8月22日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第234弾! 2017年8月22日(火)たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第234弾! 2017年8月22日(火)たかやん

夏休み32日目
小さい頃からどうも長い髪に弱い自分がいる。その原点の加織ちゃんに久しぶりに会った。加織ちゃんは2つ下の僕の初恋の女の子だ。可愛くて、頭が良くて、足が速くて・・・僕はそんな加織ちゃんが大好きだった。「高邑君、久しぶり」『加織ちゃん!元気だった?』「うん、元気だよ」『元紀君や千織ちゃんは?』「うん、お姉ちゃんもお兄ちゃんも元気だよ」
『そっかあ・・・みんなに会いたいな』「じゃあ、今度みんなで会おうよ」『うん』僕の初恋の人は60歳を超えても美しく、そして瞳が輝いていた。夢の中で会えてよかった。今朝の5時過ぎのお話。僕の心の中に、まだ加織ちゃんがいたことにビックリしたのだった。

10キロ
午前中、空を駅に送ってから、ジムに行って・・・傾斜をつけて10キロ走った。ベンチでも少し重りを増やして・・・腹筋も背筋も少しきつくして、お風呂で世界一周のトレーニングと英語の暗誦をやって、家に戻ってきた。これで8月に入って97キロ。あと3キロで100キロまで来た。

夏期講習
『ずっと座っていると体に悪いから、3時になったらウェルパークね!』「はーい!」
みんなでウエルパークに行き、飲み物を買ったり、お菓子を買ったり・・・リラックスしながらの夏期講習は4時間があっという間に過ぎてしまった。途中で全国中学の400mリレーの六中をみんなで応援した。勉強の方は1.2年生と基礎をやり直すのも楽しいし、3年生と超難関高校の問題を解くのも楽しい。開成、麻布、灘、学芸大の入試問題・・・超楽しい!


夕方からは小学生の塾。可愛いねえ・・・小学生。遂に世界一周に成功したのは5年生の男の子。家で毎日、トレーニングしたのだろう。5分ちょっとで192カ国を暗誦してみせてくれたのだった。その後はパズルに燃えた小学生達。ビックリする程静かで笑った。

