5月15日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第135弾!  2017年5月15日(月)たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第135弾!  2017年5月15日(月)たかやん

川掃除のお知らせ
今月の川掃除は5月21日(日)の予定です。持ち物は「黒目川を綺麗にしたい」という心だけです。トング・軍手・ゴミ袋はこちらで用意します。栗原一丁目公園に9時に集合です。途中からの参加、途中までの参加も大歓迎です。夕方、石神集会所で「反省会」があります。反省会だけの参加も大歓迎です。
連絡先 たかやん 090-6497-5737

DNA
朝、5時には起きていた空だが・・・朝練を休んだ。どうも、調子が悪いらしい。僕に似て、体力はないし、メンタルが弱いのかも知れない。しょうがないよねえ・・DNAなんだから・・・僕も中二くらいの時は、体力が全然なくて、根性も全然なくて・・・とても自慢できるようなものではなかった。中二の2学期に新宿区の大会で完全優勝(1ゲームも落とさないで)して、自信がついて・・・勉強もやるようになって・・・それでも、不安だらけで、色んな事で悩んでいたような気がする。体の細さもDNA、繊細な神経もDNA・・・空はいつだったか、「空はお父さんのようには強くないんだ」と言ったことがあったが、「昔のお父さんも、今の空と同じで弱かったんだよ。」と言ってやりたい。弱虫のDNAを持っていても、少しずつ強くなっていけばいいんだ。

散歩
ひとみも熱が出て・・・ココアの散歩は僕の仕事になった。背中にラケットをしょって、黒目川を歩く。アオカモジグサが伸び放題に伸びている中に、ムラサキツメクサやハルジオンが咲いていた。五中時代も六中時代も今の季節に子どもたちを黒目川に連れて来て、「春の野に出て」という授業をやっていたことを思い出した。最初の頃は、僕自身が草花の名前をよく知らず、子どもたちと一緒に植物図鑑で調べて、「これだ!」「あったよ、たかやん」と名前を特定していたなあ・・・。そのうち、大抵の植物は分かるようになって・・・それからは偉そうに「これはね・・」と説明していた記憶がある。
 ココアは自分より背が高い、カモジグサやイヌムギの中に入るのが好きらしく・・・あちこちの臭いを嗅いでは、マーキングをして・・・大満足で家に戻ってきたのだった。

0点
「たかやん、聞いてよ」『どうした?』「化学反応式の抜き打ちテストがあったの」『へえ』「全部できたの」『随分、練習したもんね。』「そのテストをね、隣のクラスに教えた男子がいたの」『ほう。普通・・・教えるかな・・』「そうしたらね、うちのクラス全員0点だって」『そりゃあおかしいだろう。』「でしょう?」『同時にやらない限り、情報は漏れるものさ。第一、そのクラス全員0点の意味がわからない。後にテストをやったクラスの平均点が上がれば、相対的に先にやったクラスの平均点は下がるのを知りながら、情報を伝えたんだろ?それって、悪い奴じゃないよねえ・・』「うん」『大体、そのやり方じゃ、クラスの誰かがカンニングをしたら、全員が0点!と同じじゃん。馬鹿だね、その教師は・・・情報を漏らした一番の原因が自分にあるということに気づいてない。』「ふんふん」『みんなで抗議しにいったら?』「・・・・」『共謀罪で内申を下げる?』「・・・・・」

