7月1日 (月)  『一生懸命』 幻のたかやん日記  第182弾!  2013.7.1(月)   たかやん

『一生懸命』 幻のたかやん日記  第182弾!  2013.7.1(月)   たかやん

川掃除のお知らせ
7月の川掃除は7日の日曜日の予定です。いつものように栗原1丁目公園に9時集合で、11時くらいに解散します。トング・軍手・ゴミ袋はこちらで用意します。途中からの参加もOK、反省会だけの参加もOKです。
連絡先は090-6497-5737 たかやんです。

川遊びのお知らせ
8月の川遊びの日程が変更になりました。例年は第一日曜日に行っていましたが、今年は8月の第二週、11日(日)に行います。

見守り
ブラジル対スペインという魅力的な試合を捨て、僕は八石小に向かった。あの大泉の事件があったせいか、見守りにも気合が入った。子ども達と話しながら、前後左右に注意をするようになったのだ。ただ・・大事なのは、不審者から見て・・僕のような不審なおっさんが子ども達の周りをうろうろしていることなんだと思う。テレビカメラだけでは子ども達が守れないことも、今回の事件は教えてくれた。黄色い旗の棒が大切なことも、子ども達を守ろうという強い気持ちが大切な事も教えてくれた。そして、少しでも身体を鍛えなくてはいけないことも・・・兎に角、あの事件を教訓にしなくてはいけないのだ。

この禿げ!
9月の水泳大会の申し込みに新木場まで行った。行きの西武線の中で、いい年をした、頭のてっぺんが禿げたおっさんが、ゲームをやっているのを見て笑えなかった。その隣には小さい子が座っているのに・・・いい親父が電車の中でゲーム機で遊んでいるのだから、まったく・・この禿げ!・・最近の日本(のおっさん達)は・・と、嘆きたくなった。

受付
家を9時過ぎに出て、受付が終わったのが12時過ぎ。空の友達の分も預かっていたので、受付が無事終わってホッとした。

帰り
西武線の中でのお話。今度は若い女性二人が、笑顔で老夫婦に席を譲ってくれたのが嬉しかった。(僕らは、最初からずっと立っていた)行きのおっさんには幻滅したが、帰りの女性二人には、小さな幸せを貰ったのだった。日本(の若い女性)もまだまだ捨てたもんじゃあないねえ。と嬉しくなったのだ。(笑)

おいおい・・
学校から帰って来た空。「左手首を捻挫しちゃった!」『なんで!』「滑り台鬼やっていて、階段で転んで・・」『折角、肩が治って来たのにか!』「・・・」「それで、滑り台鬼が禁止になったみたいよ」とママ。『それも、どうなのよ・・・』確かに見ていて危ない遊びだけど・・・今度の大会に出られないかも知れないけど・・・滑り台鬼が禁止っていうのもねえ・・うんていや鉄棒も禁止にならないといいが・・・

泣いた
それでも練習に行った空。『どうだった?』「フリー泳いだら、痛くて・・泣いた」と空。『肩は?』「肩は痛くなかった・・・」本当に馬鹿な奴。親の顔が見たいよ、まったく・・・

満身創痍
僕が小さい頃、体中怪我だらけだった。兎に角、危険な遊びが大好きだったのだ。空の年齢くらいの時には、アパートの3階くらいの公孫樹の木にぶら下がっていたし、山手線や西武線の線路の中に進入していたし・・・アパートの屋上の縁を歩いていたし・・・
ブランコから飛び降りて回転していたし・・・体中の怪我が勲章だったのだ。そういうDNAがあるのだから、本人は意識しなくても、DNAというやつは生きている訳で・・・やっぱり親の顔が見たいのである。

負ける練習
長い人生には自分の思い通りにならぬ場合がたくさんあります。思うようにならぬのが世の常であり、人生です。むしろ、自分の思うようにならぬ方がはるかに多いのが人生です。それならば、人生の的を思うようにならぬ方に合わせるべきです。思うようにならぬ。それは言葉を代えれば負けることです。格好よく勝つことではありません。自分の思い通りカッコよく勝つことは人生ではごく稀です。だから人生の的を確立の少ない“勝つ”ことに合わせないで、確立の多い“負ける”方に合わせておくことです。それが負ける練習です。小さい時から負ける練習をしておけば、成人してから負けに強い人間になれます。どんな屈辱にも堪えて、真っ直ぐに自分の道を歩いてゆけるような、しっかりした“いのちの根”を作っておいてやる。それが本当の愛情だと思います。ラクしてカッコいいこと、つまり勝つことばかり考えて、過保護に育てられた子どもは、その分だけ“いのちの根”が浅く、親亡き後の本人の負担が大きいことを知るべきです。

にんげんだもの  相田みつを より

* 3日間にわたり「にんげんだもの」を連載してきましたが、どう思われたでしょうか・・
「負ける練習ばかりしていたんでは、負け癖がついてしまいそう」という意見もありますが、負ける練習というのは、そういうものではないようです。“いのちの根”が深い子ども達はエネルギーに溢れ、生きる力に満ち満ちているのでしょう。さあ、“いのちの根”を誰が張ってやるのか。。親か教師か・・それとも本人か・・にんげんだものの感想がありましたら、お寄せください。
『一生懸命』幻の学級通信 第233弾! 1年4組  3月14日から・・

* 相田みつをに凝ったのもこの頃だった。家中の壁に相田みつをの詩が飾ってあった気がする。星野富弘と相田みつを・・・僕の人生に影響を与えた偉大な人たち。そして、多分僕の教え子たちにも・・・