10月13日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第286弾!  2019年10月13日(日) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第286弾!  2019年10月13日(日) たかやん

川掃除のお知らせ
今月20日(日)に黒目川の川掃除を行います。9時に栗原一丁目公園に集合です。馬喰橋まで土手を掃除し、そこから川の中に入り(希望者は誰でも)川を遡って掃除をしていきます。栗原一丁目公園でゴミを一旦卸し、そこから神宝大橋まで行き、自動販売機で水分を補給し、栗原一丁目公園まで掃除をしながら帰ります。11時くらいに終わる予定です。
夕方5時から反省会があります。途中までの参加、途中からの参加も大歓迎です。反省会だけの参加もOKです。
多くの方の参加をお待ちしています。この大雨に耐え、氾濫しなかった黒目川に感謝の気持ちを込めて、掃除をしたいと思います。連絡先  090−6497−5737 (たかやん)


3時
念のため、外を確認する。変わった様子はない。仏壇の4人に感謝して・・・・安心して、再び布団に潜り込んだのだった。幸せ、幸せ。

5時半
台風が去ったのはいいが、他の地域が気になる。テレビを付けると、水害の酷い地域が映し出されていて・・・・他人事ではなく、何とか支援しなければ・・・そう思ったのだった。幸せな気持ちは吹っ飛んでいた。


ホームレス
ネット上では台東区がホームレスを避難所に入れない!・・・そんな行政があっていいのか!という「怒り」の声が溢れている。そりゃあ、そうだろう。誰だって、ホームレスになりたくてなった訳じゃない。言ってみれば、日本という社会が生み出した犠牲者なのだ。そういう弱者に手を差し伸べない行政とはなんだろう。「税金を払ってないから」・・・・・それが理由だったら、子ども達も海外から来た人達も助けないというのか。そもそも、税金を払っている我々は、そういう仕組みを信じて高い税金を払っているのだ。何も大企業や金持ちの減税の為に「血税」を払っているのではない。我々は日本に住む子ども達は勿論、お年寄りも障がいのある人も海外から来てくれた人も幸せになって欲しくて税を払っているのである。僕の姪はドイツに暮らしているが、旅行でドイツに行き病気になって入院した時、「全て無料だった」と驚いていた。そういう国もあるのだ。彼女は今ドイツに暮らしてドイツの大学で教鞭をとっている。同じように戦争に負けた国ではあるが、方向性は随分と違う。ホームレスの経験がある僕としては、台東区の態度が信じられなかった訳で・・・・

朝霞
兄貴の代わりに朝霞の家に様子を見に行ってきた。幸いにも冠水してはおらず、持って行った大量のタオル類は役に立つことなく持ち帰ってきた。今回の台風は各地で大きな被害をもたらした。避難勧告を経験し、「黒目川氾濫」の恐怖を実感した今、他人ごとではなく、自分のことの様に苦しい気持ちでいる自分がいる。出来ることをしよう。出来る限りの支援を・・・

170センチ
ふと、でかくなったと思った。ついこの間まで167センチとか言っていたのに・・・並んで立つと、間違いなく170センチを軽く超えていたのだ。水泳で鍛えているせいか、上半身がガッチリしてきた。男になってきた感じである。

図書館
今日も空は図書館へ。「家だと集中できない」らしい。僕自身も大学受験の時は杉並の柿木図書館や練馬の石神井図書館で勉強させてもらったから、図書館で勉強するのは賛成である。空はペンギンモバイル(モバイルワイハイ)を持って、図書館に行ったのであった。


もう直ぐ中間テストがあるので、今日も塾。台風が来たので昨日は出来なかったが、今日は夕方ちゃんとやれてよかった。冠水していたら、塾だって出来なかった訳で・・・・。中学生達のリクエストに応えられてよかった、よかった。

スコットランド
8時からはスコットランド戦。痺れるような展開の中、80分を戦いきった日本代表に感動した。そして、スコットランドの闘志にも・・・残り10分が凄く長く感じた試合だった。そして、初めてトライを決めてインタビューされていた稲垣選手の「被災したみなさんが少しでも元気になってくれたら・・・」という言葉に拍手を送りたい。

