10月30日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第303弾!  2019年10月30日(水) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第303弾!  2019年10月30日(水) たかやん

朝勉
今朝も5時半朝勉スタート。高校数学を少しやる。6時、ラジオを付けて基礎英語1〜英会話を聞く。

7時過ぎ
空を東久留米まで送る。霧が凄かった。結構ギリだったのだが、『乗れたの?』というlineに「遅延していてまだ来ない」という返事が来た。いよいよ今日は模試。頑張ってきた甲斐があるといいのだが・・・・

美容院
朝からココアは美容院。いいねえ、シャンプーしてもらって、カットして貰って・・・注射まで・・・
「あかり動物病院」に着くと・・・ココアはクウーンと鳴いたのだった。独りで残されるのが嫌だったんだろう。

文さん
久しぶりに文さんに会った。加藤文保・・・僕が尊敬している大先輩である。文さんは変わっていなかった。相変わらずいい表情をしていた。少しの時間だったけど、一緒に居られて幸せだった。

健ちゃん
久しぶりに健ちゃんに会った。須田健司・・・議会で大いにやりあった大先輩である。健ちゃんは元気そうだった。市長時代よりもいい顔しているように感じたのは気のせいだろうか・・・。もう一度、今度はテニスコートの上で戦ってみたい・・・そう思った。あの綺麗なフォームはきっと健在だろう。文さんには面と向かって「文さん」と呼べるが、「健ちゃん」に面と向かって「健ちゃん」と呼んだことは一度もない。当たり前か・・・・。

英検
大学入試に英検などの「民間試験」が使われることの違和感はなんだろう。どんな「英語力」が必要かはその大学が決めればいいことであり、同じである必要はない。大体、高1で取った英検は使えないという理屈もおかしい。要するに「沢山受けてよね。民間団体が儲かるように」そういうシステムでしかないのだ。金が動けば、それに群がる政治家や官僚がいるのは昔も今も同じ。だから議事録が公開できないのだ。誰がどういう経緯で決定したかも分からないという仕組みに受験生たちは翻弄されている。英語が好きで、中学生の頃から「英検」に慣れてきた空。高校生になり、「次は準1級だね」とやる気満々だったが、「今、合格しても、大学入試には使えないんだってさ」とモチベーションは下がるばかりだ。
ただでさえ大学にお金がかかる時代に、更に親の負担、学生の負担をかけようというのだから、始末が悪いのである。


夜は塾。個別対応の塾は「理科」と「英語」に燃えてみた。センスがいい中一の息子は質問の内容もなかなかのもので・・・間違いなく伸びるだろう。後半は中二と中三の集団対応の塾。こちらは「数学」中心に授業を進めたのだった。

清少納言
夕飯時、清少納言の話をする空。「時代は違うけど、同じ日本人だから・・考え方とか似てる訳よ。今に通じるものの見方というか、考え方をするから、読んでいて楽しいんだ。」どうやら、暇な時には「枕草子」を読んでいるらしい。そして今度は模試の英語の話になり・・・英作文力を試される空父であったとさ。

教師を目指す人へのメッセージ  第587弾!     戦争

今日は新人戦。だから特別授業である。『今日は戦争について考えるぞーっ!ビデオを見るぞーっ』「プラトーン?」と恒志。『ばか、ランボーだよ。』と俺。「嘘だあ〜」と一将。
いきなりB29が出て来た。俺たちは戦争を知らない。戦争が終わって9年もして生まれたから・・・・でも、B29は怖かった。10歳くらいまでは空から爆音が聞こえてくると怖かった。
お母さんが死んだ。あっけなく死んでしまった。それを妹に言えない兄ちゃんの気持ちが悲しかった。まだ始まって15分しか経ってないのに、もう泣きそうだ。
蛍を見なくなって、どれくらい経ったろう。昔、田舎へ行けば何匹でもいた。農薬が蛍を殺しちゃったんだろうなあ。
防空壕は暗かった。富山の練兵場跡の防空壕で俺たちはよく遊んだ。中はヒンヤリして、黴臭くて、そして暗かった。
お母さんの着物を売るところでついに泣いた。お母さんの着物を米にかえる。大人には出来ても子どもには出来ないよなあ。サクマのドロップが懐かしかった。突然、白いハッカのドロップを思い出した。
 父さんは陸軍少尉だった。ビルマ戦線で機関銃部隊を指揮していたらしい。父さんはよく戦争の話をしてくれた。マラリヤにかかって死にそうになった話。英軍の捕虜になって、イギリス人に殺されそうになった話。爆撃された話。そういう話を聞くたびに、もうちょっとで俺は生まれてこなかったんだなあと思った。
 妹の為に、食べる為に泥棒をする兄。俺もきっと同じことをしたと思う。段々、弱っていく妹。海軍の父が死んだことを知る兄。そして・・・妹も死んでしまった。母と父と妹を失う気持ち・・・悲し過ぎる。自分の手で妹を焼く気持ち・・・痛すぎる。
 そして、そんな兄妹を残して、太平洋で戦死してしまう父。爆撃で死んでしまう母。どんな思いだったんだろう・・・。
今日は野坂昭如の「火垂るの墓」を見た。彼と妹の話なのだ。実話なのだ。そして、沢山のセツコが日本中にいたのだ。
戦争は本当にあったのだ。忘れてはいけないのだ。絶対に繰り返してはいけないのだ。
教室で鼻をすする音が聴こえる。みんな泣いたのだ。野坂昭如の言いたかったことがちゃーんと伝わったんだと思う。
*この日はきっと新人戦で・・・硬式テニス部は試合が無くて・・・1年4組の社会かなにかの自習時間にビデオだかDVDを鑑賞したのだと思います。「火垂るの墓」には本当に泣かされました。みなさんは、この頃の子ども達よりも更に「戦争」を遠くに感じる子ども達とこれから接しないといけません。「戦争」の痛み、悲しみ、苦しみ、恐怖・・・そういったものを大人が感じられなくなると、子ども達はもっと感じられなくなり、やがては戦争に対する嫌悪感のない人間が育っていきます。恐ろしいことです。若い先生にも「火垂るの墓」は必見です。

『一生懸命』幻の学級通信 第118弾! 新座市立第六中学校 1年4組  1991年10月12日 ともや  から

今日の写真1
1年生の時から大活躍してきた選手にもいつか強力なライバルが登場します。同級生のこともあれば、後輩のこともあります。素晴らしいランナーの傍には必ず素晴らしいランナーがいる。そんなことを感じさせてくれた大会でもありました。

今日の写真2・3
第一走者から第二走者に襷を繋ぐ・・・その瞬間が好きです。襷を繋ぐその瞬間の二人の笑顔が好きです。泣きそうになりながら、(りおん!行け―っ)と叫びました。体調を崩していたのに、頑張る選手達には本当に頭が下がります。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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