9月11日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記　　第254 弾！　　　2014．9.11（木）　たかやん 『一生懸命』幻のたかやん日記　　第254 弾！　　　2014．9.11（木）　たかやん 訃報 甲神　嵒先生　Ｓ20年　8月15日生まれ（69）新座中、五中教諭　西堀小、栗原小、三中校長　 お通夜・・13日（土）18時、告別式・・14日（日）11時　東上セレモニーホール新座　　野火止7−3−32　　048-483-7350 寝坊 どうしても目が覚めなかった。昨日、泣いたお蔭で、脳みそも心も元に戻ろうとしていたのだろう。という訳で、今朝の貯金はなし。空も僕の隣で爆睡していたのだった。（笑） 7時45分 空をハイタッチで見送る。小さな背中が今日も一日無事であることを祈りながら・・・ 8時45分 市役所着。少しトレーニングして、パソコンに向かった。教え子たちからの電話やメールが引っ切り無しで、仕事にならなかった。みんな、嵒のことを思ってくれているのだ。 9時半 一般質問が始まった。最初のＮ議員の質問に対する市長の答弁に議場がざわめいた。都議会の野次も酷かったが、会議録に残る答弁となるとねえ・・・。今日の5人はみんな充実した質問をした訳で・・・気が付くと6時18分になっていたのだった。 歯医者 市役所から直接歯医者に向かった。空の歯の矯正が今日から始まるのだ。「永久歯を4本抜きます」と聞いて、涙がでそうになった。「出っ歯」と言われたことで、歯を4本も抜くのだ。80万以上かかることはいいが、虫歯一つない空の歯を４本も失うことは悲しすぎる。 涙の力 悲しいときは泣かなきゃだめだ。涙を堪えてはいけないのだ。今回のことで、それがよく分かった。泣くと脳みそと心のバランスが保たれるのだ。涙を我慢してはいけない。それが結論・・・ね、嵒。 ８歳　その２ 嵒との高校訪問は楽しかった。当時嵒は青いベレットに乗っていて・・・そのベレットが窓の閉まらない車で・・・窓に木片を挟んで、窓が落ちないようにしていた・・・そんな車に嵒は乗っていた。そのベレットで僕らはいつも一緒に高校を回ったのだ。嵒以外の先生とはどこにも行った記憶がないのだから、本当にいつも二人は一緒だった。高校に二人で行けば、二人分の“お車代”が出る。そんな時代だった。僕は嵒の隣にいただけなのに、いつも“お車代”は山分け。おまけえに夕飯はいつも嵒の驕りだった。僕は嵒に「進路指導」と「生徒指導」と「部活指導」と「教科指導」の基本を習った。そうだったよねえ、嵒君！楽しかったよねえ。本当に楽しい１年間だったよね。ありがとう！嵒先生。ありがとう、兄貴！おやすみなさい。 今日の写真１・２・３ 僕の隣にはいつも嵒がいました。僕が憧れる先輩でした。スポーツ万能で、賢くて・・・教養ある体育教師だった嵒が僕は大好きでした。僕の傍にはいつも嵒がいて、僕のことを守ってくれていた・・そのことに気が付いたのは、出会ってから暫くしてからのことでした。