緊急放流
ダムの緊急放流が問題になっている。ギリギリまで待って放流したというが・・・その前に、「台風が来ることが分かっていたのだから、来る前に放流したのか」ということが重要だと思う。もし、それをしないで、緊急放流して、水害が起こったとしたら、それは明らかに人災である。

教師を目指す人へのメッセージ  第570弾!    小さいお兄ちゃん

僕には二つ違いの兄がいて、達矢というんだけれど、僕は「小さいお兄ちゃん」と呼んでいた。実は今もそう呼んでいる。小さいお兄ちゃんは頭が良かった。学校の成績もよかったし、親戚のうけもよかった。トランプも将棋も麻雀も兄弟の中で一番センスがよく、そして強かった。
でも、家では我儘だった。父さんにも母さんにも逆らって、特に母さんが大変だった。暴力を振るうことはなかったが、言葉はもの凄かった。自然に俺は母さんを守るようになり、母さんは俺には心を許し、小さいお兄ちゃんには気を遣うようになった。
小さいお兄ちゃんは中一で煙草を吸い、中三で母さんは学校に呼び出された。自分では「俺は高1でキャバレーに行き、高3でヤクザと麻雀をしたんだ。」と言っていた。それでも先生達には可愛がられていた。
小さいお兄ちゃんはお母さんに辛くあたった。僕が北海道の大学に行くことが決まった時、一番心配だったのは、お母さんと小さいお兄ちゃんのことだった。でも、心配することなどなかったのだ。小さいお兄ちゃんは僕が居なくなった途端、お母さんに優しくなったから・・・。小さいお兄ちゃんはちゃんと僕の代わりをしてくれたのだ。
それで、僕の方はどうだったかというと・・・母さんは大好きだったし、尊敬もしていたのだが、生理的に傍にいるのが嫌だった時期がある。理由は分からないが、母さんが傍にいるだけで嫌な気分になるのだ。どこか遠くに行きたい。母さんと離れたい。そう思った。一緒に居たくない・・・そう思った。好きなのに、そう思った。だから、北海道に行ったような気もする。

俺は広志が道を外しているとは思いません。本当に悪いことをしているとは思いません。う〜ん。自分の世界を持つことって大切なことだと思います。いくつになっても親付きのこどもよりは随分マシなんじゃないでしょうか。
勉強のことは本人が一番感じていると思います。やらされる勉強はいくらやっても力にはならないと思います。俺は高1の時、クラスでペケでした。できない奴だって悩んでいるんです。いつかはやるぞ!そう思うんだけど、う〜ん。それを助けるのが友達と先生かな。俺は1年かけて、広志にやる気をださせる積りです。あれだけエネルギーのある奴がこのまま終わる訳ありません。   
『一生懸命』幻の学級通信第103弾! 新座市立第六中学校1年4組  1991年9月20日 ともや
*こんなことも書いていたんですね。自分が書いた文章なのに・・・読むと新鮮な気もするし、恥ずかしい気もします。広志はこの「一生懸命」を読んで、どんな気持ちになったのでしょう。聞いてみたいところです。

今日の写真1
今朝の栗原橋付近の黒目川です。水量は昨日と比べると少し少ないくらいでしょうか・・・。マンションの仲間が「いつもたかむらさん達が川掃除してくれているお陰ですね。ありがとうございます。」とメッセージをくれました。黒目川は僕らの期待に応えてくれました。来週も心を込めて、黒目川の掃除をしたいと思います。

今日の写真2
8時過ぎの畑中と朝霞の境目の黒目川です。ここも思ったほどの水量はありませんでした。僕らが栗原・野寺・石神で掃除をすれば、このあたりの黒目川も綺麗になるのですね。

今日の写真3
我が家のホワイトボードです。昨夜の「化学物理教室」の名残です。等加速度運動のv-tグラフから変位を求める計算とそのv-tグラフから、変位のv-xグラフを描くという問題です。空は説明すると直ぐに理解したらしく・・・(中学時代から聞けばよかったのに・・・)と、心の中で思いましたが、高校生になって聞いてくれたことを嬉しく思うことにしました。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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