塾2
夜は中学生の塾。忙しいけれど、やっぱり楽しいなあ。今の中学校の現場の声が生で聞こえるのがいい。

教師を目指す人へのメッセージ
第二十八歩   お話の力
子どもの前に立って、お話をする。簡単そうで難しいことである。人生経験の少ない若い先生には語れることが少ないかも知れない。それでもお話はしなくてはいけない。自分が実際に経験したことを、そして本や映画で学んだことを・・・・。それがあなたを成長させるのは間違いないから・・・。
お話をするのに、下を向いたり、黒板の方を見たりしながら・・・という人は余りいないだろう。子ども達には自分の目を見せ、自分の気持ちを伝え、そして子ども達の目を見て、反応を見ることが大事なのだ。
僕は最初の1年間、特にその半年間。教室へ行くのが怖かった。45分(当時は45分授業だった)授業が長く感じてしょうがなかった。大学を卒業したばかりで3年の担任になり、しかも2年生1クラスを持っていた僕に、余裕は全然なかったのだ。だけど、そのことが次の年からの「お話」の種になるのだから面白い。苦しいことがあれば、それは「お話」になる。悲しいことがあれば、それが「お話」になる。勿論、嬉しくて感動したことも、立派な「お話」になっていくのだ。
前にも言ったが、授業は“舞台”なのだ。あなた方は役者で、生徒は観客。それを忘れてはいけない。よく、授業に集中していないと怒る先生がいるが、あれはおかしい。自分の話がツマラナイということに気が付いていない。生徒が集中できないのは99%、先生達の力不足である。
 何度か無言で授業をしたことがあった。黒板で言葉を伝えながら、一言も発しないで授業をやったのだ。教室は静まり返った・・・・。たまにはそういう舞台も面白い。そういう遊びもまた大事なのである。
お話上手な先生は生徒を惹きつける。惹き付けられた生徒は、間違いなくその教科を一生懸命勉強するようになる。まずは先生を好きにしてしまうことだ。決して生徒に媚を売ってはいけない。実力で好きにしてしまうこと。それがポイントだ。そこを勘違いすると大変なことになる。生徒は大人をよく見ているから・・・。
周りの先生が「学校のルール」や「決まり」にうるさいとしよう。「授業の受け方や態度」に成績を影響させていたとしよう。それを真似てはいけない。教師がメダカ症候群になってはいけない。そんな役者はあなたの周りにゴロゴロいるだろう。そんな役者もたまにはいいが・・・そういう大根役者になってはいけない。誰でも演じることができるような役者は大根役者そのものだ。若くても、自分にしかできない役を演じることだ。それが出来るようになれば、子ども達一人一人の個性も認められるようになる。それが出来なければ、子ども達の違いにも気が付かないヘボ役者になってしまう・・・・。若くても、それだけは分からなくてはいけない。
いじめを確認することはできませんでした。などという教師達は、そういう教師集団なのだ。みんなと同じ言葉を言って、平気でいる集団は生徒の目の変化に気付かない。生徒の変化に目がいかない教師ほど、役に立たない教師はいない。
「生徒の目を見て、話をする」この当たり前のことを忘れてはいけない。子ども達は「本気」を見抜く天才だ。あなたたちも天才たちから毎日見られるのだから・・・。
*あなた方を本当に必要としているのは、困っている生徒である。「勉強がわからない」「学校に行きたくない」「友達がいない」「部活をやめたい」「親に虐待されている」「父親が働かない」そういう悩み事がある子があなた方を必要としているのだ。あなた方が言った通りにする生徒達は一緒にいて気持ちがいかも知れないが、あなた方を必要とする生徒ではない。家庭の事情で荒れる生徒もいるだろう。友達に苛められて、悪い仲間に無理矢理入れられてしまう子もいるだろう。勉強する環境になくて、全く勉強が出来ない子もいるだろう。そういう子達こそ、あなた方に救いを求めている子達なのだ。その子達がいることにどうか「気がついて」欲しい。どうか、彼らを「認識して」欲しい。自分が楽な方向に行き、あなた方を必要としている子には目をつぶる・・・そんな先生にはなって欲しくない。

子宮頸がんワクチン1358 
痛みのある人生を生きるのは辛い。打つまでは健康そのものだった女子中高生達の苦痛の叫びが届かないようでは人間ではない!「精神的なものじゃないの?」「摂取により健康被害が生じたとは言えない」という医者や国は、「いじめがあったとは認められない」という、どこかの学校や教育委員会と同じで、被害者に寄り添う共感能力に欠けている。自民党の人相の悪い国会議員達と同じだ。副反応に悩む子達は運動もできなければ、学校にも通えないのだ。恋をして、悩むことも出来ないのだ。それは人生を奪われたのと同じ事。そういう悲劇を繰り返してはならない。戦争も原発事故も同じ。共謀罪や規制改革とやらで人生が台無しになるのは、いつも弱者なのである。国民を守るための「安全第一」という「規制」を壊してはならない!それが岩盤規制であることが今の日本には必要なことなのだ。子どもたちを守る規制がしっかりしていれば、この悲劇は起こらなかったのだから・・。

今日の写真1.2.3
弁論大会の時の空です。小学生の時の僕は人前で話すことなど全くできない子でした。多分、一言も話せない・・・そんな子だったと思います。空は僕に似て、もの凄くシャイなところがありますが・・・大きな舞台では心臓の強さを発揮する子です。どんな高校生になるのか、どんな大人になるのか・・今から楽しみです。

*この日記を読んだ人が今日一日、幸せな気持ちになりますように・・・

20170822-1.jpg 20170822-2.jpg 20170822-3.jpg