11月9日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第313弾!  2019年11月9日(土) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第313弾!  2019年11月9日(土) たかやん

川掃除のお知らせ
今月の川掃除は23日(土)に行います。詳しい時間は後程連絡します。集合場所は栗原一丁目公園。そこから土手を掃除して、下流の馬喰橋まで行きます。そこから、川の中と土手の二手に分かれて、栗原一丁目公園まで川を遡り掃除して、公園にゴミを一旦置いて、神宝大橋まで掃除をして・・・休憩。そこからは全員で土手を掃除して、再び栗原一丁目公園に戻ってゴミを下ろし解散です。黒目川を綺麗にすることは勿論ですが、海に流れ出るプラごみを少しでも減らし、マイクロプラスチックを減らす運動に参加しませんか。途中からの参加、途中までの参加も大歓迎です。夕方、石神集会所で反省会があります。

朝勉
今朝は時間がなかったので、ほんのちょっぴりの朝勉で終わり。たまには、そういう日があってもいいよねえ。

土曜日
いつもよりも少し早めに空を送っていった。土曜日ということで、駅立ちをしている人はいなかった。空は余裕をもって、階段を上がっていった。

熊谷
中三の息子と一緒に熊谷に向かった。五中女子が2連覇している「県大会」の応援である。厳しい戦いになると覚悟はしていたのだが・・・・

応援
昨年は3年生の担任が応援に来ていたのだが・・・今年は誰も来ていなかった(ように見えただけかも・・・)そして、五中名物の大声での応援もなく・・・一人で「みやびーっ」「りおーん」「みーっ」「ゆいーっ」「ゆかーっ!」と大声で叫んだのだった。


2年連続で優勝した五中女子だったが、今回はライバル校に完敗した。この2年間、ずっと先頭を走っているところばかりの見ていたので、走った彼女達の悔しさがどれだけのものか・・・想像するだけで、こっちが泣けてきた。
全国・関東への夢が絶たれ、選手も顧問の先生も泣いていた。夏の苦しい合宿を思い出したのかも知れない。

それでも・・・
『これからもずっと応援するからね。』僕は選手たちにそう言った。今の高3の子達からずっと五中陸上部を応援してきたのだ。そして、彼らのライバルである子ども達も・・・きっと、彼らはまた走り始めるだろう。彼女達の涙を見ていたら・・・俺も走りはじめるか・・・そんな気持ちになったのだった。

川越南
熊谷から川越に向かった。中三の息子と「高校説明会」に参加する為である。個別相談では担当の先生に、これでもかというくらい、質問をしたのだった。「何部の顧問ですか」「バドミントンです」「今日かは何ですか?」「理科です」「やっぱり・・・」「え?」「実は僕も理科だったんですよねえ」というと「そうなんですね・・・・・」とまあ、下らない質問も含めて、聞きたいことを聞きまくったのだった。

119番
川越南の校門を出たところで、横断歩道の向こうにいる女性の異常に気がついた。自転車を止めて立っているのだが・・・様子がおかしいのだ。『どうしましたか?大丈夫ですか?』と聞くと、声を震わせながら「トラックと壁の間に挟まれて・・・・」と泣き出したのだ。女性の手からは血が流れていて・・・「警察に通報したほうがいいですか」と女性。『警察の前に救急車呼びましょう!』トラックの運転手に事故の確認をして、直ぐに119番に電話をした。すると「救急車が出払っているので、救急隊が行きます」と言うので、待っていると・・・なんと赤い「消防車」がサイレンを鳴らしてやってきたので手を振って合図を送る・・・暫くして、白い救急車も登場。女性は無事に病院に運ばれたのだった。女性のママ友も来てくれて、小学校から戻って来る子ども達の心配もなくなり・・・ホッとしたのだった。





教師を目指す人へのメッセージ  第597弾!    昔と今と・・・

僕らの時代は担任が高校を回りました。3年生の担任になると、2学期の午後は高校への出張ばかりでした。高校側との「信頼関係」を築き、その高校に入りたい子ども達を何としても入れる・・・そういう努力をしてきたのです。高校側が欲しくなるような生徒を高校に送れば、次の年、その次の年の子ども達も入りやすくなるので、「性格」も「学力」も高校の要求に合うように子ども達を指導しました。
「学校推薦」という名前があっても、それは中学側の入試担当と高校側の入試担当との間に、強い「信頼関係」があって実現できることだったのです。
今は、親が高校へ行きます。そこには「信頼関係」はなく、あるのは「通知表」であり、学力テストの「偏差値」です。1回限りということになれば、機械的に切るしかないでしょう・・・・。
今、その「通知表」が大きな影響力を持つことを子ども達は知っています。通知表の成績を少しでも良くするために、授業中発言し、課題を提出し、部活を頑張り、委員会に入り、頭髪や服装に気をつけ、ボランティアをしているのです。
おかしな話だと思います。僕らはなんとか子ども達が「志望校」に入れるように努力し、子ども達も一緒に努力してきたのです。僕ら担任は、子ども達から見ると間違いなく一番の「味方」でした。
どんな悪ガキであっても、生意気な子であっても、学年の教師がその子の「敵」になることはありませんでした。「内申」という言葉で脅して「学習指導」をしたり「生徒指導」をしたりすることはなかったのです。何とかして子ども達の「評価を上げる」ことに僕らは必死でした。だって、僕らは子ども達の為に生きていたのですから・・・中学生は自分の思い通りになんか生きてはくれない。そりゃあ、そうです。中学生なんですから・・・・。
僕らは高校との「信頼関係」の前に、子ども達との「信頼関係」を大切にしてきました。今の先生と教師を目指すあなたがたには、どの子ども達ともそういう「信頼関係」を築けるような生き方をして欲しいと思います。
 
今日の写真1・2・3
県駅伝大会のスタートです。ずっと見ていると、この集団の中でも五中の選手を遠くからでも見つけることができます。祈るような気持ちでカメラを向け・・・そして、競技場の外に向かいました。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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