2月13日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第44弾  2019年2月13日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第44弾  2019年2月13日(水)  たかやん

免許証
コンビニの前で免許証を落としってしまった。直ぐに気がついて、取りに戻ったのだが・・・免許証入れだけが無くなっていた。色々なカードや保険証と一緒に・・・・途方に暮れて、「夢じゃないよな」「夢であってくれ」そう叫んでいる自分がいた。「夢」ではないことを確認し、俺の免許証を盗んだ奴を探そうと、防犯カメラを見ていると・・・・小学生達が集団登校してきて・・・そこに、車が突っ込んで来て・・・咄嗟に子ども達を庇っていた自分がいて・・・ドカーン!!という音がして・・・目が覚めると、我が家だった。小学生達は助かり、カードや免許証も助かり・・・ちょっとホッとしたのだった。

朝勉369
どうも数学も英語もやる気にならず・・・経済のお勉強をしたのだった。

トレーニング178
今日もランニングはせず、スクワットとチューブだけ。血圧が高くなり、血糖値だけでなく、血圧もちょっと心配になってきた。

桜田大臣
五輪担当大臣の発言が問題になっている。あの大臣は「国語力」がないのである。あの発言の流れのなかで「残念」と言えばいいたいところで「がっかり」と言ってしまったのだろう。「五輪憲章」を読んでないとか、もうアホ臭くて聞いていられないが、彼がいることで「自民党」の評価が実力通りに下がっていくのであれば、彼には大臣を続けて貰いたい。安倍内閣に「信頼」できる大臣は一人もいない・・・国民がそう思うことで、この馬鹿臭い政治を変えるきっかけに、なるかも知れない。頑張れ、桜田大臣!!
池江さんの言葉の素晴らしさと比べて、あなたの言葉は余りにも軽い。自民党の大臣として、実にふさわしい。思考停止状態の自民党代表そのものである。

虐待
自分の子どもを虐待する親は、自分が小さい頃に「虐待されていた」可能性が高いと思う。そして、大人になっても「自信がなく」、「孤独」で、社会で認められてなくて・・・子どもが何か気に入らないことをした時に「暴力」しか手段を知らないで親になると、子どもの為という言い訳をして「しつけ」と称して「虐待」をするのではないだろうか・・・
それは「虐め」にも通じている。誰かを攻撃する人間は「自信がなくて」誰かを攻撃していないと、自分の心が安定しないのだろう。可哀そうに、そうやって人相が悪くなっていくのである。

母さん
今日も亮と母さんのところへ行った。眠っていた母さんに「おかあさん!」と呼びかけると、笑顔になって手を出してきた。そして、亮が「ばあちゃん!」と呼びかけると、凄く嬉しそうに笑って・・・そして、直ぐに眠りに落ちたのだった。
それから、看護師さんが来て、血圧を測ったり、熱を測ったりしてくれて・・・点滴の内容を説明してくれて・・・看護師さんの話の内容がとっても温かくて、凄く安心したのだった。それでも、母さんが危険な状態であることには変わりがない訳で・・・。94歳まで頑張ったのだから、苦しまないで、眠るように逝ってくれるのなら・・・悲しいけど、しょうがないのかな・・・そんなことを考えている自分がいた。去年の危篤状態から1年以上頑張った母さん。手も足も細くなって・・・・自分の口で食べられなくなって・・・点滴。
 看護師さんに、「小学生の頃は足立区で一番足が速かったんですよ」「57歳でママさんバレーの全国大会に出たんですよ」「小学校しか出てないんですけど、成績は学年で1番だったんですよ」と言うと、「凄いですね、高邑さん」と優しく母さんの手を撫でてくれた。でも、母さんには聞こえなかったんだろうなあ・・・。

