8月13日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第225弾! 2017年8月13日(日)たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第225弾! 2017年8月13日(日)たかやん

夏休み23日目
台風の影響でぼくらは千歳空港で足止め。しょうが無いので幸弘(北大庭球部の2年先輩)と二人でベンチで寝ることに・・・寒いなあと思ったら、幸弘が僕の毛布も持っていっちゃっていた訳で・・・「あ、悪い、悪い!」『もう・・・』
急に場面は変わり、市内6つの中学校の校長の内、4人と教育懇談。メンバーは川島勝治とタムソンと菅野先生と金子先生と僕。「やっぱり学力を上げるには普段の授業を充実させることが一番だよね!」と意見が一致。「新座中の校長って誰だっけ?」「甲神先生ですよ」「そうだった!明日会いにいくから嵒は大丈夫。」「あと一人は誰?」「・・・っていうか、金子先生、現場に戻ったんですね?」「えっ?」「えっ?」そこで目が覚めた。惜しい!
もう少しで嵒と会えたのに・・・。

激痛2
右足の薬指が今日も痛い。困ったねえ・・。来週、病院で診て貰おうっと。足の指1本でこれだけ辛いのだから、他のちゃんとした病気の人はもっともっと辛いんだろうなあ・・・。

8キロ
今日も湿布を貼って8キロ走ってみた。足は痛いのだが、段々麻痺してくるのだ。走って、ベンチはパスして・・・腹筋・背筋だけやって、お風呂で世界一周のトレーニングをやって家に戻ったのだった。これで8月にはいって34キロ。足が痛いけど・・明日も走るか!

教師を目指す人へのメッセージ
第十九歩 「学校という狭い世界」
学校という社会は狭い。教師という職業が難しいのは、学校以外の社会を知らない教師が無限の可能性を秘める子供達と接するところにある。どこかで浪人したり、留年したりしている教師はまだましなほうだ。現役で教師になったりすると、小学校1年生から「学校」という社会しか知ら無い訳だから困ったことになる。「学校」の価値観は社会では通用しないと思った方がいい。
 例えば修学旅行でこんなことがあった。僕のいた新座市ではほとんどの学校が奈良・京都への修学旅行だった。それも旅行業者にお任せのお金のかかる旅行だった。その事に疑問をもった友達が林間や修学旅行を生徒に企画させようとした。(一部の私立では当たり前のことなのだが・・・)国民自然の家を利用し、バスの手配から何からみんな子供達でおこなったのである。その結果、2泊3日のクラスごとの分泊の林間学校は3500円しかかからなかった。しかも、自由時間はたっぷりあり、ご飯はお代わり自由で美味しくて…。彼は修学旅行にも同じ事をやろうとした。分泊の修学旅行である。生徒たちも自信を持っていた。「次ぎは修学旅行だ!」と。しかし、教育委員会から横やりが入る。校長が呼ばれ指導を受ける。「三中だけ特別なことをやってもらっては困る。」という訳である。そして彼は校長に指導を受ける。結局彼は「修学旅行を自分達の手で!」と約束した子供達に、涙の敗北宣言をするのである。子どもと親に圧倒的に支持された有能な教師が、こうやって「不適格」の烙印を押されてしまったのだ。
切符を買う手数料は11%。一人50000円の旅費だと一人当たり5500円の手数料を業者に払うということらしい。切符を買うだけで・・・・。自分達で東京駅に買いにいけば、ただなのにだ。
 旅行業者は林間学校や修学旅行の手数料が大切な。教師の方も一度業者と馴染みになると、公私の区別がなくなってくる。例えば職員旅行や校長会の旅行などは、かなりの割引やお土産がついてくる。その分は子供達から、というシステムなのだが・・・・それが分からない。林間や修学旅行の下見もそうである。至れり尽くせりの下見に教師達はコロリとやられる。美味いものを食べさせてもらい、お土産をたくさんもらって、おまけに旅行の計画まで立ててもらえるのだからたまらない。自分達は楽な思いをして、その分を子供達からぶん取るという構図が「教育」な訳はないのだが…。
そして僕が一番嫌いだったのは旅行当日の「接待」である。修学旅行の夜、子供達には「早く寝ろ!」と怒りながら、自分達は「反省会、打ち合わせ」と称して飲むのである。僕は修学旅行の夜、子供達と語るのが好きだった。子供達と夜を徹して語るチャンスはめったにない。そういうチャンスを飲み会で潰してしまうのだから始末に終えない。挙げ句の果てに酔った勢いで寝ない子供達を怒り、廊下に正座させたりするのだからどうしようもない。
 しかし、学校ではどうしようも無い方が普通で、普通な方がどうしようもなくなったりするのだ。学校という社会は狭い。その狭い社会で当たり前のことは、子供たちが出て行く実社会では通用しない。朝早く学校へ来て怒られる子供たち。「朝練の時間は7時半からだ!」という教師。どうして「頑張るなあ・・・7時半からの練習なのに1時間も前から来ているのか・・」と誉められないのだろう。
*修学旅行の話はかなり前の話。僕も手数料の話は教えて貰うまで知らなかった。林間学校も修学旅行も業者を通さなければかなり安上がりにできるのは間違いない。教育の目的が「自立」だとすると、子どもたちの手で「林間学校」を成功させた僕の親友は「真の教育者」だった。しかし、彼は手作りの「修学旅行」をやろうとして潰されてしまった。そういう有能な教師を潰すから、新座の学力は上がらない訳で・・・勿体ないことをしたものである。