情報漏洩
それは五中時代の理科の授業で起きた。2年生の1分野の「有機物・無機物」のところで、「有機物は炭素の化合物だから焦げる。無機物は焦げないんだよねえ。実験でそれを確かめるよ。このクラスは何を持ってくるかな」「たかやん、何を持ってきてもいいの?」「危なくないものならいいよ。何でも言ってごらん」
当時も今も中二という時代は授業でも外れる答えを言うのが楽しくてしょうがない学年で・・・「ソース!」「オッケー」「醤油!」「オッケー」「マヨネーズ」「オッケー」「鰹節」「?オッケー」「小麦粉」「オッケー」「豚肉」『豚?まいっか・・・オッケー』「烏賊!」『烏賊だあ?・・豚がいいんだから、いっか。』「青海苔」『お好み焼きができるぞ』「卵」「オッケー」「サラダ油」「オッケー」「ケチャップ」『はい、じゃあ次の理科の実験は、お好み焼きを作りまーす!』「いえい!!」『ただし・・・他のクラスには絶対に言わないように。』「はーい」『バレたら・・・』「ばれたら?」『中止だからな!』「大丈夫、絶対に言わない」『誰にも言うなよ!』「絶対に言わない!」『担任にもだぞ』「大丈夫」『親にも言うなよ』「言わない、言わない」『お前らを信じるからな』「はーい」
その機密情報が漏れるのに、時間はかからなかった。別のクラスで「たかやん!2組はお好み焼き作ったんだって?うちのクラスもやろうよ!フライパン持ってくるから!!」『ばか、大きな声で言うんじゃない。校長に知れたら・・・・』「たかやん、くび?」
『くびにはならないだろうけど・・・』「じゃ、いいじゃん」『わかったよ。じゃあ、理科係、お好み焼きの用意を班で割り当てて・・・持ってこれないものがあったら、俺が何とかするから・・』「はーい」こういう機密情報を教師と生徒が共有すると、妙に結束が固まる訳で・・・結局、僕が受け持った全てのクラスが「有機物・無機物をお好み焼きで調べる」という実験を行ったのだった。そして、実験室の前を通った体育の先生達には臭いで「お好み焼き作ってるでしょ?」とバレて・・・「美味しそうだね!」『食べたら共犯だぞ』「いただきまーす!」と各班のお好み焼きを少しずつ味わって貰い・・・共犯を増やしていったのだった。かくして、五中の職員室は「お好み焼き」の話で大いに盛り上がり・・・全ての職員が知るところとなり、かなりの先生達が共犯になった為、誰も怒る人はなく・・・遂には卒業式の答辞の中に「お好み焼き」が登場し、全ての保護者にもバレてしまったのだった。このお好み焼きの授業は六中でも好評で・・・子どもたちは「有機物」のなんたるかをしっかりと学んだのだった。(笑)
今、そんな授業をやったら、どうなるんだろうか・・・笑って許してくれるか・・・それとも、大目玉を食らうか・・・

校長室
「お前、蛙を生徒に食わしたのか?」『はい』「親からクレームが来たらどうするんだ?」『大丈夫ですよ。食べたい子だけですから・・』「それがいかんのだ!」『何でですか?』「まともな判断が出来ない子もいるだろう」『何言ってんすか!もう中学生ですよ。蛙が食えるか、食えないかくらい判断できなくてどうするんですか?』「何蛙を食わしたんだ?」『ヒキガエルですよ』「げっ!ヒキガエル?」『大丈夫ですよ。余り旨くはないですけどね』「・・・・」『今度、解剖するとき、校長も食べてみます?』「俺はいい」勿論、そのヒキガエルたちが武野神社のヒキガエルだということや、『蛙つかまえてきたら、1匹につきテストで10点プラスだ!』と言ったことは内緒にしておいた。勿論、蛙を数匹捕まえた子には×10点を約束通りあげた。「たかやん!蛙のお陰で理科が5になった!」と喜ぶ子に『テストの点数だけが理科の能力じゃないよ。蛙を捕まえるのも実力なんだよ。よく頑張ったね。』と僕。昔、昔の五中でのお話。


絶対に打ってはいけない!子宮頸がんワクチン1252
打つまでは健康そのものだった女子中高生達の苦痛の叫びが届かないようでは人間ではない!「精神的なものじゃないの?」「摂取により健康被害が生じたとは言えない」という医者や国は、「いじめがあったとは認められない」という、どこかの学校や教育委員会と同じで、被害者に寄り添う共感能力に欠けている。自民党のあの復興担当大臣と同じだ。副反応に悩む子達は運動もできなければ、学校にも通えないのだ。恋をして、悩むことも出来ないのだ。それは人生を奪われたのと同じ事。そういう悲劇を繰り返してはならない。戦争も原発事故も同じ。人生が台無しになるのは、いつも弱者なのである。

今日の写真1.2.3
ムラサキツメクサ、ヘラオオバコ、ハルジオン、カモジグサ、イヌムギ、ノゲシ・・・
懐かしい草もあれば、見たことのない、名前も知らない花も・・・

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになれますように!

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