8月9日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第221弾! 2017年8月9日(水)たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第221弾! 2017年8月9日(水)たかやん

夏休み20日目
「出席を取るぞ!」「えーっ!」「えーっ!じゃねえ。いつも取ってるだろうが!」「何言ってんの!」「取ってないよ!」「先生、頭おかしくなったんじゃねえの?」「え?毎日、出席とってなかったっけ?」「取ってないでしょ?大体、うちのクラスに出席簿なんてないでしょ?」「え?出席簿が・・・ないわ。確かにないわ・・」「先生!」「え?」「職員室にあるかどうか見てきなよ」ダッシュで職員室に戻る。「あの渋谷先生・・・うちのクラスの出席簿はどこにあるか知ってますか?」「3組の出席簿?知らないわよ。どうしたんですか?」「ないんですよ。どこにも・・・」「一緒に探しましょうか?」「あ、いや・・・」二人で出席簿を探している内に渋谷先生の髪が僕の顔にかかった。先生の髪の匂いは、とてもいい香り・・・いや、懐かしい匂いで・・・気がつくと、僕の顔の上にココアが乗っかっていた。今朝の5時半のお話。

特別委員会
9時過ぎ、「オッパッピー!」と控え室に入って行くと大佑が仕事をしていた。「おはようございます!」と大佑。不真面目なおっちゃんと真面目な青年の朝の挨拶である。そして、僕らは一番乗りで特別委員会のある会議室に向かったのだった。
会議の中身は濃く・・・12時過ぎまで続いた。次の会議は8月30日。9月議会が開会する日にやることに決まったのだった。

郵便局
お世話になった高校と大学に少しだけ寄付をさせて貰った。こんな僕でも後輩達の役に少しでも立てたら嬉しい。大学の後輩のように、「年収の○%を寄付する」ような器の大きな男にはなれないが、被災した方達や命を繋ぐ移植に役に立てたら、本当に嬉しい。

夏期講習11日目
今日は3年生だけということで、英語のディクテーションに燃えた。僕も一緒にやってみたのだが・・・275点満点で273点。満点を取れなくてショック!!聴こえていたのに・・・
数学と英語は結構強い3年生達が「四字熟語」にはやたらと弱いことが分かり・・・大笑い。お菓子を食べながら、麦茶を飲みながらの楽しい4時間だった。

6キロ
夏期講習が終わってからジムに行った。この間から走ると鼻血がでるので、今日も6キロ歩いた。これで8月に入って19キロになった。ベンチをやって、腹筋・背筋をやって、お風呂で英語と地理のトレーニングをして・・・ヤオコーで買い物をして家に戻ったのだった。

市長の言葉
長崎市長の言葉が心に残った。日本政府に訴えます。核兵器のない世界を目指してリーダーシップをとり、核兵器を持つ国々と持たない国々の橋渡し役を務めると明言しているにも関わらず、核兵器禁止条約の交渉会議にさえ参加しない姿勢を、被爆地は到底理解できません。
唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約への一日も早い参加を目指し、核の傘に依存する政策の見直しを進めてください。
*安倍晋三よ。被爆地だけじゃねえぞ!戦争を知らないボンボンの姿勢を理解できないのは・・・


教師を目指す人へのメッセージ
第十五歩 「給食」
給食を馬鹿にしてはいけない。何と言っても人生の三分の一の食事が給食になるのだから…。この給食を美味しく食べるか、嫌嫌食べるかでは教員人生が変わってしまうくらい影響があると思わなくてはいけない。不思議だったのは牛乳だ。僕は中学生の頃、給食室の前に残っていた古い牛乳を飲んで食中毒症状を起こして以来、牛乳は飲めない体だったのだ。高校でも大学でも、もういいだろうと思って牛乳を飲むと…ピィーピィーだった。それがどうだ、教員になった瞬間から牛乳を飲んでも平気になってしまった。学校の牛乳は薄いという噂もあるが、とにかく僕はプロ意識が牛乳を平気にさせたのだと思っている。

僕のクラスでは給食は毎回くじを引いて決めていた。中学生になると「好きな人と食べたい。」という子が多いのだが、それは許さなかった。そして給食中はとにかく子供達と話をした。同じテーブルに座った子全員と必ず話をすることにしていた。

給食が終わるとジャンケンである。片付けをジャンケンで決めるのだ。それもサンマーといって、3回負けると負けというルールで遊ぶ時間を作った。勿論自分が負けたら片付けをしなくてはいけない。僕がたまに負けると子供達は大喜びだ。これは決して平等な結果にはならない。負ける子はよく負けるし、勝つ子は良く勝つ。それでいいのである。

僕のクラスはお代わりもジャンケンだった。男の子だけとか、力の強い子だけがお代わりをするようなクラスはいただけない。いつもジャンケンということになれば、女の子も力の弱い子も十分に戦えるという訳だ。結果は平等でなくてもいいのだ。みんなが平等に戦えれば……。

給食で気をつけなければいけないのは、アレルギーである。中には痙攣を起こす子もいるから、決して無理強いして食べさせてはいけない。お弁当を持ってくることもOKなのである。みんなと同じものを食べることを強制したら、軍隊か刑務所になってしまう。みんなと同じ物が食べられることは幸せだということはできるが…。

僕らが言えるのは「好き嫌いなく食べるのがいいね。」「おいしい、おいしいって思って食べよう。」「最低20回は噛んでたべよう。」くらいである。学校で食生活の躾はできないし、してはいけない。食べ物に感謝する気持ちを育てたければ自分がそうすることだ。給食の味は栄養士によって、物凄く違うことがある。そういう時は諦めが肝心である。じたばたしても味覚というのは変化するものではない。同じ材料を使っていても味が変わるのが料理だ。自分で調味料などを用意して、何とか切り抜けることを考えよう。教室にトースターを置いておくのも良いかもしれない。パンの添加物はトーストすることでほとんどが飛ぶらしい。自分の健康は自分で守るという姿勢を子供達に見せなくてはいけないのだ。

添加物の事は子供達におりを見て話をしよう。子供は「良い言葉と良い食べ物」で育てられる権利があるのだ。子供達の健康を蝕む添加物にはいつも注意を払っていなくてはいけない。ビタミンの話も、ミネラルの話しも給食の度にすればそれは立派な教育になるのだ。

「給食」の時間は楽しい。子供たちと同じ席について、同じ目線で話ができる時間だから・・・。この時間を無駄に使ってはいけない。チャンスは毎日くる。それを逃してはいけないのだ。絶対に打ってはいけない!

子宮頸がんワクチン1345 
打つまでは健康そのものだった女子中高生達の苦痛の叫びが届かないようでは人間ではない!「精神的なものじゃないの?」「摂取により健康被害が生じたとは言えない」という医者や国は、「いじめがあったとは認められない」という、どこかの学校や教育委員会と同じで、被害者に寄り添う共感能力に欠けている。自民党の人相の悪い国会議員達と同じだ。副反応に悩む子達は運動もできなければ、学校にも通えないのだ。恋をして、悩むことも出来ないのだ。それは人生を奪われたのと同じ事。そういう悲劇を繰り返してはならない。戦争も原発事故も同じ。共謀罪や規制改革とやらで人生が台無しになるのは、いつも弱者なのである。国民を守るための「安全第一」という「規制」を壊してはならない!それが岩盤規制であることこそ、今の日本にとって必要なことである。

今日の写真1.2.3
楽しい、楽しいスイカ割りでした。そして、美味しい、美味しいスイカでした。熱中症も怪我もなく、無事に「第19回わいわい川遊び」が終わりました。みなさん、本当にありがとうございました。
*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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