9月13日 (土)   『一生懸命』幻のたかやん日記  第256 弾!   2014.9.13(土) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第256 弾!   2014.9.13(土) たかやん

朝練
今日は嵒先生のお通夜。こんな日には朝からテニスをするに限る訳で・・・友達と待ち合わせてのテニスになった。練習をして試合を1セット。新しいラケットでの初試合は6−3で
勝ったのだった。

体育祭
三中へ行った。本部席に行くと、知った顔があちこちに・・・僕は塾の子たち全員の写真を撮って、六中に向かったのだった。

六中
久しぶりに六中に行った。やはり母校というのはいいもので・・・「たかやん」「たかむら先生ですよね」教え子たちから笑顔で声を掛けられて・・・とっても嬉しかったのだった。

五中
そして五中へ行った。僕らが作り上げた体育祭の伝統を守りながら成長してきた体育祭がそこにはあった。子どもたちが必死で走り、笑って、泣いて、弾ける・・・そんな中学生を見ていたら、泣きそうになった。そして、最後に五中の校歌を子どもたちと一緒に歌った時・・・ふいに嵒のことを思い出して・・・涙が出てしまったのだった。

16時半
五中の剣道部の子たちと待ち合わせ。そこに嵒の長男良尚君の友達、そして従兄弟たちが集合して、お通夜の打ち合わせが始まった。僕は受付の責任者になり・・・嵒を愛するチームの二日間が始まった。

18時
お通夜が始まった。一人の女性職員に昨夜の打ち合わせが通ってなく・・かなり傷つき、混乱する1階の受付係り。僕は嵒甥や姪の英子ちゃんやひろし君達は勿論、良尚君の友達や五中の卒業生たちにも気持ちよくお手伝いをして欲しい、それだけを考えていた。何しろ400人以上の人がお通夜に来てくれたのだ。ぐっと我慢をして・・・何とか乗り切った訳で・・・。

22時
嵒の奥さんの秀子さんの甥・姪たちのチームに僕はいた。勿論、良尚君と圭亮君の二人の息子も一緒にいたのだが・・・そこから本当のお通夜が始まった。ひろし君の弟のあつし君が結婚式の2次会を済ませて登場し、僕らは嵒のことを熱く語りながら、べっべべっべべべべべーべべつ!気が付くと3時を過ぎていた訳で・・・

兄貴
僕は兄貴の隣に布団を敷いてもらって・・・一人、兄貴の隣に寝させて貰った。良尚君でも圭亮君でもなく、ただの後輩の僕に・・・その大役を任せてくれた彼らに、僕は感謝しながら嵒の・・兄貴の隣に寝た。

安心
良尚君に明日の告別式で「お別れの言葉を言って欲しい」と言われた。嵒の遺影の前に立って嵒の笑顔を見ていたら・・・・「たかやん、頼むよ」という声が聞こえてきた。「大丈夫、たかやんなら出来るよ」嵒は僕にそう言ってくれた。僕は嵒のその言葉を聞いて、安心して嵒の隣に寝たのだった。

今日の写真1
三中の体育祭です。我がたかやん塾の教え子は滅茶苦茶速くって・・・嬉しかったですねえ。塾では見ることのできない彼らを見ることができて、幸せなたかやんでした。

今日の写真2
五中名物の「ロックソーラン」です。僕らの時代にはなかったものですが、子どもたちが一生懸命に踊るということに関しては、何も変わっていません。赤団の安来節や白団のエッサッサを思い出した、たかやんでした。

今日の写真3
嵒先生・・・五中の子どもたちの校歌が聞こえましたか?僕らがいた時の五中と変わらない、子どもたちの歌声が、五中の校庭に響き渡っていました。神さんがいて、嵒がいて・・・そして愛する子どもたちがいて・・・そんな五中の10年間を思い出して、泣けてきました。

明日は僕を助けてくださいね。途中で泣かないように・・・僕の気持ちが、ちゃんとみんなに通じるように・・じゃあ、おやすみなさい。嵒君の最後の夜が僕だなんて・・・本当に幸せです。

20140913-1.jpg 20140913-2.jpg 20140913-3.jpg