写真
母さんの笑顔の写真を探さなければいけない。急だと探せないから、母さんは僕に時間をくれているような気がするのだ。「朋矢、元気な頃の笑顔の写真お願いね」「雪と亮と空をお願いね」「ひとみさんにありがとうって伝えてね」母さんの声が聞こえる。もう一度、母さんの声が聞きたい。もう一度、母さんに「ありがとう」「僕を産んでくれてありがとう」って伝えたい。そして、もう一度「おかさん」「おかあちゃん」って呼びたい。もう直ぐ、かあさんがいなくなる。僕の手を包んでくれる、あの母さんの手がなくなる。僕にお母さんがいなくなる。まずい・・涙が止まらなくなってきた・・・


7時からは塾。何があっても、子ども達との時間は大切にしないと・・・それが僕の仕事である。小学生達と理科、数学、英語に燃え、中学生と23時まで数学に燃えてしまったのだった。母さんのことも、自分の子ども達のことも忘れられる時間だった。

確定申告
22時過ぎに六中の緑ジャージの晃史が来てくれた。2018年度の確定申告の資料を取りに来てくれたのである。僕はただ、毎月の領収書をまとめて、色々な資料をまとめて・・・晃史に渡すだけである。僕が中学生と一緒に数学をしている間、晃史は僕の資料を整理して、持って行ってくれたのだった。ありがとう、晃史。


教師目指す人へのメッセージ    第332弾!   過去問

 小学校の先生は中学入試の過去問を、中学校の先生は高校入試の過去問に挑戦してみてください。自分の子ども達がどんな問題に挑戦しているのか、何も知らないで教師をしていてはいけません。学校の先生が「進学塾の講師」に負けていい訳がないのです。
 そりゃあ、最初は勝てないかも知れません。相手は「受験のプロ」ですから。学校の授業で精一杯というのも分かります。でも、受験生もあなた方の児童・生徒なのです。受験は「塾の先生」に任せればいいものではありません。最低でも「公立高校」の入試の過去問は出来るようにしてください。
そして、出来ることなら「難関中学」「難関高校」の過去問にも挑戦してみてください。
 若いあなた方なら、受験から時間が経ってない訳ですから、僕らの世代よりも「過去問」には強い筈です。それを続けて行けば、どんな「過去問」にも対応できるというものです。そのことがあなた方に力をつけ、普段の授業の幅を広げることに繋がるのです。
 高校入試のレベルを体感すれば、どれくらいのスピードで授業を進めていかなければならないか、分かると思います。教科書が3年の12月に終わるようなスピードでいいのか。学習指導要領に決められたスピードでやっていて本当にいいのかどうか。自分の頭で考えることが大事です。中学校3年生の夏休み前には3年間の教科書が終わっていれば・・・高校受験に強い子ども達ができます。そういう工夫がこれからの公立中学校にも求められるのではないでしょうか。授業はゆっくりやればいい訳ではありません。はやく進めて、繰り返すのが理想です。3年間、持ち上がれないとできない話ですが、是非、考えて見てください。文科省の官僚達は現場を知らないのです。机の上でしかものを考えられない官僚達に現場は負けてはいけません。大事なのは子ども達です。スピード感のある授業をして、それを繰り返すことで「海馬」を刺激する。そういう授業をしてください。
 
今日の写真1
ばあちゃん子の亮です。ずっと母さんの手を握っていました。昨夜は眠れなかったそうです。母さんは亮の声を聞いて、最初だけ目を覚ましましたが、後はずっと眠っていました。別れの日は遠くありません。悲しいけれど、それに耐えて生き抜くのが息子の使命です。94歳まで生きてくれたのです。65年間も僕の母さんをやっていてくれたのです。本当にお疲れ様でした。お母さん、本当にありがとう・・・。写真、探すから、もう少し頑張ってね。点滴だけじゃあ、お腹すくだろうに・・・ごめんね、そんな思いさせて。でも、もう少しだけ、僕のお母さんでいてください。僕の子ども達の「おばあちゃん」でいてください。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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