2月12日 (火)  『一生懸命』 幻のたかやん日記  第43弾!  13.2.12(火) たかやん

『一生懸命』 幻のたかやん日記  第43弾!  13.2.12(火) たかやん

川掃除のお知らせ
今月の川掃除は10日(日)に無事終了しました。来月も10日の予定でいます。栗原1丁目公園に9時集合で、11時まで頑張ります。掃除の方向は。川下から川上の方向・・・馬喰橋から都県境まで清掃します。軍手、トング、ゴミ袋はこちらで用意します。途中までの参加、途中からの参加も大歓迎です。

脱原発ウォーキングのお知らせ
「脱原発にいざ市民の会」主催の第3回脱原発ウォーキングが2月17日(日)に行われます。午後1時半三軒家公園集合です。脱原発ウォーキングは偶数月第3日曜定例となります。沢山の方の参加をお待ちしています。


「お母さんと呼べる人がいなくなっちゃっいました」と至。「そうだよね。お母さんがいなくなっちゃったね」と僕。還暦を過ぎた至と還暦前の僕がしみじみと至の家で話し込んだ。いつも明るい笑顔で僕らを笑わせてくれる至だが、今夜はどうも湿っぽくて・・・当たり前だ。世の中でたった一人のお母さんを亡くしたのだから・・・いくつになってもお母さんはお母さん。そんなことを話しながら僕らは飲み、そして母を語り・・・気がつけば夢で・・・今日はお昼過ぎから至のお母さんの告別式だったのだ。

告別式
至の挨拶で泣いた。「・・・・・・」「・・・・・・・」「お母さんに言いたいことは・・・」「・・・・・」「・・・・・」「ありがとう・・・」「・・・・」「それだけです」
“お母さん”と呼べる人がいなくなる悲しみを至の言葉でひしひしと感じた。至のお母さんは87歳。僕の母さんは88歳・・・きっと、そう遠くない将来、僕も至と同じ思いをする。人生で一番の悲しみを味わうのだ。

だけど・・
母さんを失うことより辛いことがある。それは子どもを失うことだ。昔、父さんが死んだ時、「父さんでこんなに悲しい思いをするなら、お母さんより先に死にたい・・・」と言ったことがあった。すると母さんは「そんなこと言ったら、お母さんはもっと悲しい思いをするのよ。それだけは駄目!」と怒った。そりゃあそうだ。僕らは親の死には耐えられるように出来ているのだ。DNAはそうできている。だけど、自分の子どもの死には耐えられるようには出来ていない。だから子どもは絶対に親より先に死んではいけないのだ。俺はあと20年は元気に生きることにした。だから子どもたち、そして教え子達よ。俺より先に死ぬんじゃないぞ!俺の葬式でお前たちが泣くんだ。お前たちの葬式で俺が泣くのはごめんだからな。

写真
至のお母さんの遺影はよかった。至によく似た素敵な笑顔だったのだ。母さんの笑顔の写真も撮っておかなくては・・・・至はいい写真を撮っていた。母さんの遺影もああいう笑顔がいい。母さんの笑顔が僕らを育ててくれたのだから・・・。

今日の写真1
これがリヤカーの威力です。川の中から引き上げたゴミはこのリヤカー2杯分でした。人の心がそれだけ汚れているということです。

今日の写真2
僕の五中時代の教え子一家です。黒目川の傍に越してきてくれて・・・時々僕らの掃除を手伝ってくれます。本当にありがたい訳で・・・幸せだなあと思うのです。

20130212-1.jpg 20130212-2.jpg