母さんの手
久しぶりに母さんの手を握った。温かくて、そして柔らかかった。それに比べて、僕の手は冷たくて、ガサガサで・・・申し訳ない気持ちになったのだった。
子宮頸がんワクチン1349 
痛みのある人生を生きるのは辛い。打つまでは健康そのものだった女子中高生達の苦痛の叫びが届かないようでは人間ではない!「精神的なものじゃないの?」「摂取により健康被害が生じたとは言えない」という医者や国は、「いじめがあったとは認められない」という、どこかの学校や教育委員会と同じで、被害者に寄り添う共感能力に欠けている。自民党の人相の悪い国会議員達と同じだ。副反応に悩む子達は運動もできなければ、学校にも通えないのだ。恋をして、悩むことも出来ないのだ。それは人生を奪われたのと同じ事。そういう悲劇を繰り返してはならない。戦争も原発事故も同じ。共謀罪や規制改革とやらで人生が台無しになるのは、いつも弱者なのである。国民を守るための「安全第一」という「規制」を壊してはならない!それが岩盤規制であることこそ、今の日本にとって必要なことである。

今日の写真1
2016年の2月のとある日・・・我が家は勿論、完全禁煙なのですが・・・我が庭で喫煙している不良が3人。「先生!」と呼ばれている五中4期生の智、同じく10期生のエイト、そして我が息子の太陽です。「お前ら5分間、深呼吸するまで絶対に入ってくるんじゃねえぞ!」と僕。紀、安孝、ヒロミ、賢二、東、龍ちゃん、嵒・・・僕の周りは煙草をスパっと止めた人間が多いのですが・・・あ、嵒は生きている間は吸っていたけど・・・この子達も止めないかなあ・・・家族と自分自身の健康の為に・・・

今日の写真2
僕は話すのが好きな人間です。マイクを持つと離さないタイプです。カサジや俊さんほどではないことが最近分かってきましたが・・・だから、駅ではマイクを持ちません。勝手に口が動くのが怖いのです。何を言い出すか分からないから・・・我慢しているのです。

きょうの写真3
この写真も2016年2月のとある日・・・ひばりヶ丘北口です。こういう向きで立つことは余りありません。多分、土曜日の夜・・・0時前の僕だと思います。この写真があるということは、僕の後ろに誰かが居てくれたということです。本当に幸せなことです。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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