12月10日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第344弾!  2019年12月10日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第344弾!  2019年12月10日(火)  たかやん

たかやんの応援団の皆様へ
いつも応援ありがとうございます。たかやんの応援団では、来年2020年2月9日(日)告示、2月16日(日)投票の市議会議員選挙で9日(日)の朝、ポスターを張ってくれる方、9日(日)〜15日(土)の間、選挙カーを運転してくれる方、ウグイス(カラス)、電話かけなど選挙をお手伝いしてくれる方を募集しています。また、お知り合いの方を紹介して頂ける方も大歓迎です。連絡をお待ちしています。
たかやんの応援団団長、一瀬猛彦(五中1期生)090−6497−5737(たかやん)

4時
空は昨夜2時過ぎまで勉強していた。空父は何故か4時に起きてしまい、そのまま朝勉に突入。2時間半頑張ってみたのだったが、完全におじいちゃんコース一直線である。
人間、何もないのに4時に起きるようになったら、人生は終わりに近い。終わりが近いから、勿体なくて寝られないのだろう。死んでしまったら、ずっと眠れるのだから・・・。

7時過ぎ
空を東久留米に送る。寝不足が心配である。空父は高1の時代、テニステニスで「寝不足」だったが、空は勉強勉強で寝不足。誰のDNAなんだろうねえ・・・。偉いなあと思う訳で・・。

市役所
朝ごはんを食べ、直ぐに市役所に向かう。9時には到着。野中さんと一緒に階段を昇って・・・控室でtraining。暫くすると和平と俊さんも登場して・・・今日も「選挙の話」で大いに盛り上がったのだった。

大激戦
定数26のうち、現職は22名。その内の4人が引退を表明しているので、次の選挙は現職18名対新人候補の戦いという構図になりそうである。新人からすると、現職が全員当選したとしても、8名は当選できる訳で・・・大チャンスなことは間違いないが、現職にとっても大変な選挙になるだろう。他市でも現職が大量に落選している時代である。俺も「たかやんの応援団」をガッカリさせないように、やれることはしっかりとやらないといけない訳で・・・「議会報告」は勿論、「駅立ち」「ポスティング」「名簿づくり」やれることはしっかりとやらないとね。

11時45分
市長が答弁している。「市民の生命、財産を守ることが一番」と市長。質問をしているのは1期先輩の森田さん。森田さんの質問が終わったのは11時50分。今日の議会はこれで終わってしまった・・・・。
その後、議員会があり、政務活動費の説明があり・・・・俊さんと一緒に昼ご飯を食べて、ロジャースに行って・・・家に戻ったのだった。

二者面談
夕方は二者面談。受験生は勿論、受験生の親も「不安」でしょうがないのだ。特に長男、長女の親はドキドキである。僕は教師時代の21年間のうち、9年間は3年の担任だったし、残りの12年間も我が家には必ず受験生は居た訳で・・・塾をはじめてからはずっと受験生と一緒に戦ってきたので、もうかれこれ、43年・・・・受験生と一緒にハラハラドキドキしている訳で・・・受験生の親の気持ちが痛いように分かるのである。受験まで残り時間は少ないので、これからの最善の勉強方法、色々なパターンをお母さんに伝えたのだった。そう、受験には親の協力も必要なのである。


夜は塾。19時からは中三の息子との個別塾。数学の「超難問」に手古摺りながら、3教科の質問に答え、そして、これからの勉強法をアドバイスして・・・息子は笑顔で帰って行った。
後半は3年の娘達と1年の息子達との集団塾。寝不足の息子は「家では目がぱっちりなんだけど、ここに来ると眠気が・・・・」と、不思議なことを言う。ご飯を食べた後だから、眠くなるのだろうが・・・後半の40分は全員で英語の授業。英語は繰り返しが大切だということを再確認したのだった。

夜塾
「ねえ、in which とwhere, at which とwhenってどう使い分けるの?」と空。珍しく、英語の質問をしてきた。『どっちも使えるけど、whereとwhenは先行詞がなくても使えるんじゃない。』質問をしたついでに、リビングで英語の勉強をする空。空の隣でGrammarの教科書を見ると、なかなか難しい内容な訳で・・・その教科書にびっしりと赤のアンダーラインが引いてあって感心したのだった。空父は英語のGrammarが大嫌いで、高1の時のGrammarの評価が「1」だったことを思い出した。高校時代、英語は全く勉強しなかった訳で・・・
「これで物理が終われば寝られる」と空が呟いた時、時計の針は0時を遥かに過ぎていた。いつ起こされてもいいように、電気をつけたまま布団に入るとしよう。

