質疑を傍聴したらしく、かなり嬉しそうに感想を述べていたKさんであった。

10年前の塾日記
ここに2002年の塾日記がある。日付は2002年1月10日。題は「学校はもっと敏感になれ!」だ。

六中は今日も授業がなかった。学活・学活・学年集会。二日続けて授業なし。これじゃあ授業は進まない。東京の学校は5時間授業をやっているのにだ。私立が土曜日も授業をやって、授業を確保しようとしているのにだ。4月から英語が週3時間になるというのにだ(知らなかった・・・)3年生の入試が近いというのに、教科書が終わっていない。3年生の子ども達は「授業を進めて!」と思っているのにだ。
六中の外トイレには窓がない。(ガラスがないのではない。窓そのものがない。男子トイレにも女子トイレにも窓がない。だから外から丸見え。)男子トイレにはペーパーホルダーもない。小便器の半分は水が流れない。2年以上前から、色んな先生達に言ったけど駄目。本当に鈍感だ。それでいて夜も職員室の電気はつけっぱなし。「節電」を教えないで、何を教える積もりだろう。二中がそうだったが、六中も同じになってしまった。どうやら職員室の窓ガラスを割られるのが恐いらしい。普段の自分たちに自信がないのだ。だから、職員室の電気をつけっぱなしにする。
三中は色物のコートが禁止になるらしい。指定のコートじゃないと学校に入れてもらえないらしい。世の中がこれだけ不景気だろいうのにだ。苦しい親たちに新しいコートを買わせる神経が鈍感だ。校門に先生達が立ち、検問しているから、白いコートを着ている子は校門から入れない。「異装届けが出ていない」と家に帰す。二中時代にも経験したことだが、これじゃあ不登校が増えて当たり前だ。二中であれだけの事件を起こしながら・・・同じ教師が反省もしないで、違う学校で同じ事を繰り返す。学校というところは何て鈍感なんだろうと思う。学校には「研修」というシステムがある。最初にテーマが設定される。それをもとに先生達が「研究授業」を発表する。子ども達と毎日格闘して、色々試行錯誤して、何年か頑張って「これだ!」っていうのを「発表」するのではない。上から下りてきた「テーマ」に合わせていく訳だ。だから子ども達は置いてけぼり。研究授業の為の授業が増え、発表の日には他のクラスは授業がなくなり下校する。教師は部活に出なくなり、放課後に教室に行くことはなくなる。「分からない!」っていう子ども達に付き合う時間はなくなる。学校は子ども達にもっと敏感にならなくてはいけない。それが学校ってもんじゃあないか。
* 10年前・・・そう、今の六中でも今の三中でもない。僕は議員ではなく、ただの塾の先生で・・・六中や三中の子達が僕の塾に通っていたのだと思う。当時の六中や三中の子達の愚痴を聞いて、書いたのだと思う。歴史は繰り返されるというが、こういうことは繰り返して欲しくない。子ども達が世の中に出ていく力をつけるところが学校だ。どうでもいい「決まり」を守らせることからは何も生まれないのである。

二中、三中、四中、五中、六中・・・そう言えば、僕の塾に新座中の子だけがいない。過去にもないような気がする。それ以外の学校の情報は子ども達からストレートに入ってくる。笑えない話もある。

おっとっと・・
明日も本会議だ。そろそろ寝なくては・・・市長提出議案に対する質疑か・・。楽しみだなあ・・・。おやすみなさいませ。