10月28日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第301弾!  2019年10月28日(月) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第301弾!  2019年10月28日(月) たかやん

朝勉
5時半、朝勉スタート。6時、ラジオを付けて基礎英語1から聞く。聞きながら体を動かすことはできる訳で・・・

左胸
朝になると、左胸に違和感が・・・少し痛いというか・・・気胸の時の痛みに似ていないこともないのだが・・・
暫くすると、痛く無くなるので・・・・そのままにしてあるのだが・・・医者に行った方がいいかな。

7時過ぎ
空を東久留米まで送る。昨夜も遅くまで机に向かっていた空。受験の時よりも頑張っているかも知れない。模試まであと2日。空が朝早くから夜遅くまで頑張っているので、我が家から「勉強しなさい」という言葉は完全に消えている。勿論、僕は昔から一度も言ったことはないが・・・・。

整骨院
石神3丁目にある、六中の赤ジャージの正人の整骨院に行った。1時間、体を診てもらって・・・体が熱くなるのが分かった。「たかやん、代謝がいいんですよ」と正人。大分体が楽になった気がしたのだった。

抱っこ
パソコンに向かっていると、ココアがツンツンしてくる。抱っこして!と言っているのだ。抱っこすると、仕事が出来ない訳で・・・でも、ココアを無視するわけにはいかず・・・抱っこしてしまうのである。


どうも咳が止まらない・・・風邪ならいいのだが・・・息をするのがちょっと辛い。塾の時間までには治さないといけない・・・

八千草薫
小さい頃から一番好きだった女優が亡くなった。どんなに綺麗な女優よりも好きな女優だった。目が垂れていて、声が優しくて・・・それでいて芯が強い女性だった。88歳・・・あの声がもう聞けなくなるのが残念でならない。でも彼女の姿を映像の中で見ることができることは、彼女の声を聞くことができることは幸せなのかも知れない・・・・。


『合唱祭の前、体調が悪くて・・・第一ボタンを外していいですかって聞いたの。そうしたら・・・』「あなたの内申が下がります」「クラスの評価も下がります」『体調が悪くて、トイレに行って、そこで吐きそうになっていたら』「早くそこから出てきなさい」『吐きそうなんです』「吐くな!」中三の娘と先生との会話が悲しい。咳が出るから、マスクをしていたら、「なんでマスクをするんだ!」と言われたというのだから酷い。合唱の時に外せばいいだろうし、どうしても第一ボタンに拘るのなら、歌うときにボタンをしめればいいだろう。体調が悪いという生徒に対して、「見かけ」を気にすることしかできない教師の未熟さが悲しい。そして「内申」という言葉を中学生に向かって、軽々しく使う意識の低さが残念でならない。「内申」で生徒を脅かす行為はパワハラ以外の何ものでもないでしょ・・・。


教師を目指す人へのメッセージ  第585弾!        貴広からの手紙

今僕は気分がとてもいいです。多分、たかやんは今寝ていると思います。この手紙を書いた時間は明け方の4時30分。全然眠くありません。でも、これから眠くなると思います。
たかやんが家に来れる日は、今日でもいいし、明日でも明後日でもいいです。でも、一応、いつ来るか知らせてください。僕が六中に行ってもいいです。こっちに来る時間は7時くらいがいいです。僕が六中に行く時間もそうです。友達を連れてきて欲しいです。でも7時くらいに来れる人はあんまりいないと思います。こないだ来た女子ぐらいだと思います。女子だけでも来て欲しいです。クラスのことだと聞きたいし。家の中で話すよりも外がいいです。理由は顔もあるけど、家の中だと上手く喋れないからです。今度、こずえ先生呼んで走ってみましょう。母がお礼をしたいと言っていたし。
ずっと前にもらった中学校に来て欲しいという手紙で、ちょびっと一人一人の性格が分かりました。もっと知りたいから、自己紹介みたいな手紙が欲しいです。やだみたいだったらやめていいです。また手紙書きます。  貴広
*貴広の手紙を読んでいると、「不登校」になってしまった子達の心の悲しみと夢が少しだけ分かるような気がします。小学校時代にアトピーで女の子達にからかわれて学校に行けなくなった少年の悲しみは、僕らが想像できないくらいの悲しみだったのでしょう。「人を外見で見てはいけない」学校は本来そういうことを子ども達に教える場所のはずなのですが、昔も今も学校には「外見」で児童・生徒を判断する「先生」いる訳です。そういう先生がいると、子ども達がそれを真似するのも分かります。だって「先生」が背中でそれを教えているのですから・・・。僕は幸せなことに「人を外見で見てはいけない」という両親と先生達に育てられたので、そうはなりませんでしたが・・・・。可哀そうに、そういう「先生」達もまた、誰かにそう教わって生きてきたのでしょう。負の連鎖ですね。

謎の少年
夜の9時、家の近くにその少年はいた。犬を連れていた。やけに遊(うちの犬)に似ていたので、少年の顔をじっと見つめたが、見たことのない顔だった。少年じゃジーンズをはいていた。上着もジーンズ、そして帽子も・・・車を降りて家に入ろうとすると、その少年が挨拶した。「お帰りなさい。お父さん」びっくらこいて、よく見ると雪だった。俺は自分の娘と自分の犬が分からなかった自分に、もう一度、びっくらこいたのだった。
*その時、娘の雪は五中の1年生。きっと、男の子だと思い込んだのでしょう・・・・。その時のこと、何となく覚えています。可愛い男の子だと思ったんですね。それにしても、自分の愛娘と愛犬に気がつかないとは・・とほほほほ。
『一生懸命』幻の学級通信 第116弾! 新座市立第六中学校 1年4組  1991年10月8日 ともや  から

今日の写真1
昔の卒業生はここがどこだか分からないと思います。これ、六中の音楽室前の廊下なんですね。小松先生、森田先生、西野先生、片山陽子、神宮司久子・・・優秀な音楽の先生達のことを思い出しました。

今日の写真2
六中の理科準備室です。この準備室の中にはベンチプレスのベンチが置いてあって、ギターやラジカセがあって、将棋盤や碁盤があって・・・この場所は「理準」と呼ばれ、みんなよく遊びに来ました。悩み事のある子ども達は勿論ですが、同僚たちもここで「たかやん聞いてよ!」と相談に来て、そして泣いていきました。いつの時代にも学校の中にホッとできる場所は必要だと思います。それが「校長室」だったらベストでしょうが・・・・

今日の写真3
六中の校歌と六中の環境は本当に素晴らしいと思います。六中の校歌にあるように、ここを巣立った生徒達は勿論、先生達も「いつの日も故郷」と、この場所に戻れる・・・。いつまでも、そんな場所であって欲しい。そう思うのです。*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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