10月27日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第300弾!  2019年10月27日(日) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第300弾!  2019年10月27日(日) たかやん

朝勉
5時半、朝勉スタート。朝だというのに「暗算」のtrainingからスタート。それから「英語」「高校数学」を少々。
7時になって、お風呂に入って・・・朝ごはんを食べて・・・公開授業に行く準備をする。

六中
久しぶりに母校六中に行った。1時間目がはじまる前に到着。1階の受付で学校公開の時間割を貰う。字が大きくて読み易いのだが、担当教師の名前がないのが気になった。3階の2年生の教室に向かい・・・2年生の3組〜6組の授業を見てから、1年、3年の教室を見てまわる。授業を参観する保護者は思ったより少なかった。10年間居た「理科準備室」も見て・・・校庭を見て、六中を後にしたのだった。

五中
そのまま母校五中に向かった。五中の時間割は字は小さくて読み辛いが、担当教師の名前はちゃんと書いてあった。授業を見るということは、担当教師の授業を見る訳で、重要なのである。五中の授業も3年から1年まで全部見た。同時に複数の中学校を見ることには意味がある。同じ日に見ることで、学校の雰囲気が比較できるからだ。

視点
授業を見る時はいくつかの視点がある。自分が教壇に立つ時は勿論、子ども達の表情に集中するが、参観者として見る時は教師の目と言葉に集中する。子ども達の表情やクラスの雰囲気は瞬間で分かるから、そっちに集中するのである。
弱ったのは、「授業参観用」の授業で普段の授業とは違う授業をやっている先生がいたこと。普段の授業に自信がないのは分かるが、見る人が見れば直ぐに分かる訳で・・・完全にアウトである。

緊張
別に上手な授業をしなくてもいいのだ。緊張していたっていいのだ。若い先生は授業参観で緊張して当たり前だ。それでも「一生懸命」話をして、子ども達から「いい言葉」を引き出そうとする先生達は伸びるのである。六中にも五中でも、そういう授業を見ることはできた訳で・・・そういう先生の授業を受けている子ども達は幸せである。その場だけ切り抜けようとする先生達は伸びない。ベテランになればなるほど、その差が出てくる訳で・・・・大事なことはいつの世も、「一生懸命」子ども達に向かい合って授業をすることだ。

テニス
午後はテニスコートへ。壁打ちをしていると、声が掛かって・・・森平さんと組んでダブルス。森平さんはサウスポーなので、フォアサイドでのリターンになったのだが、なかなかいい感じで打てたわけで・・・

買い物
テニスの後は買い物へ。西友でビールを買って・・・ラグビーを見ながら、ビールを飲んだのだった。勿論、ノンアルコールだから、酔いはしなかったのだが・・・・


教師を目指す人へのメッセージ  第584弾!        「本音のコラム」

東京新聞の日曜日の朝刊が楽しみです。「本音のコラム」に前川喜平が登場するからです。今日の本音のコラムは話題になっている教育職員給与特別措置法についてでした。現役の若い教師達にとっても、教師を目指す人あなた達にとっても重要な問題なので、取り上げてみました。

「給特法改正案の実効性」
文部科学省は教師の働き方改革に向けて、教育職員給与特別措置法(給特法)の改正案を国会に提出した。その柱は1年単位の変形労働時間制、教師の年間の勤務時間を業務の繁閑に応じて傾斜配分できる仕組みの導入だ。たとえば、学校行事などの多い4,6,10,11月は勤務時間を週3時間増やし、その代わりに8月に5日程度の休みを設けるのだという。しかし、これで教師の勤務が軽減できるだろうか。
 そもそも文科省が標準授業時間を大幅に増やしたので、全国的に夏休みは短くなっている。その夏休み中も、教材作成、補習授業、部活動指導、水泳指導、保護者との個別面談、各種研修など、教師にはいろいろな仕事がある。
 年間20日の年次有給休暇(年休)の取得は当然の権利だが、実際に年休を全て消化している教師はほとんどいないだろう。変形労働時間制で休みの日を作っても、その分年休が減るのでは「朝三暮四」のような話だ。仕事の総量が減らなければ何の意味もない。
 教師の残業時間の「上限」の設定など、業務量管理の「指針」を文科大臣が定めるという。しかし、教師の残業が「自発的な勤務」とされたままでは、実効性は期待できない。「上限」は教師が自発的に守れという話なのだから。教師の労働基本権に立ち返って議論し直すべきである。(現代教育行政研究会代表)
*年間20日の年次有給休暇(年休)で忘れられないことがあります。六中時代、2年間年休を1時間も取らなかった時代がありました。授業を休みたくなかったし、何かの時の為にと1日も(1時間も)休まなかったのです。それを生かす時が来たのですが、当時の新座市教委はそれを許しませんでした。関東テニス協会ジュニア委員会の要請でアメリカ遠征にジュニアの子ども達を引率するという話でした。費用も協会が持ってくれるし、遠征の日程は殆ど冬休み期間中だったので、許可が下りると楽しみにしていたのですが、新座市教委は「授業日が残っている」という理由で許可しなかったのです。その授業時間は13時間でした。2年間で40時間の年休を残したにもかかわらず、授業が13時間残っているという理由で、僕は子ども達と一緒に全米オープンジュニア(オレンジボール)行くチャンスを逃しました。
 今回の教育職員給与特別措置法は当時の僕らの時代の縛りよりも更に厳しい法律になることは間違いありません。「働き改革」ではなく「働かせ方改悪」ですね。昔に比べて子ども達が厳しい環境に置かれていますが、若い先生達もまた昔に比べて厳しい環境に置かれているのです。
 それでも、教師になる夢を諦めないで欲しい。そういう時代だからこそ、「子ども達の為に生きる」若者に教師になって欲しい・・・僕はそう思っています。

今日の写真1
懐かしい・・・六中の3階から見た校庭です。子ども達と一緒に走った校庭、そしてテニスコートも向こうに見えます。
校庭の向こうの木々の緑は深くなっていますね。

今日の写真2
10年間、クラスの子ども達とトイレ掃除に燃えていた僕としては、ちょっと残念な光景でした。雑巾たちに罪はありませんが・・・気になったのでパチリ。でも、子ども達を怒らないでくださいね。

今日の写真3
六中のトイレには写真のようにベンチがあります。大規模改修した時は、休み時間、ここでまったりすると聞いていたのですが、こんな張り紙が・・・ちょっと残念でした。子ども達にとって、まったりできる空間は大切だと思うのですが・・・
*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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