教師を目指す人へのメッセージ  第627弾!   1の重み

中学時代の通知表に1はありませんでした。中一まで勉強はできませんでしたが、それでも「1」を付けられたことはなかったのです。中二から勉強が出来るようになりましたので、勿論「1」も「2」も見たことはなかった訳です。
しかし、高校に入って状況は一変します。英語のGrammarで「1」を貰ったのです。高1の僕はまだまだ幼く、高校の評価が大学入試に影響が出るとは思わなかったのです。英語の
Grammarの先生の発音が、中学校時代の先生の発音と比べて、余りにも酷い・・という下らない理由で、僕はGrammarの勉強を全くしなくなりました。want to をwannaと書いて、×をくらったことに頭にきたこともあります。確かに書き言葉としてはいかんかも知れないが、×はねえだろう!そう思いました。英語が大好きだった少年は、自分の英語を否定され、やる気を失ったのです。 そして、やる気を失った少年はGrammarのテストを白紙で出すことに・・・。高校入試は勿論、大学入試も英語は満点だったのですが、高校時代のGrammarの評価は「1」だったのは、そういう理由があったのです。白紙だから「1」は覚悟していましたが、それでも真っ赤な「1」がついてきた時はショックでした。「1」という評価は「お前は英語を喋るな」「お前は英語を書くな」「お前は英語を読むな」そう言われているような気がしました。授業態度が悪く(ずっと寝てた)、テストが白紙では先生も「1」をつけるしかなかったと思います。そのことはずっと気になっていて、『あの時はすいませんでした。』と、卒業してから英語の佐藤先生に謝りました。「高邑は英語ができると思っていたので、どうしたのかと心配だったよ」と言われ、本当に申し訳ないことをしたと思いました。
 さて、問題は中学校の評価での「1」です。テストが10点いかないから「1」。学校に来てないから「1」。課題を出してないから「1」。授業態度が悪いから「1」。
1を付ける理由は色々あるでしょうが、高校入試で「1」があることのハンデを知っていて、軽く「1」を付けることはあってはならないと思うのです。1年生で「1」を付けられた子には2年、3年でどんなに頑張っても、高校入試の事前相談では「1」がついていることで、「確約」は取り消されます。単願だろうが併願だろうが、「1があったら確約はできない!」という高校は山ほどあります。それを知ったうえで、平気で「1」を付けていたとしたら、それは教師としてはアウトです。
嘗ての「相対評価」では、泣く泣く「1」を付けなければなりませんでした。授業をちゃんと毎回受けていても、課題を全部出していても、テストの点数で並べた時に下から数%の子達には「1」を付けざるを得なかったのです。それが相対評価の怖いところです。
 今は絶対評価の時代です。絶対に「1」を付けなくてはいけない時代ではないのです。目の前に「不登校」の子がいたとします。その子が不登校になったのは「部活動の顧問の暴言」だったり「体罰」だったりした時、それが理由で、顧問に会うのが怖くて学校に行けなかった時に・・・それが怖くて、授業を受けられず、それが怖くて、テストも受けられなかった子に、「学校にこなかった」「授業にでなかった」「課題を出さなかった」「テストを受けなかった」という理由で「1」を付けてしまったら、それはもう「教育」ではないでしょう。仮にその子が「高校進学」を望んでなかったとしても、子ども達はいつ「やる気」になるか分からないのです。2年生になって頑張るかも知れないし、3年生になったら学校に来られるようになるかも知れない。そして、今度こそ「高校で青春を取り戻したい」・・・そう思う子は多い筈です・・・それを応援するのが「教育」です。子ども達の「夢」を奪うのが教育ではありません。子ども達の可能性が少しでもあったら、それを「応援」するのが「教育」だし、「教師」という仕事なのです。
「テストの評価」が仮に0点であっても、「授業態度」や「課題の提出」そして「出席していること」で評価を「1」にならないようにするのなら分かります。でも、その逆であってはならないのです。周りがそう評価していても、あなたが仮に孤立したとしても、子ども達の側に立つ本物の「教師」であって欲しいと思います。
音楽で「1」を付けられた子は「お前は歌うな」そう言われた気がするのです。美術で「1」を付けられた子は「お前は絵を描くな」そう言われた気がするのです。「1」を付ける前に、その子に「1」を付けない努力をしましょう。そう、努力をするのは子どもではなく「教師」の方です。「1」がつかないように「補習」をするのもいいでしょう。「1」をつけないように「出張授業」をするのもありです。テストを受けられない子には「レポートでもいいよ」というのもありです。どうか、子ども達の未来の為に「1」をつけない努力ができる本物の「先生」になってください。お願いします。

今日の写真1・2・3
腕立てと腹筋だけでは飽きるので、こうやってゴムバンドを使ってのストレッチ、筋トレもやります。ちょっとした道具があるだけで楽しくやれるのは人生と同じですね。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・


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